クズルウルマク川
流域地図
延長1,350 km
水源東部アナトリア高地
クズルウルマク川(クズルウルマクがわ、クズル川 - トルコ語: K?z?l?rmak Nehri、マラシャンタ - ヒッタイト語: Mara??antiya、ハリュス川 - 古代ギリシア語: ?λυ? / Halys)はトルコを流れる川。トルコに水源と河口の両方がある川としては最長である。クズルは「赤」を、ウルマクは「川」を意味するつまり「赤い川」という意味となる。水力発電に使われている。水深が浅いので船舶の航行には適さない。 クズル川は東部アナトリア高原
地理
河口の三角州にはヨシ原、季節的に浸水する森林、砂丘や砂浜が広がり、1998年にラムサール条約登録地となった[1]。
歴史紀元前600年頃のメディア王国
ヒッタイトはこの川をマラシャンタ(ヒッタイト語: Mara??antiya)と呼んだ。アナトリア半島西部のリディアと、東の大国メディア王国の国境がこのあたりであり、紀元前585年にメディア王国がリディアに攻め込む戦争があったが、偶然起こった日食に不吉を感じて両国は和平し、この川が国境と定められた(日食の戦い)[2]。
紀元前547年、メディアに取って代わったアケメネス朝の君主キュロス2世がリディアに攻め込んで属国とし、国境としての意味は失われた。
自然
生き物
ウナギ科
ヨーロッパウナギ Anguilla anguilla
トウゴロウイワシ科(英語版)
Atherina boyeri
タニノボリ科
Oxynoemacheilus eregliensis 固有種
Oxynoemacheilus kosswigi
Oxynoemacheilus banarescui
コイ科
Alburnoides bipunctatus
Alburnus chalcoides
Barbus tauricus
Capoeta sieboldii
Chondrostoma angorense
コイ Cyprinus carpio
チャブ Squalius cephalus
テンチ Tinca tinca
ハゼ科
モンキーゴビー Neogobius fluviatilis
ラウンドゴビー Neogobius melanostomus
ペルカ科(パーチ科)
ヨーロピアンパーチ Perca fluviatilis
パイクパーチ Sander lucioperca
カダヤシ科(カダヤシ)
トウヨウカダヤシ Gambusia holbrooki
サケ科
黒海鮭 Salmo trutta labrax
ニジマス Oncorhynchus mykiss
ナマズ科