クジラ料理を伝える会
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クジラ料理を伝える会(くじらりょうりをつたえるかい)は、日本におけるクジラにまつわる食文化伝統を伝え広めようと、日本国内のクジラ料理を扱う飲食店が加盟してできた団体
概要

古くから日本各地には、オバケ(尾びれ)からサエズリ(舌)など体のあらゆる部分を使ったクジラ料理が生まれ、調理法をふくめた鯨の食文化が長いあいだにわたって伝えられてきた。「クジラ料理を伝える会」は、このような食文化を、誇るべき日本の文化として継承・普及するため結成された。小泉武夫も会長を務めた。

2010年3月時点の会長は大阪のハリハリ鍋の発祥の徳家の創業者である大西睦子だった。1991年開催のアイスランドでのIWC年次会議の会場となった「ホテル・サガ」[注釈 1]では、大西みずから参加者に鯨肉料理を振舞った[1]。現地アイスランドの捕鯨業者提供の冷凍ナガスクジラ12kgを元に、「尾の身」と赤身の刺し身、竜田揚げ、ステーキ、鯨肉入りうどんなどを作り、レイ・ギャンベル(Ray Gambell)IWC事務局長および、ノルウェーデンマークセントビンセントアイスランドのIWC代表委員や記者44人が参加し好評を得た[2]
注釈^ 「Radisson Blu Saga Hotel」 Hagatorg, Reykjavik 107, Iceland

関連項目

鯨肉

捕鯨文化

水産庁

日本鯨類研究所

外部リンク

「クジラ料理を伝える会」加盟店(鯨ポータルサイト)
^ 「ひと」大西睦子さん=IWC総会に参加、鯨肉試食会を開く、大阪千日前で料亭経営 1991年06月09日 毎日新聞 大阪朝刊 3頁 3面 写図有 (全630字)
^ IWC総会のレイキャビクで、鯨肉試食パーティー??大阪の料理店経営者 毎日新聞 1991年06月02日 東京朝刊 26頁 社会 (全464字)


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