クオールホールディングス株式会社
Qol Holdings Co., Ltd.種類株式会社
機関設計監査等委員会設置会社[1]
市場情報東証プライム 3034
クオールホールディングス株式会社は調剤薬局の運営および医薬品の販売を行うクオール株式会社を前身としたホールディングカンパニー[4]。2018年10月に持株体制に移行し、クオール株式会社からクオールホールディングス株式会社へ商号を変更した[8]。これに伴い調剤薬局運営事業を行っていた部門を分割し、クオール株式会社として立ち上げている[8]。 1992年創業。調剤薬局事業を中心として会社経営しており、医薬分業を契機として医療機関とのマンツーマン出店を基本とした「クオール薬局」を全国各地に展開している[4] [9]。調剤薬局事業の売り上げとしては2018年時点でアインホールディングス、日本調剤に次ぐ第三位[10]。エリア出店戦略を加速させつつ、コンビニエンスストアの利便性と薬局の専門性の融合を目的として2008年にはローソンと業務提携を行い、調剤薬局事業の新しい形を模索している[11]。また、ローソンと業務提携していることを活用し、一部の店舗を病院内の売店としてローソンの屋号で運営している。当社は調剤薬局業が本業であるため、路面店で展開しているローソン(多くがナチュラルローソン)では調剤薬局併設店として営業しているが、病院内店舗のローソンは病院内に所在する店舗という特性上、路面展開している店舗と違って調剤業や市販薬の販売は行なえない。そのため、調剤および市販薬の販売に代わる事業として、医療用品の取り扱いを充実させた病院内店舗ならではの品揃えに注力している[注 1]。 また、アポプラスステーション株式会社を子会社化したことによりBPO事業も展開しており、製薬企業や医療関係者に対して薬剤師、看護士、管理栄養士、医療品販売員の派遣紹介事業を行っている[4]。
概要