本項は、クエーサーの一覧(list of quasars)である。
クエーサーの正式な名前は、B1950.0を用いたQxxxx±yyかJ2000.0を用いたQSO Jxxxx±yyyyという形の、天体カタログの登録番号である。接頭辞としてはQSRが用いられることもある。現在、裸眼で見えるクエーサーはない。 クエーサー備考 以下は、カタログの記号による名前ではない一般名を持つクエーサーの一覧である。 クエーサー名前の起源備考 以下は、重力レンズ効果の結果として、地球から複数の像が見えるクエーサーの一覧である。 クエーサー像の数レンズ備考 像の分離は3番目に大きい(6 ″)[2]
クエーサーの一覧
ツインクエーサー恐らく惑星による重力レンズ効果によって、クエーサーの像が二重に見える。
QSR J1819+3845
CTA-1021965年、ソビエト連邦の天文学者ニコライ・カルダシェフは、このクエーサーは異星人文明からの暗号化されたメッセージを送っていると宣言した[1]。
CID-42超大質量ブラックホールが放出されつつあり、いつかクエーサーになると考えられている。
命名されたクエーサーの一覧
ツインクエーサー重力レンズ効果により、同じクエーサーが2つの像が見えることから
アインシュタインの十字架クエーサーの重力レンズ効果により、重力レンズの概念である「アインシュタインの十字架」のほぼ完全な形が見えることから
トリプルクエーサー
四つ葉のクローバークエーサー四つ葉のクローバーに似た形に見えることから。重力レンズ効果によって、ほぼ同じ形の4つの像が見える。
複数の像を持つクエーサーの一覧
ツインクエーサー2YGKOW G1最初に発見された重力レンズ天体
2QZ J1435+0008
トリプルクエーサー
以下は、二重クエーサー、三重クエーサーの一覧である。複数のクエーサーが近い視線上にあるが、物理的には関連していない。
クエーサー数備考
QSO 1548+115
以下は、連星クエーサーの一覧である。クエーサーは、互いに物理的な作用を及ぼしあっている。
クエーサー数備考
LBQS 1429-008 (QQQ 1432-0106
大クエーサー群 (LQG)は、銀河フィラメントと結びついており、互いには直接結びついていない。
LQG数備考
ウェブスター大クエーサー群
(LQG 1)5大クエーサー群として初めて発見された。発見当時は、最も巨大な宇宙の大規模構造であった[11][12]。
U1.27(Huge-LQG)732013年時点で、観測可能な宇宙で最大の構造[13][14]