この項目では、ニューヨーク市の行政区について説明しています。他の用法については「クイーンズ (曖昧さ回避)」をご覧ください。
「クイーンズ郡」はこの項目へ転送されています。プリンスエドワードアイランド州のクイーンズ郡については「クイーンズ郡 (プリンスエドワードアイランド州)」をご覧ください。
ニューヨーク市クイーンズ区
ニューヨーク州クイーンズ郡
ニューヨーク市の行政区
クイーンズ郡
クイーンズのモンタージュ。左上から時計回りに:ユニスフィア、ロッカウェイ・パーク・ビーチ
旗
印章
ニューヨーク市内でのクイーンズの位置(赤枠)
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯40度45分 西経73度52分 / 北緯40.750度 西経73.867度 / 40.750; -73.867座標: 北緯40度45分 西経73度52分 / 北緯40.750度 西経73.867度 / 40.750; -73.867
国 アメリカ
州 ニューヨーク州
郡クイーンズ
市ニューヨーク市
設立1683年
政府
? 種別行政区 (ニューヨーク市)
? 区長en:Melinda Katz(民主党)
? クイーンズ区
? 地区検事Richard Brown
? クイーンズ郡
面積
? 合計460 km2
? 陸地280 km2
? 水域200 km2 39%
人口(2020年)[1]
? 合計2,405,464人
ZIPコード上3桁110--, 111--, 113--, 114--, 116--
市外局番718, 347, 917
ウェブサイト ⇒Official Website of the Queens Borough President
クイーンズ区(クイーンズく、Queens、英語発音: [kwi?nz])は、ニューヨーク市に置かれた行政上の5つの区の一つ。ニューヨーク州のクイーンズ郡 (Queens County) の郡域もクイーンズ区と同じである。
ニューヨーク市内で最も東に位置しており、ブルックリン区とともにロングアイランドの西部を形成している、南はブルックリン区、東はナッソー郡と接しており、イースト川を挟んで西はマンハッタン区、北はブロンクス区と隣接している。
クイーンズ郡はアメリカで最も多様な人々が住む郡であり、世界で最も民族的多様性に富む都市地域である[2][3]。 クイーンズ区はニューヨーク市内で面積が最大の行政区である。人口は約240万人(2020年)で、5区のうちでブルックリン区に次いで2番目に多い。ニューヨーク市の区をそれぞれ独立した市とすると、クイーンズ区はアメリカでロサンジェルス、シカゴ、ブルックリンに次いで4番目に人口が多い市となる(ニューヨーク市以外は市よりも郡の方が大きい)。人口密度はアメリカ合衆国の郡の中でニューヨーク郡(マンハッタン区)、キングス郡(ブルックリン区)、ブロンクス郡(ブロンクス区)に次いで4番目である(アメリカ上位4つは全てニューヨーク市の郡)[4]。民族的多様性に富んでいることが特徴で、居住者の48%は移民であり、近いうちに、外国で生まれた人々が多数派を占めるようになると見られている[5]。 クイーンズへのヨーロッパ人の入植は、ニューネーデルランドの一部としてオランダ人により1635年より始まった。クイーンズは、ニューヨークに置かれた最初の12郡の1つであり、1683年にイギリス国王であるチャールズ2世の后、キャサリン・オブ・ブラガンザ王妃にちなんで「クイーン」という名で誕生した[6][7]。1898年にニューヨーク市の一部として合併された(シティ・オブ・グレーター・ニューヨーク参照)。1683年から1899年まで、クイーンズ郡には現在のナッソー郡も含まれていた。 クイーンズは、マンハッタンやブルックリンと比べると垢抜けない地域であると見なされることが多いが、21世紀に入りマンハッタンに近いエリアから高級化が進んでいる。ニューヨーク市地下鉄が届いていないクイーンズ東部地区は、隣接するナッソー郡のような郊外の風景や雰囲気である。しかしながら、クイーンズ西部/中部地区は、都会的地区が多く、ビジネス街となっている場所もある。クイーンズ区最西端にある沿岸地区のロング・アイランド・シティには、シティーコープ・ビルが建っており、これはマンハッタン区を除けば、ニューヨーク市で最も高いビルである。この地区は21世紀に入り、高層マンションの建設ラッシュが続いている。このため、クイーンズの建築郡は近代的高層ビルから100年以上前の長屋建築まで多様性に富んでいる[8][9]。 1939年ニューヨーク万国博覧会と1964年ニューヨーク万国博覧会の二度の万博が行われたフラッシング・メドウズ・コロナ・パークもクイーンズにある。なお、ここにはテニスの4大大会の1つである全米オープンが開催されるUSTAナショナル・テニス・センターや、MLBのニューヨーク・メッツの本拠地であるシティ・フィールドがある。また、娯楽施設としてアケダクト競馬場がある。教育施設としては、クイーンズ図書館
概要