クイーンズボロブリッジ
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .hatnote{margin:0.5em 0;padding:3px 2em;background-color:transparent;border-bottom:1px solid #a2a9b1;font-size:90%}

ブリティッシュ・コロンビア州、ニュー・ウェストミンスターの橋については「クイーンズボロー橋」をご覧ください。
.mw-parser-output .stack{box-sizing:border-box}.mw-parser-output .stack>div{margin:1px;overflow:hidden}@media all and (min-width:720px){.mw-parser-output .stack-clear-left{float:left;clear:left}.mw-parser-output .stack-clear-right{float:right;clear:right}.mw-parser-output .stack-left{float:left}.mw-parser-output .stack-right{float:right}.mw-parser-output .stack-margin-clear-left{float:left;clear:left;margin-right:1em}.mw-parser-output .stack-margin-clear-right{float:right;clear:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .stack-margin-left{float:left;margin-right:1em}.mw-parser-output .stack-margin-right{float:right;margin-left:1em}}

クイーンズボロ橋
2012年
基本情報
アメリカ合衆国
所在地ニューヨーク市 (マンハッタン - クイーンズ)
交差物件イースト川
用途道路橋
路線名 NY 25
管理者ニューヨーク市交通局(NYCDOT)
開通1909年3月30日
座標.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯40度45分25秒 西経73度57分16秒 / 北緯40.75694度 西経73.95444度 / 40.75694; -73.95444座標: 北緯40度45分25秒 西経73度57分16秒 / 北緯40.75694度 西経73.95444度 / 40.75694; -73.95444
構造諸元
形式2層片持ち梁橋
全長1,135 m
幅30 m
桁下高40 m
最大支間長360 m (西支間)
300 m (東支間)
192 m (中央支間)
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
テンプレートを表示


クイーンズボロ橋
アメリカ合衆国国家歴史登録財

.mw-parser-output .locmap .od{position:absolute}.mw-parser-output .locmap .id{position:absolute;line-height:0}.mw-parser-output .locmap .l0{font-size:0;position:absolute}.mw-parser-output .locmap .pv{line-height:110%;position:absolute;text-align:center}.mw-parser-output .locmap .pl{line-height:110%;position:absolute;top:-0.75em;text-align:right}.mw-parser-output .locmap .pr{line-height:110%;position:absolute;top:-0.75em;text-align:left}.mw-parser-output .locmap .pv>div{display:inline;padding:1px}.mw-parser-output .locmap .pl>div{display:inline;padding:1px;float:right}.mw-parser-output .locmap .pr>div{display:inline;padding:1px;float:left}
所在地ニューヨーク市ニューヨーク郡59丁目
座標北緯40度45分25秒 西経73度57分17秒 / 北緯40.7569度 西経73.9547度 / 40.7569; -73.9547
建設1909年
建築様式他、下路片持ち梁トラス
NRHP登録番号78001879[1]
NRHP指定日1978年12月20日
クイーンズ橋をマンハッタンからクイーンズへ見る建造中の橋の上層、1907年頃100周年ブリッジマーケットルーズベルト島から見た夜の橋

クイーンズボロ橋(英語: Queensboro Bridge)は、1909年に完成した、ニューヨーク市イースト川に架かる片持ち梁橋である。正式名称はエド・コッチ・クイーンズボロ橋(Ed Koch Queensboro Bridge)。橋のマンハッタン側が59丁目と60丁目の間に位置するため、59丁目橋(59th Street Bridge) とも呼ばれている。

橋は、クイーンズ区のロングアイランド・シティ地区から、ルーズベルト島を通ってマンハッタンと結んでいる。橋はニューヨーク州道25号線となっており、州道であるのは橋の西から4つ目のスパンまでである(ニューヨーク州道25号線は、橋が西端となっており、以前はNY 24とNY 25Aが走っていた)。橋の北側には、横に独立したルーズベルト島トラムウェイが走っている。2008年の日平均交通量は176,306台[2]

2010年12月、市は、橋がクイーンズボロ橋から、前市長エド・コッチに敬意を示して、エド・コッチ・クイーンズボロ橋に改名することを発表した[3]。改名の決定は、クイーンズの住民や財界人には喜ばれず、多くの地元住民が古い名称を使って橋を呼んでいる[4][5]
歴史1908年頃の橋

マンハッタンにロングアイランド・シティを繋ぐ橋の重要な計画は、1838年から始まり、1867年には、民間企業による投資が初めて試みられた[要出典]。この努力は結実することはなく、この会社は1890年代に破産した[要出典]。成功した計画は、市の新しい橋部のもと、1903年から始まり、ウィリアムズバーグ橋を設計したレファート・L・ブックとヘンリー・ホルンボステルが協力して、1902年に橋委員会の新しい地位に就いたグスタヴ・リンデンタールが指揮した。

建設はすぐに開始されたが、暴風の中、労働不足により不完全だったスパンが崩壊(ダイナマイトで爆破することが試みられた)し、橋が完成するまでには1909年までかかった。橋が一般に開業したのは、1909年3月30日であり[6]、約1800万$と50人のコストがかかった。セレモニーが行われたグランド・オープンは、1909年6月12日に行われた[7]。橋は、初期のルーズベルト・アイランドという名称より、ブラックウィルズ・アイランド橋として知られていた[8]。1930年から1955年にかけて、現在はルーズベルト島として知られるウェルフェア島に、自動車や歩行者を輸送する乗り物エレベーターがあった。これは、1970年に取り壊された[9]

クイーンズボロ橋は、ダブル片持ち梁橋で、ルーズベルト島の両側の海峡を越える、2つの片持ち梁スパンを持っている。橋はスパンをつり下げてはおらず、各側からの片持ち梁は、スパンの中間点まで達する[10]。下記は、5つのスパンと出入り口の長さを示している。

マンハッタンへのルーズベルト島スパン(片持ち梁):360m

ルーズベルト島スパン:190m

ルーズベルト島へのクイーンズ・スパン(片持ち梁):300m

サイド・スパン:143 - 140m

出入り口全体:1,135m

出入り口を含む全体:2,270m

1917年、ケベック橋ができるまで、マンハッタンとルーズベルト島の間にあったスパンは、北アメリカで最長の片持ち梁スパンであった[11]

橋は、2層になっている。最初は、上層は歩行者を収容して、2本の高架鉄道の線路(クイーンズボロ・プラザ高架駅への2番街高架線と接続した)があり、下層は4車線の自動車道、現在の「アウター・ロードウェイ」、歩行者用のトロリーレーン2車線があった。トロリーは橋の途中で停車し、クイーンズとマンハッタンの乗客を繋いでおり、ルーズベルト島へエレベーターまたは階段で下りることができた[12]。橋で運営されたトロリーは、1957年4月7日まで運行していた[13]。鉄道は、2番街高架線と同様に、1930年代後半から1940年代前半にかけて撤去された。トロリー・レーンと橋の中間駅(階段)も、1950年代に撤去され、橋の自動車用の車線の11車線となった。

料金は、自動車が橋を通過する場合には、課されていない。
現在

橋は数年間、老朽化していたが、1987年からエド・コッチ・クイーンズボロ橋の修復が始まり、3億$以上のコストをかけて、未だ進行中である。

橋の上層には、自動車用の4車線があり、橋の片持ち梁トラス構造やニューヨークのスカイラインの素晴らしい眺めを見ることができる。下層には、自動車用の4車線を含む乗り物用の5車線と南側の自動車用のアウター・レーンがある。北側アウター・ロードウェイは、2000年9月に永久の歩行者/自転車道として変換された[14]

橋へのマンハッタン入口は、現在は、橋の下のフード・エンポリウム・ブリッジ・マーケット及びレストラン・グアスタビーノスの上品な天井となっているグアスタビーノ・タイルで支えられている。もとは、このオープンエアの散歩道はブリッジマーケットとして知られており、ホルンボステルの橋を市に快く受け入れてもらうための試みの1つでもあった[15]


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:37 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef