クイズ!紳助くん
Quiz Shinsukekun
ジャンルバラエティ番組 / クイズ番組
出演者島田紳助
堀友理子(ABCアナウンサー)
円広志
板東英二
長原成樹
ロザン(菅広文・宇治原史規)
麒麟(川島明・田村裕) ほか
製作
プロデューサー山口正樹(ABC)
中山一郎(吉本興業)
放送
放送局朝日放送
音声形式モノステレオ放送[注 1](編成上の場合)
放送国・地域 日本
土曜深夜時代
放送期間1993年10月2日 - 1994年3月26日
放送時間土曜日 23:55 - 翌0:50
放送分55分
月曜ナイトinナイト時代
放送期間1994年4月4日 - 2011年8月22日
放送時間月曜日 23:17 - 翌0:17
放送枠ナイトinナイト
放送分60分
熱血!なにわ突撃隊スペシャル
放送期間2011年8月29日 - 2011年9月26日
放送時間月曜日 23:17 - 翌0:17
放送枠ナイトinナイト
放送分60分
特記事項:
ナレーション:川下大洋
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『クイズ!紳助くん』(クイズ!しんすけくん)は、1993年10月2日から2011年9月26日まで、主に朝日放送(ABCテレビ)で毎週月曜日の23:17 - 翌0:17(JST)の深夜番組『ナイトinナイト』枠で放送されていたクイズバラエティ番組・トーク番組(月曜移動後の1994年4月から2000年3月までは番組名『ナイトinナイト』、番組内企画名『クイズ!紳助くん』として放送)。島田紳助の冠番組。
『クイズ!紳助くん』としての放送は、司会の島田紳助の引退直前の2011年8月22日まで放送され、同年8月29日から9月26日まではリポーター集団『なにわ突撃隊』を前面に出し『熱血!なにわ突撃隊スペシャル』として放送されていた。字幕放送。『クイズ!紳助くん』の放送では、当時、CS放送「スカイ・A sports+」でも放送されていた。 本番組の原点となる番組『クイズ仕事人』が1980年代後半に放送され1990年には全国放送に発展(その後内容を一新した『クイズバトルロイヤル待ったあり』となった)したものの、関東エリアでの視聴率がまったく振るわずその結果短期間(通算1年半)で打ち切りとなった。その後、1993年10月2日に土曜日 23:55 - 翌0:50の枠で放送をスタート。しかし、視聴率がいまひとつ伸びなかった。翌年『ナイトinナイト』月曜日の枠へ移動した。曜日移動後は視聴率が上昇、安定した人気番組となる。なお、2007年4月9日放送分より字幕放送対応になった。2007年10月からはハイビジョン制作となった。 ちなみに、この番組は1998年の一時期にテレビ朝日で逆ネットで放送されたことがある(当時、金曜深夜に放送されていた『探偵!ナイトスクープ』が日曜正午に移った際の後番組)。 毎回、関西を活動拠点としている若手お笑い芸人が中心となって編成されたリポーター軍団「なにわ突撃隊」から1 - 3名程度が全国を飛び回り決死の覚悟での体当たり取材を展開し、それを基にクイズを出題するとともに司会の島田紳助とゲストパネラーの白熱のトークバトルを展開する。 ただ、余りにも紳助の熱弁振りにトークが長いため、収録に使うビデオテープは毎回2本分になるという。紳助自身も番組内で「クイズは短く、トークは長く」とまで発言しているほどである(詳細は下記)。 アシスタントはその後女優やタレントして活躍する藤原紀香、永田杏奈、和希沙也、大沢あかねらが務めた。2009年4月から、ABCアナウンサー・堀友理子が7代目アシスタントに就任した。歴代アシスタントの中で、ABCの現役女子アナのアシスタント起用は堀が最初で最後であった。 基本的には隔週月曜日昼?夜に大阪・ヨシモト∞ホール大阪(旧NGKスタジオ)で収録し、その1カ月後に放送。以前はABC第1スタジオにて収録された。 なお、2007年2月28日には初のDVDとなる『クイズ!紳助くん?なにわ突撃隊 傑作選?』が発売された。 2009年より、夏の全国高校野球大会の開催中は自社製作の特別番組を組むため、2週間にわたり休止した。 解答者はVTRで出題される問題に対して、フリップに書いて答える。 各問題には予め賞品が設定されており(1問目、2問目は賞品1つ、最終問題の3問目は賞品2つ)、出題の後に続けて紹介される。正解するとその賞品を写した写真のパネルが解答者席に置かれる。 最も多くの賞品パネルを獲得した解答者がトップ賞。トップの解答者は、獲得したパネルの賞品のうち1つを視聴者プレゼントとし(基本的にどの賞品を視聴者プレゼントに回すかは紳助が決めていた)、その1つを除いた残りの賞品すべてを獲得することができる。トップの解答者以外は賞品を獲得することができない。 ※アシスタントはこれまですべてタレントだったが、7代目は局アナとなった。紳助曰く「経費節減のため」のとのこと[11]。 ※2008年3月3日・3月10日放送分は大沢が体調不良のため当時なにわ突撃隊のメンバーだった大西初愛が代役を務めた。なお番組開始当初はアシスタントが存在しておらず、紳助が1人で問題読み・進行を行っていた。 ※円以外のパネラー陣は隔週出演で、番組末期は板東・麒麟、長原・ロザンの組み合わせで出演する例が多かった。解答席は向かって左から板東(ゲスト)、長原(ゲスト)、女性ゲスト、ロザン(麒麟)、円の順。 ※タックルながい。が島田紳助により一時期隊長に任命されたが、当の紳助がそれを忘れていた。そのため改めて実施された隊員による投票の結果、山口が4代目隊長となった。
概要
紳助芸能界引退、番組打ち切り決定
紳助の芸能界引退に伴い、収録済みで放送予定だった2011年8月29日から9月12日放送分までの計3回分が、放送されないことになった[1]。また、放送継続か否かの措置が決まる、8月29日から9月26日放送分まで『熱血!なにわ突撃隊スペシャル』が放送された(詳細は#熱血!なにわ突撃隊スペシャル参照)。
放送継続に関しては、朝日放送は8月30日に検討中であることを発表[2][3][4]。番組ホームページ本体は、紳助の芸能界引退から2日後の8月25日に閉鎖。朝日放送のホームページ上からも本番組の公式サイトが消去されている(ABCの本番組の公式サイトへのリンクも消されているなど)。
朝日放送は2011年9月20日に本番組を打ち切ると同時に、10月から新番組を開始することを正式発表した[5]。これにより1993年10月から始まった同番組は紳助引退後の『熱血!なにわ突撃隊スペシャル』と合わせて、18年の放送に幕を降ろした。同時に朝日放送の公式サイトからも本番組が完全に削除された。ナイトinナイト月曜における後番組は、2011年10月25日までナイトinナイト火曜に放送されていた『ごきげん!ブランニュ』が2011年10月31日から月曜に移動して放送されている。2011年10月3日から24日までの月曜日は、2011年8月に特番で放送され好評を得た『品川・千鳥のラブリー芸人家族』をつなぎ番組として放送した[6]。ナイトinナイト火曜には、雨上がり決死隊が司会を務める『雨上がりのやまとナゼ?しこ』[7]が『ごきげん!ブランニュ』の後番組として、2011年11月1日から放送されている[8][9]。
また毎年開催されている大晦日特番はナイトスクープ単独となった。
また、遅れネット系列局では本番組の放送枠に別番組を放送した他、スカイ・Aでは8月29日以降の放送を『探偵!ナイトスクープ』に差し替えた[10]。
ルール
出演者
司会
島田紳助
歴代アシスタント
初代 :藤原紀香(1994年 - 1997年12月)
2代目:萩原由紀
3代目:柳明日香(1998年7月 - 2000年12月)
4代目:永田杏奈(2001年1月 - 2004年10月)
5代目:和希沙也(2004年10月 - 2006年12月)
6代目:大沢あかね(2007年1月 - 2009年3月)※アシスタントを卒業した翌週にゲストとして登場。
7代目:堀友理子(当時朝日放送アナウンサー、2009年4月 - 2011年8月)
これに関しては著書「いつも心に紳助を」に記述されている上、2010年11月23日に放送された朝日放送開局60周年特番内の「ナイトinナイトの歴史」において1人で司会進行をしている紳助の姿が放送されている。
解答者
レギュラー
円広志
板東英二、長原成樹 - 隔週
ロザン、麒麟 - 隔週
過去のレギュラー
ぼんちおさむ
角田信朗
土建屋よしゆき
福本豊
高木美保
高樹澪
田中美奈子
青田典子 ほか
ナレーション
川下大洋
なにわ突撃隊
正規軍:パンチみつお、島田まさし
維新派:七井貴行、
新人隊員(2005年?):タックルながい。、 シベリア文太、カラテカ、プラスマイナス
新人隊員(2006年?):浅井優(山田カントリー)、南條庄祐(うずまき[注 2])
新人隊員(2008年?):山田ゆき
新人隊員(2008年後半?):三浦マイルドはるま、ゴメス★河田、服部ひで子
新人隊員(2009年?):フキノタイタン、めっちゃ細田(小褄取り)、みっこ(ズーキーパー )、乾唯里菜
新人隊員():服部ひで子、十手リンジン、井上マー、まる子、ツインゴリラ、ちょも
かつてのなにわ突撃隊:竹内ゆうじ、長原成樹、ココリコ、月亭八光、山田花子、ブラックマヨネーズ、柳瀬暁生、スプモーニ 、バイキング、ギャオス、西科孝仁、野呂祐介(元騎兵隊)、細川博一、四次元ナイフ、ストリーク、なかやまきんに君、ババリア、大山姉妹(大山ルミ、大山恵理乃)、なんしぃ(大好物)、松村一平(うずまき)、大西初愛、アンナ、山崎智、まる子、宮川たま子、赤枝卓(オバアチャン)、たいぞう、大平まさひこ、加藤雅宏、小寺理花、あず ほか
歴代隊長
初代:長原成樹
2代目:島田まさし
3代目:野呂祐介
4代目:山口理恵(スプモーニ)
スタッフ
構成:萩原芳樹/増山実、桑原尚志、上室尚子、濱野彰子、広瀬史幸、たいが
FD:森脇芳史(東通企画)
AD:高岡めぐみ(ABC)
取材ディレクター:木部勇一(きべ事務所)、都間清之(ビーワイルド→パワーステーション)、能嶋幸一(東通企画→創太→SSSystem→バックドロップ)、竹原岳志(オフィスりぷる→Public Image)、端山竜二(ABCリブラ)