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出典検索?: "ギンネム"
界:植物界 Plantae
階級なし:被子植物 angiosperms
階級なし:真正双子葉類 eudicots
階級なし:コア真正双子葉類 core eudicots
階級なし:バラ類 rosids
階級なし:マメ類 fabids
目:マメ目 Fabales
科:マメ科 Fabaceae
亜科:ネムノキ亜科 Mimosoideae
属:ギンゴウカン属 Leucaena
種:ギンネム L. leucocephala
学名
Leucaena leucocephala (Lam.) de Wit
英名
Lead tree
Leucaena leucocephala.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}ウィキメディア・コモンズには、ギンネムに関連するカテゴリがあります。ウィキスピーシーズにギンネムに関する情報があります。
ギンネムまたはギンゴウカン(銀合歓、Leucaena leucocephala)はマメ科ネムノキ亜科[1]の落葉低木。和名はネムノキに似て、白い花を咲かす様子を雅語的に表現したところから。 中南米が原産地だが、世界中に移植され現在世界のあらゆる熱帯、亜熱帯のアルカリ土壌地帯に繁茂している[2]。 日本国内には小笠原諸島と沖縄県に人為移入され、その後野外に逸出して帰化した[2]。近年は南九州まで分布を拡大しているようである。 オジギソウやネムノキも属するネムノキ亜科に分類され、両種の特徴である鳥の羽のような葉(羽状複葉)を持つ。樹高は日本に定着した種は1-5mと低めに留まるが、品種によっては10m程度まで高くなる[3]。花はほぼ通年開花し、両種のそれ(頭状花序)に似るが若干小さく色が白い。大きさといい色といい、耳掻きに付いている梵天に酷似する。果実は細長く扁平な豆果で、風などに吹かれて落下し散布される。 日当たりの良いやや乾燥したところを好み、かなり深くに根を下ろす。その根から水を吸い上げるため旱魃に強く、また痩せた土地も厭わない生命力の強い木である。 若葉や芽にミモシン (mimosine 痩せた土地でもすぐに繁茂する本種は、当初畑の緑肥、薪炭、家畜の飼料、荒地の緑化、土壌流出防止、など多目的に有用な植物として1862年に小笠原諸島、1910年以降に沖縄県へ人為的に移入された[2]。 当初沖縄県では、スリランカ産種を導入し人手で管理していたが、太平洋戦争後の混乱期に放置され、さらにその後農業形態の変革等により上記の用途で用いられることはなくなり野外に逸出した。また沖縄戦で焦土と化した島の土壌流出防止用として、米軍がハワイ産種の種子を空中散布した事実もある。小笠原諸島でも、太平洋戦争中の全島民離島を機に島中にはびこった。1985年以降両地域にギンネムキジラミが侵入したことで勢いを弱めつつあるが、いまだ在来の固有植物に対して優勢にあることは変わっていない[3]。
分布
生態
外来種問題
導入