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やノートページでの議論にご協力ください。GUILTY GEARシリーズ(ギルティギアシリーズ)は、アークシステムワークスが1998年より展開している対戦型格闘ゲームのシリーズ。略称は「ギルティ」「GG」など。格闘ゲームの中でも、早期にアニメのようなキャラクター重視の世界観を提唱したシリーズである。
第1作は自社で販売し、ゼクス以降はサミーが販売元となっていたが、経営統合によりセガに移管された。現在はアークシステムワークスの自社ブランドでの販売を行っている。なお、作品によってはピックパック・エアリアルが開発に関わっている[1]。 キャラクターを前面に出したファンタジー系の世界観、派手なビジュアル、痛快なコンボシステム、ハードロック・メロディックスピードメタル風のサウンドなど、往年の格闘ゲームには見られなかった要素を含むことで多くのファンを獲得し、日本国外にまで進出するヒットシリーズとなる。物語については「魔法の理論化により発生した紛争から生み出された生命体『ギア』を巡る多くの人々の戦い」を一貫して描いている。 開発のトップを務めるゼネラルディレクター・石渡太輔は、システム・シナリオ・デザイン・BGM・ボイスキャストと大部分に関与している。そのため、キャラクター名や技名は石渡の趣味であるハードロックやヘヴィメタルのバンド名やプレイヤー名に由来するものが多い。 1998年に第1作『GUILTY GEAR』がPlayStationで発売。対戦型格闘ゲームとしては多くのゲームシステムを盛り込み、その多くが他作品に影響を受けたものだったが、独自の世界観や美術、ゲームシステムは対戦型格闘ゲームの新たな可能性を感じさせるに足るものであった。 2000年には、第2作『GUILTY GEAR X』がアーケードでリリースされ、前作を進化させた多彩なゲームシステムは対戦型格闘ゲームに新たな旋風を巻き起こし、一躍格闘ゲームの人気シリーズとなった。2002年には、第3作『GUILTY GEAR XX』を発売。ゲームシステムを洗練し対戦ツールとしての完成度をより高めたこの作品で、シリーズは黄金時代を迎えることとなった。その後は対戦ツールとしての完成度を向上させるため、マイナーチェンジ版を次々と発売した。 その一方、『ISUKA』や『DS』など『XX』のフレームを基にしながらも対戦型格闘ゲームの範疇に留まらない作品を製作し、2007年に発売された『GUILTY GEAR 2 OVERTURE』では、対戦型格闘ゲームから脱却した3Dアクションゲームとリアルタイムストラテジーを融合させた「メーレーアクション」という新ジャンルを提唱するなど、シリーズの多様な方向性を示している。 2013年5月19日、パシフィコ横浜にて開催された「ARC SYSTEM WORKS FESTIVAL」にて、シリーズ完全新作であるアーケードタイトル『GUILTY GEAR Xrd -SIGN-』が発表された。全てを一新し、ステージ背景やキャラクターが3Dとなっている。アーケード版は2014年2月20日に稼働。 2019年8月5日開催の「EVO 2019」にて「Xrdシリーズ」に続く完全新作タイトルを発表、後に正式タイトルが『GUILTY GEAR -STRIVE-』へと定められた。2021年6月11日発売。本作ではソルの一連の物語が完結する構成となる。 ゲーム内の設定は初代が『BASTARD!! -暗黒の破壊神-』の影響を受けつつ独自の要素が組まれ、その後「X」や「XX」等の外伝作品、ドラマCDや小説などの他媒体での展開。
概要
シリーズの歴史