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Gunter Grass
2004年、フランクフルト・ブックフェアにて
誕生 (1927-10-16) 1927年10月16日
自由都市ダンツィヒ
(現 ポーランド、グダニスク)
死没 (2015-04-13) 2015年4月13日(87歳没)
ドイツ、リューベック
職業小説家、詩人
国籍 ドイツ
文学活動47年グループ
代表作『ブリキの太鼓』(1959年)
主な受賞歴グルッペ47文学賞(1958年)
ゲオルク・ビューヒナー賞(1965年)
アストゥリアス皇太子賞(1999年)
ノーベル文学賞(1999年)
署名
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ノーベル賞受賞者
受賞年:1999年
受賞部門:ノーベル文学賞
受賞理由:「遊戯と風刺に満ちた寓話的な作品によって、歴史の忘れられた側面を描き出した」[1]
『ギュンター・グラス』(Gunter Grass、1927年10月16日 - 2015年4月13日)は、ドイツの小説家、劇作家、版画家、彫刻家。代表作に『ブリキの太鼓』、『ひらめ』、『女ねずみ』、『はてしなき荒野』などがある。1999年にノーベル文学賞受賞。 ギュンター・グラスは1927年、ダンツィヒ(現ポーランドのグダニスク)で生まれた。父はドイツ人の食料品店主、母は西スラヴ系少数民族のカシューブ人。幼少年時代をナチスの狂気に踏み躙られ、戦闘で同世代の仲間の半数を失い、アメリカ軍の捕虜になり、故郷ダンツィヒを失う。これがグラスの原体験である。偶然にも戦争を生き延び、戦後の混乱期を独力で生き抜いてきたグラスが、死者と未来の人々に対し過去の狂気を再現してはならないという使命感を抱き、常に政治的であり続けるのはしごく尤もなことである。戦後、デュッセルドルフで彫刻家・石工として生計をたてながら美術学校に通い、詩や戯曲などを書く。1958年、グラスは、反動的な唯美主義に反対して新しい言語、文学を求めて始まった、朗読による作品発表の場「グルッペ47」(Gruppe47)で翌年、出版されることになる『ブリキの太鼓』の一部を朗読し、満場一致でグルッペ47文学賞を受賞する。
来歴・人物