ギブソン・RD
Gibson RD
メーカー/ブランドギブソン
製造時期1977年-1979年
構造
ボディタイプソリッド
スケール長25 1/2インチ
フレット数22
ネックジョイントセット
材質
ボディメイプル
ネックメイプル
フィンガーボードエボニー(アーティスト)、メイプル(カスタム)、ローズウッド(スタンダード)
ハードウェア
ブリッジチューン・0・マチック
テールピースストップ・バー(固定)
コントロールノブギブソン・スピード・ノブ×4
電気系統
ピックアップ(F)ハムバッキング×2
コントロールピックアップ・セレクター・スイッチ、エクスパンションーコンプレッション
テンプレート | カテゴリ
ギブソン・RD(ギブソン・アールディー)は、ギブソンによって製作されていた、エレクトリックギター。 ギブソンがロバート・モーグと共同開発したギターで、ギブソン・ファイヤーバード・リバース・モデルに似たボディ・シェイプを持っている。 1977年から生産されたが、わずか2年で生産中止になっており、現在ではレア物として人気が高い。2009年には日本限定で、スタンダードモデルのリイシューが生産された。 同名のエレクトリックベースも存在し、ニルヴァーナのクリス・ノヴォセリックが使用していることで有名。 日本では、椎名林檎、咲人、菊地英昭、TAKUMA(10-FEET)がステージで使用する。
概要
仕様ボディはメイプル製ソリッド・タイプで、弦のスケール長はフェンダー・ストラトキャスターなどと同じ25 1/2インチスケールとなっており、レスポールなどで採用されているギブソンの一般的な24 3/4インチスケールよりも若干長い。ネックはメイプル、指板は22フレット、ネックジョイントはセット・ネックを採用。ブリッジ、テールピースはほとんどレスポールと同じで、チューン0マチック・ブリッジ、ストップ・テールピースが採用されている。ピックアップにはハムバッキング・タイプを2個、コントロール・ノブにはギブソン・スピード・ノブを4個使用している。アーティストとカスタムはアクティブ・タイプの回路となっており、トグル・スイッチはピックアップ切換用と、エクスパンション-コンプレッション用の2個がついており、ノブは白と黒に色分けされている。
モデル
RDアーティスト (RD Artist)
RDシリーズの最上位機種。指板はエボニー、ポジションマークはスクエア型のインレイを使用。コントロール系にイコライザー、コンプレッサー、エクスパンダー
RDカスタム (RD Custom)
コントロール系にイコライザーのみ内蔵された機種で、ネックと指板がメイプル1ピースとなっている。
RDスタンダード (RD Standard)
従来と同じパッシブ・タイプの回路を持つ機種で、トグル・スイッチもピックアップ切換用のみ。指板はローズウッドとなっている。
RDスタンダード ギター オブ ザ ウィーク #48 (Guitar Of The Week #48 RD Standard Reissue 2007 Silverburst)
2007年、世界中のコレクターからの強い要望に応え、現代仕様での400本限生産復活モデル。カラーは当時では珍しいシルバーバースト。指板はエボニー、ピックアップはDirty Finger×2。のちに日本限定版の元となる仕様のボディ・ネックにマホガニー、ネックスケールが24 3/4インチスケール、Vo×2、Tone×1。
RD Standard 2009 Japan Limited Run
2009年に日本限定で発売された、スタンダードの復刻版。ボディ・ネックにマホガニーを採用し、ネックはレスポールなどと同じ24 3/4インチスケールと短くなり、トーンコントロール・ノブが1つとなった他は、従来のスタンダードと同様である。
外部リンク
⇒Gibson RD Series (英語)