この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方)
出典検索?: "ギター"
この項目では、楽器について説明しています。プリンスの楽曲については「ギター (曲)」をご覧ください。
ギター
各言語での名称
英Guitar(ギター)
独Gitarre(ギターレ)
仏Guitare(ギタール)
伊Chitarra(キターラ)
中
吉他(北京語)
結他(広東語)
Gi-tah(?南語)
Kit-ta(客家語)
クラシック・ギター
分類
弦楽器
音域
開放弦(実音より1オクターブ高く記譜)
関連楽器
ウクレレ
ギタレレ
一五一会
エレクトリックベース
演奏者
ギター(英: guitar)は、弦楽器の一種で、フレットのついた指板、基本的に6本の弦をそなえ、指やピックで弦を弾いたり掻き降ろすことで演奏するものである[1]。
(学問的には)弦楽器の中の「リュート属」に分類される。また弦を弾く(はじく)ことにより演奏する撥弦楽器に分類される[2]。
クラシック音楽、フラメンコ、フォルクローレ、ブルース、ジャズ、ロック、ポピュラー音楽などをはじめ、ピアノと並び幅広いジャンルで用いられる汎用性の高い楽器である。
ギターの演奏者をギタリスト(英: guitarist)という。 ギターはおそらくスペイン起源の楽器であり[3]、ヨーロッパ中世後期の楽器であるギターララティーナ(=くびれた胴と4本の弦をそなえた楽器)をもとにして、16世紀初期に派生したものである[3]。初期のギターは、現代のギターと比べてもっと細身で厚みがあり、くびれの程度も少なかった[3]。そしてギターはビウエラという、スペインでリュートの代わりに演奏されていた、ギターに似た形の楽器と緊密な関係がある[3]。 もともとはギターは4組の弦を持ち、そのうち3組が2本で、残りが1本の弦だった。そしてヴァイオリンのような糸巻き(ペグボックス)をそなえ、つまり直接ペグの棒に弦を巻きつけていた[3]。共鳴板(=ボディー表側の薄くて振動しやすく音を増幅する木板、soundboard)にはサウンドホールという丸い穴があけられ、しばしば周囲が木彫りで装飾された[3]。16世紀のギターは各弦がC-F-A-D'に調律された[3]。なおこれはリュートやビウエラの、真ん中の4弦の調律と同じである[3]。 16世紀から19世紀にかけてギターにいくつかの変化が生じた。1600年の前に5組目の弦が加えられ更に18世紀の終わりころには6組目の弦が加えられた[3]。この弦の増加は音域を広げることにつながった[4]。またこのころ、弦に巻き弦が採用されることで強度が上がり、これを受けて複弦から単弦への移行が起きた[4]。こうして1800年以前に2本組の弦が、シングルの(つまり1本だけの)弦へと置き換えられE-A-D-G-B-E'という調律がされるようになった(そしてこの調律が現在でも標準的な調律になっている)[3]。
歴史