ギターを持った渡り鳥
監督齋藤武市
脚本山崎巌
原健三郎
原作小川英
出演者小林旭
浅丘ルリ子
音楽小杉太一郎
撮影高村倉太郎
編集近藤光雄
製作会社日活
配給日活
公開1959年10月11日
上映時間78分
製作国 日本
言語日本語
次作口笛が流れる港町
テンプレートを表示
『ギターを持った渡り鳥』(ギターをもったわたりどり)は、1959年公開の日本映画[1][2]および、主演の小林旭が作中で歌い同年にシングル発売された、同映画の主題歌の題名[1]。
同年夏に公開された小林主演の『南国土佐を後にして』がヒットしたことを受けて制作されたアクション映画。北海道函館市を舞台とした本作もヒットし、以降1962年まで、設定を引き継いだ合計8作の『渡り鳥シリーズ』が制作された。8作いずれも刑事をやめてギターの流しとなった主人公・滝 伸次が、流れ着いた土地で女性と知り合ったのち、暗躍する黒幕を懲らしめて旅立つというプロットである。
キャスト
滝伸次:小林旭
秋津由紀:浅丘ルリ子
庄司澄子:中原早苗
リエ(バーの女主人):渡辺美佐子
秋津礼三郎(由紀の父・澄子の兄・秋津組組長):金子信雄
安川(海運会社社員):青山恭二
殺し屋ジョージ :宍戸錠
マリ(踊り子・ジョージを追う女):白木マリ
沼田刑事:二本柳寛
庄司明夫(澄子の夫・海運会社社長):木浦佑三
※衆議院議員(当時)の原健三郎が脚本としてクレジットされているが、脚本には関与していない(原健三郎#フィルモグラフィ参照)。児井英生によれば、「ギターを持った渡り鳥」の曲だけ持って原の家を訪れ、ストーリーの相談をし、原のハリウッドの撮影現場の話や日本に輸入されていない映画のストーリーについてなど、三時間程の話をメモした。その後原から映画に関する分厚い資料が届いた、原の資料をもとに山崎と二人で構想を練った。原健三郎「原案」としている。脚本は松浦健郎に頼もうとしたが、多忙で断られ、山崎を推薦されたという。[4]
監督:齋藤武市
企画:児井英生
原作:小川英
脚本:山崎巌、原健三郎
撮影:高村倉太郎
照明:大西美津男