ギシギシ
[Wikipedia|▼Menu]

ギシギシ

分類APG III

:植物界 Plantae
階級なし:被子植物 Angiosperms
階級なし:真正双子葉類 Eudicots
階級なし:コア真正双子葉類 Core eudicots
:ナデシコ目 Caryophyllales
:タデ科 Polygonaceae
:スイバ属 Rumex
:ギシギシ R. japonicus

学名
Rumex japonicus Houtt. (1777)[1]
シノニム


Rumex japonicus Houtt. var. yezoensis (H.Hara) Ohwi (1953)[2]

Rumex crispus L. var. japonicus Makino (1894)[3]

Rumex crispus L. subsp. japonicus (Houtt.) Kitam. (1962)[4]

Rumex japonicus Houtt. var. sachalinensis (Regel) H.Hara (1976)[5]

Rumex yezoensis H.Hara (1934)[6]

Rumex regelii F.Schmidt (1868)[7]

和名
ギシギシ
英名
Japanese dock

ギシギシ(羊蹄[8]学名: Rumex japonicus)はタデ科多年草。別名、シノネ、ウマスカンポ、オカジュンサイなどともよばれる。生薬名および中国植物名は、羊蹄(ヨウテイ)[9]。市街地周辺から山地まで分布し、やや湿ったところに群生する。春から夏に淡緑色の花を房状に咲かせる。食べられる野草としても知られ、ぬめりのある春の若芽を採取して利用される。根は便秘や皮膚炎に薬用される。
名称

和名の由来は諸説あるが、正確な語源は明確ではない[10][11]。京都の方言に由来するという説や、子供たちの遊びで茎をすり合わせてギシギシという音を出していたことからこの名があるという説[10][11]が言われているほか、実が詰まってついていて、穂を振るとギシギシと音を立てるからともいわれる[12]。古い名称は之(し)で、根を薬用にしたため「之の根」(シノネ)の別名が生まれている[10]

日本の地方によって、さまざまに呼び名が変わり、イヌスイバ[13]、ウマスカンポ[9][14][8][13]、ウマスイコ[8]、ウマスイバ[8]、ウマスイベ[9]、オカジュンサイ[14][8][13]、オスシグサ[14]、イチシ[15]、ウシグサ[16]、ウシシーシー[15]、ウマスカナ[15]、ウマズイコ[15]、ウマノスカンコ[15]、シブクサ(しぶ草)[15]、シノネ[10][15]ともよばれている。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:54 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef