キー、キイ(英語: key) 英語圏の姓(Key)。
一般名詞
錠を開けるための道具。あるいはそれらを総合した装置。 ⇒ 鍵 (道具)
機械関連
キー (機械要素) - 機械工学において、軸に付随して歯車・プーリ(滑車)などの回転体を軸に締結する機械要素。
キー信号 - 音響機器において、音量制御をおこなう為の制御信号。主にリミッター、コンプレッサー、ノイズゲートで用いられる。
コネクタにおける誤挿入防止の機械的機構。エッジ・コネクタにおいては溝による勘合、多極コネクタにおいてはガイドピンの方向性等により特定の組み合わせ以外では挿入できないようにする。
コンピューター用語
電気通信分野において、平文を暗号化の際に使われるデータ。 ⇒ 鍵 (暗号)
電気通信分野において、モールス符号を手送りするため、接点を断続する機能を備えた送信機用周辺器具。 ⇒ 電鍵
コンピュータの入力機器。 ⇒ キーボード (コンピュータ)
情報処理分野において、データの検索・並べ替え(ソート)などを行うさいに比較対象となるデータ。
関係データベースのテーブルに定義される識別子。主キーや外部キー等がある。
音楽用語
音楽、楽曲の全体または部分の調。または移調楽器の基本音階、基準音。
木管楽器において音孔を開閉する「ふた」を、離れた位置から指で操作できるように作られたレバー機構の全体または部分。 ⇒ 音孔#「キー装置」の発明
ピアノやオルガン等の鍵盤楽器。 ⇒ 鍵盤 (楽器)
キー局 - 民放放送局の系列ネットワークの中心となるテレビ局。一番の大都市にある放送局またはその番組の発局。
パズルや事件などを解くためのヒントや、事象を理解するために重要な、もの(キーアイテム)・言葉(キーワード)・事象・人物(キーパーソン)など。
映像編集分野において、複数の映像素材の重ね合わせなどの合成処理を行う際、どの素材を選択するかを表す信号(キー信号)。 ⇒ ミクサー・キーヤー
色の表現法、CMYKのK(キープレート)の略称。輪郭や濃淡等の画像の細部を示す印刷板の事であるが、通常は黒インクを指す。
キー (島) - (cay)サンゴ礁の小島。「ケイ」とも。ベリーズ珊瑚礁保護区には多数のキーがある。タイノ語からスペイン語に借用されたcayo(カヨ)に由来する。キーウェストの「キー」は「Key」と綴られるが、やはりcayoに由来する。
(quay)英語で「波止場、埠頭」を意味する語。サーキュラー・キー、クラーク・キー駅などを参照。
姓
フランシス・スコット・キー - アメリカ合衆国の国歌『星条旗』の作詞者。
デイヴィッド・マッケンドリー・キー (郵政長官) - 第30代アメリカ合衆国郵政長官。
デイヴィッド・マッケンドリー・キー (外交官) - アメリカの外交官。