キーボード_(コンピュータ)
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この項目では、コンピュータの入力装置について説明しています。電気楽器、電子楽器については「キーボード (楽器)」をご覧ください。
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出典検索?: "キーボード" コンピュータ ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2016年9月)

キーボード(: keyboard)は、英語でキー(: key)と呼ばれる小さなボタンが規則正しく並び、これをで押し下げて操作する入力装置のこと[1]。日本語では(稀に)鍵盤(けんばん)とも[注釈 1]
概要

一般的なキーボードの形状は、横長の板状の筐体におよそ百前後のキー(漢字では「鍵」)がまとめられている。キートップ(キーの上面)には文字、記号、や機能を示す文字やアイコン等が描かれている。

IBM Model M(101拡張キーボード)

ThinkPadのコンパクトキーボード

Appleワイヤレスキーボード

モバイル機器用の無線キーボード

モバイル機器用の折り畳めるキーボード

キーを押すこと(打鍵)で、文字や数字や記号などの入力や削除、文字種の変更のほか、カーソルの移動、ページ送り/戻しなどもでき、さらに複数のキーを同時押すことで、ある種の命令をコンピュータに与えることもできる(細かい機能については「#キーボードの機能」の節で説明)。

各キーは電気的スイッチとして機能している。キーを押すとスキャンコードがコンピュータへと送信されるしくみになっている。なおキーボードの種類にもよるが、単純にスイッチの開閉の状態をコンピュータに伝えるだけでなく、内部に集積回路が搭載されていて、さまざまな特殊な機能キーやワンタッチキーが使えるように、信号をあれこれ変換してからコンピュータに伝えているものもある。

キーの機構(あるいは構造)としては現在は主に、パンタグラフ方式 / メンブレン方式 / メカニカルスイッチ方式が主流であるが、技術的に言えば、他にもレーザー方式などいくつかの方式がある(「#キーボードの機構」の節で説明)。機構により、キーストローク(キーが押し下げられる距離。ミリ単位。)、キーを押した時の感覚(タッチ感、クリック感)、入力音の有無や音の質などがかなり異なる。ノートパソコンのキーボードは比較的打鍵音が小さいのだが、最近ではノートパソコンのキーボードよりもさらに静かな、ほぼ無音の、「静音タイプ」というものも販売されるようになっている[注釈 2]

キーボードとコンピュータ本体は、一体化しているものも、分離しているものもある。たとえばノートパソコンはキーボードとコンピュータの本体が一体化している。1970年代なかばから1980年代のマイクロコンピュータ(パーソナルコンピュータ)でもキーボードとコンピュータ本体が一体のものが多かった(#歴史の節で説明)。1990年代から2000年ころまでのデスクトップ型パソコンは、本体とキーボードは別になっているものが多く、各ユーザは自分の好みに合うキーボードを別売りで探して差し替えるということがしばしば行われ、単体・別売りのキーボードの市場がそれなりの規模になっていたが、近年、パーソナルコンピュータの販売の8?9割ほどがノート型になるにつれ、キーボードが単体で販売されることは減り、そのためのキーボードの市場規模は縮小した。一方、2010年代にタブレット型端末スマートフォンの使用が爆発的に増えたのと連動して、モバイル機器に接続するためのキーボードの販売のほうが次第に伸びてきた。モバイル機器にはタッチスクリーンがありソフトウェア方式のキーボードが表示されるので物理的なキーボード無しでも文字類はそれなりに入力できるが、物理的なキーボードを使うとタッチタイピングができ高速に文字を入力することができる。タブレットやスマートフォン用にはコンパクトに折りたためカバンやポーチなどに入れられ持ち運びに便利なものが選ばれている。

外付けにするキーボードとコンピュータ本体の間の接続の方法は、現在は基本的には、Bluetooth / 無線 / 有線(USB接続) の3種類である。

なおPCゲームをする人向けには、ゲームで有利に闘えるボタン配置で独特の機能も備えたゲーミングキーボードというものもある。
キーボードの種類
配列による分類詳細は「キー配列」を参照

様々なキー配列がある。

現在の日本では、JISキーボード(「半角/全角キー」「無変換キー」「変換キー(前候補、次候補)」「カタカナ/ひらがなキー」などの漢字変換用キーが配置されているもの)が主に使われている。以前はさまざまな日本語入力システムが開発され、親指シフトキーボードなども用いられた。

ヨーロッパでは、各言語ごとに、それぞれの配列がある。ヨーロッパでは《アクセント記号つきのアルファベット》が入力できなければならない。スペイン語、フランス語、ドイツ語など各言語ごとに配列が異なる。ひとつの言語でも、複数の配列が並立していて、地域ごとに傾向が異なっていたり、個人の好みで選択されていることはある。たとえばスペイン語のキー配列では、スペインでは「QWERTY en Espana」が使われ、ラテンアメリカアメリカ大陸側のスペイン語圏)では「QWERTY en Hispanoamerica」が使われている。同様に各言語で複数の方式が存在している。フランス語圏に関しては、フランスではフランス語を入力しやすいAZERTY配列(英語圏で主流のQWERTY系のものとは根本的に配列が異なるもの)が使われ、カナダ国内のフランス語圏では、英語寄りのQWERTY配列にアクセント記号つきのフランス語アルファベットを含んだものも使われる。

英語圏の中でも、アメリカで用いられる《US配列》とイギリスで用いられる《UK配列》がある。英語用のキーボードは《英語のアルファベット》だけで済むので、ヨーロッパ用のような《アクセント記号つきのアルファベット》が含まれない。

アメリカ合衆国では主にUS配列(米国配列)のキーボードが使われている。(米国配列では、アットマークコロン引用符等、括弧 などの位置がJISキーボードとは一部異なる。)

ちなみにUS配列やUK配列でも、日本語の入力は一応可能である(ただし「全角/半角キー」「カタカナ/ひらがなキー」「無変換キー」などが無く変換効率が落ち、日本語の「。」「、」その他いくつかの日本語独特の約物も入力がしづらく、入力速度はJISキーボードと比べれば落ちる)。なお英語圏で製造されるUS配列やUK配列のキーボードは、そもそもひらがな(あるいはカタカナ)がキートップに一切表示されていないが、ローマ字入力方式で日本語が入力できる。日本人でも一部にUS配列やUK配列を使用する人もいる。最初にUS配列やUK配列でタッチタイピングを覚えた人はそのままの配列を使い続ける傾向があり、文字キーの個数がJISキーボードより少ないシンプルさを好む人や、主にシステム開発エンジニアなどコーディング(プログラミング)のためにキーボード使うので日本語をあまり入力せず、コーディングの効率を考慮していくつかの記号や括弧の配置からUS配列やUK配列を選ぶ人もいる。
キー配列


QWERTY配列

Dvorak配列

AZERTY配列

DSK配列

JIS配列

親指シフト配列(NICOLA配列)

テンキーの有無テンキーレスのキーボードのひとつ REALFORCE 91UBK


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