キーボーディスト(英: keyboardist)は、ピアノ、オルガン、シンセサイザーなどのキーボード(鍵盤楽器)を演奏するミュージシャン。キーボード奏者、キーボードプレイヤーともいう。メロトロンやクラビネットの演奏をするプレイヤーもいる。クラシック音楽の分野では、日本では鍵盤奏者と称される。
バンド編成のグループに於いて、キーボーディストがいた場合、非常に充実した豊かなサウンドあるいは楽曲そのものに対し包摂的な彩りを加えることができるため、ギター、ベース、ドラムに続いて、非常に重要度の高い役割を持つパートである。 一般的には軽音楽、大衆音楽における鍵盤楽器奏者を指す名称として使用され、実際に使用される楽器も電子鍵盤楽器かピアノである場合が大半である。英単語としてはあらゆる鍵盤楽器のプレイヤーと解釈できるが、現実にはクラシックを中心にピアノはピアニスト、オルガンならオルガニスト、さらにシンセサイザーではシンセシスト、ピアノ以外の鍵盤楽器のプレイヤーを総称して鍵盤奏者と総称することが多い。特定の楽器を主に演奏する演奏者はそれぞれ独立して呼称される場合が多い。なお、近年のパーソナルコンピュータの普及もあり、一般には従来の「キーボード = 鍵盤楽器」という概念は通用しなくなってきた。キーボーディストの一覧には、メロトロンやクラビネットの奏者も含む。
概要
主なキーボーディスト
日本国外の代表的なキーボーディスト(五十音順)
アラン・ゴーウェン - ギルガメッシュ、ナショナル・ヘルス
アル・クーパー
アラン・プライス(アニマルズ)
イアン・スチュワート(元ローリング・ストーンズ)
イェンス・ヨハンソン - ライジング・フォース、ストラトヴァリウス
ヴィクター・フェルドマン - (スティーリー・ダンなど)
ヴィンス・ウェルニック
エディ・ジョブソン
エルトン・ジョン
エンニオ・モリコーネ
オスカー・ピーターソン
ガース・ハドソン - ザ・バンド
カール・ジェンキンス - ニュークリアス、ソフト・マシーン、アディエマス
キース・エマーソン - エマーソン・レイク・アンド・パーマー
キース・ゴドショウ - グレイトフル・デッド
クリス・マーティン ?コールドプレイ
グレッグ・フィリンゲインズ
ゲイリー・ブルッカー - プロコル・ハルム
ケヴィン・ムーア - ドリーム・シアター
ジェイムズ・ブッカー(ニューオーリンズ)
ジェフ・ダウンズ? バグルズ、イエス(YES)、エイジア
ジェリー・リー・ルイス
ジミー・スミス(オルガン・ジャズ)
ジャン・ミッシェル・ジャール
ジョーダン・ルーデス - ドリーム・シアター
ジョー・クラウン(ゲイトマウス・ブラウン・バンド)
ジョー・ザヴィヌル - ウェザー・リポート、ザヴィヌル・シンジケート
ジョン・クリアリー(ニューオーリンズ)
ジョン・ポール・ジョーンズ(元レッド・ツェッペリン)
ジョン・ロード - ディープ・パープル
スティーヴ・ウィンウッド - スペンサー・デイヴィス・グループ、トラフィック、ブラインド・フェイス
スティーヴ・ポーカロ - TOTO
スプーナー・オールダム ?(フェイム・スタジオ)
タイス・ファン・レール - フォーカス
チック・コリア - リターン・トゥ・フォーエヴァー
チャンピオン・ジャック・デュプリー
デイヴ・グリーンフィールド - ストラングラーズ
デイヴ・グリーンスレイド - コロシアム、グリーンスレイド
デイヴ・シンクレア - キャラヴァン
デイヴ・スチュワート - エッグ、ハットフィールド・アンド・ザ・ノース、ナショナル・ヘルス他
デヴィッド・ブライアン - ボン・ジョヴィ