キーストーン・サービス
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キーストーン・サービス
「キーストーン・サービス」の列車(2017年、ランカスター駅にて撮影)
アメリカ合衆国
運行者アムトラック
始発フィラデルフィアニューヨーク市
終着ハリスバーグ
運行距離195マイル (314 km)[1]
所要時間3時間30分(ニューヨーク - ハリスバーグ間)、1時間45分(フィラデルフィア ? ハリスバーグ間)[2]
運行頻度一日13往復(平日)
列車番号600-601, 605, 607, 609-612, 615, 618-620,
622, 637, 639-656, 658, 660-672
使用車両

ACS-64[1]

アムフリートI座席車[1]

メトロライナー電車改造制御車[1]

最高速度201 km/h
運行開始1972年10月29日
電気方式交流 12 kV, 25 Hz
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キーストーン・サービス[1](Keystone service)は、ペンシルベニア州ハリスバーグハリスバーグ駅より同州フィラデルフィア30丁目駅キーストーン回廊で結ぶアムトラックが運行する中距離列車である。路線延長は195-マイル (314 km)である[1]ペン・セントラル鉄道の列車を継承し、1972年にアムトラックの列車として運行を開始した。

ほとんどの列車はキーストーン回廊から北東回廊へ直通運転し、ニューヨーク市ペンシルベニア駅まで乗り入れる。一部の区間は高速鉄道としての設備を備えており、最高速度は125 mph (201 km/h)に達する。これはアムトラックにおいて3つ存在する高速列車の1つであり、米国において4つ存在する高速鉄道の1つである(en:High-speed rail in the United Statesを参照)。

この路線はアムトラックで5番目に利用者が多い路線であり、北東回廊では3番目に利用者が多い[3]。2016年度には1,467,216人が利用したが[4]、これは2015年度比で7.9%の増加にあたる。2016年度の収益は$41,123,787で、2015年度比で7.5%の増加にあたる[4]

この路線は主にペンシルベニア交通局(英語版)の支援により運行されている[2]
運行
編成

「キーストーン・サービス」の列車は通常ACS-64型電気機関車と4両のアムフリートI客車およびメトロライナー電車を改造したキャブカーからなる5両編成の客車で編成される[1]2006年10月の信号・軌道・架線の改修工事以来、キーストーン・サービス号はプッシュプル列車として運行されている。2006年の工事完了までは、ディーゼル機関車(主にジェネシス)がハリスバーグ - フィラデルフィア間で用いられていた。

全車が座席車で、供食設備・売店を備えた車輌は連結されていない[1]。ハリスバーグからフィラデルフィアまでは自由席であり、フィラデルフィアからニューヨークまでは指定席となっている。全列車にクワイエットカー(quiet car)の設定および無料Wi-Fiサービスの提供がなされている[2]

2026年以降シーメンス製客車AMTRAK AIROに置き換えが計画されている[5]


GE ジェネシスの牽引で運転されていた時代のキーストーン・サービス号(2002年4月撮影)ACS-64の導入以前に用いられていたAEM-7の牽引によるキーストーン・サービス号(2007年7月撮影)メトロライナー電車改造のキャブカー(2017年8月撮影)

運行状況


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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