キング・オブ・コメディ_(1982年の映画)
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キング・オブ・コメディ
The King of Comedy
監督
マーティン・スコセッシ
脚本ポール・D・ジマーマン
製作アーノン・ミルチャン
製作総指揮ロバート・グリーンハット
出演者ロバート・デ・ニーロ
ジェリー・ルイス
撮影フレッド・シュラー
編集セルマ・スクーンメイカー
製作会社リージェンシー・エンタープライズ
配給 20世紀フォックス
松竹富士
公開 1982年12月18日
1983年2月18日
1984年5月19日
上映時間109分
製作国 アメリカ合衆国
言語英語
製作費$19,000,000[1]
興行収入$2,536,242[2]
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『キング・オブ・コメディ』(原題:The King of Comedy)は、1982年に製作されたアメリカ映画
ストーリー

コメディアンとして有名になりたいと考えている34歳のルパート・パプキンは、有名コメディアンのジェリー・ラングフォードを熱狂的ファンであるマーシャから救い出し、強引に自分を売り込む。ジェリーはルパートに「今度事務所に自演テープを持って来い」と伝える。

ジェリーは彼と食事に行き、ルパートに自分の代わりに番組に出て欲しいと懇願する。だがこれはすべてルパートの妄想なのだ。最初にジェリーに会うきっかけを作ったマーシャも彼の差し金だった。

ルパートはジェリーにネタを見せに彼のオフィスに出かける。しかし彼に会う事はできず、秘書のキャシーにネタを録音し持ってくるように言われる。ルパートはすぐに録音し、テープを持って再びジェリーのオフィスに向かう。テープを確認したのはキャシーでルパートにアドバイスをするが彼は聞き入れず、とにかくジェリーに会わせろと言い続け遂にオフィスから閉め出されてしまう。

ルパートはバーで働く同級生のリタに、週末にジェリーに招待されていると告げジェリーの別荘に向かう。二人は別荘に上がり込みジェリーを待つ。だが実際には彼は招待されておらず、ジェリーは追い返そうとするがルパートには伝わらない。彼は誇大妄想狂なのだ。

遂にルパートはマーシャと手を組みジェリーを誘拐する。ジェリーを偽物の銃で脅し、自分をジェリーのTVショーに出演させるよう要求する。ルパートはTVショーで困窮し虐められていた自分の過去をネタにし、ジェリーを誘拐してこの場にいることも洗いざらい喋るが、観客はそれもジョークとして受け取り大歓声を送る。彼は有名になるためにこの手段を選んだことは後悔しておらず、「どん底のまま終わるより、一夜限りの王になりたい」と言い放つ。ショーは大成功でその放送をリタに見せた後、満足したルパートは逮捕される。彼は服役中に書いた自伝がベストセラーとなり、出所後にキング・オブ・コメディとして大喝采の中ステージに立つ。
キャスト

※括弧内は日本語吹替[3]

ルパート・パプキン:ロバート・デ・ニーロ富山敬

ジェリー・ラングフォード:ジェリー・ルイス小林修

リタ・キーン:ダイアン・アボット(英語版)(横尾まり

マーシャ:サンドラ・バーンハード小宮和枝

キャシー・ロング:シェリー・ハック佐々木優子

トニー・ランドール:トニー・ランドール

エド・ハーリヒー:エド・ハーリヒー(英語版)(島香裕

バート・トーマス:フレデリック・デ・コルドヴァ(加藤正之

受付係:マーゴ・ウィンクラー(火野カチコ

ジョノ:キム・チャン

番組ディレクター:マーティン・スコセッシ

吹き替え版その他声の出演:竹口安芸子北村弘一伊井篤史塚田正昭岸野一彦丸山詠二石塚運昇稲葉実


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