キング・コング
King Kong
監督メリアン・C・クーパー、アーネスト・B・シェードザック
脚本ジェームス・クリールマン
『キング・コング』(英語:King Kong)は、メリアン・C・クーパー、アーネスト・B・シェードザックが監督・制作した1933年のアメリカ合衆国の映画。
ジェームス・クリールマンとルース・ローズは、メリアン・C・クーパーとエドガー・ウォーレスのアイディアを素に脚本を書いた[2]。
フェイ・レイ、ブルース・キャボット、ロバート・アームストロング(英語版)主演で、1933年3月2日にニューヨークで初演された[3]。目次 この節は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。
1 概要
2 あらすじ
3 キャスト
4 参考文献
5 外部リンク
概要
出典検索?: "キング・コング" 1933年の映画
1933年版のポスター 1933年版の映画ポスター。当時最新の飛行機(布張り複葉機)が右手に握られている。
この映画におけるキングコングは、恐竜などが生息する南洋の髑髏島(Skull Island)から見世物にされるためにニューヨークへ連れて来られた巨猿である。髑髏島におけるコングの身長は18フィート(約5.4メートル=成人男性の3倍程度)、NYにおいては24フィート(約7.2メートル=成人男性の4倍程度)と設定されていた。
当時はターザン映画を始めとする「ジャングルを舞台とした秘境冒険映画」や「実写の猛獣映画」が盛んに作られており、本作でもその趣向が大いに取り入れられた。本作でのコングも兇暴な猛獣として描かれており、敵対するものは容赦なく葬る。アンの衣服を剥がしてその臭いをかぐシーンなど、まさに「美女と野獣」のイメージで描かれている。
また、主人公のカール・デナムは、当時アフリカで危険動物を捕獲しヨーロッパで公開して時の人となっていた、ドイツの動物商カール・ハーゲンベックがモデルとなっている[4]。
クライマックスのエンパイア・ステート・ビルの場面では、第一次世界大戦で初めて投入された新兵器である飛行機が登場し、コング撃退の為に機関銃を発砲している。