キングコング対ゴジラ
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .hatnote{margin:0.5em 0;padding:3px 2em;background-color:transparent;border-bottom:1px solid #a2a9b1;font-size:90%}

この項目では、1962年に公開された日本映画について説明しています。2021年に公開された米国映画については「ゴジラvsコング」をご覧ください。
.mw-parser-output .pathnavbox{clear:both;border:1px outset #eef;padding:0.3em 0.6em;margin:0 0 0.5em 0;background-color:#eef;font-size:90%}.mw-parser-output .pathnavbox ul{list-style:none none;margin-top:0;margin-bottom:0}.mw-parser-output .pathnavbox>ul{margin:0}.mw-parser-output .pathnavbox ul li{margin:0}

キングコング > キングコング対ゴジラ

ゴジラシリーズ > キングコング対ゴジラ

キングコング対ゴジラ
King Kong vs. Godzilla[出典 1]

監督

本多猪四郎(本編)

円谷英二(特撮)

脚本関沢新一
製作田中友幸
出演者

高島忠夫

佐原健二

藤木悠

浜美枝

若林映子

田崎潤

松村達雄

平田昭彦

有島一郎

音楽伊福部昭
撮影

小泉一(本編)

有川貞昌(特撮)

富岡素敬(特撮)

編集

兼子玲子(本編)

石井清子(特撮)

製作会社東宝[出典 2]
配給

東宝[9][12]

ユニバーサル・インターナショナル[3][14]

公開

1962年8月11日[出典 3]

1963年6月3日[14]

上映時間

97分[出典 4][注釈 1]

91分(海外版)[3][14]

製作国 日本
言語日本語
製作費1億5,000万円[30][31][注釈 2]
配給収入

3億5,010万円[32]

110万ドル(海外版)[33]

前作ゴジラの逆襲
次作

モスラ対ゴジラ(ゴジラ次作)

キングコングの逆襲(キングコング次作)

テンプレートを表示

『キングコング対ゴジラ』は1962年昭和37年)8月11日に公開された日本映画[16][18]ゴジラシリーズの第3作[出典 6]キングコングの権利を所有していたRKO社とのライセンス提携作品である[34]ほか、東宝創立30周年記念作品でもある[出典 7]。日本での配給は東宝[8]、アメリカではユニバーサル・インターナショナルがそれぞれ担当した[14]総天然色東宝スコープ[出典 8]。略称は『キンゴジ』[42][43]

アメリカが生んだ怪獣キャラクターの元祖「キングコング」をゲストに迎え、ゴジラが7年ぶりに復活する[出典 9]。前作『ゴジラの逆襲』の続編であるが、前々作『ゴジラ』から描かれてきた反核のイメージはほぼ廃され、キングコングとゴジラの激闘をユーモアを交えて描いた、明快な娯楽映画の色彩が非常に強い作品となっている[出典 10][46]。封切興行時は『明治天皇と日露大戦争』に次いで邦画過去第2位(当時)、ゴジラシリーズ中では歴代1位となる1,120万人[44][47][注釈 3]を動員する大ヒットを記録した。その後、1964年7月に東宝の契約館で再上映され、1970年と1977年に東宝チャンピオンまつりで改訂短縮版が公開された[21][28]
概要

1955年公開の『ゴジラの逆襲』以来、7年ぶりの新作であり、ゴジラ映画としては初めてのカラー・ワイド製作[出典 12]、さらにシネマスコープの類にあたる「TOHO SCOPE」(東宝スコープ)で上映された作品である。また、関沢新一のゴジラ映画デビュー作でもある[51]。本作品で初めて、ゴジラの体色や放射能火炎の青白い色が披露された。日米両雄の対決は、1958年に開催された力道山ルー・テーズにちなむものであり、本作品以降、怪獣映画は単独キャラクターものから対決路線へと転換していった[40]


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:414 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef