キングコング:髑髏島の巨神
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この項目では、2017年に公開されたアメリカ映画について説明しています。架空の怪獣については「キングコング (架空の怪獣)」をご覧ください。

キングコング:髑髏島の巨神
Kong: Skull Island
ジャパンプレミアでの主要キャスト(左からトム・ヒドルストン、ブリー・ラーソン、サミュエル・L・ジャクソン)
監督ジョーダン・ヴォート=ロバーツ
脚本ダン・ギルロイ
マックス・ボレンスタイン(英語版)
デレク・コノリー(英語版)
原案ジョン・ゲイティンズ
ダン・ギルロイ
原作キャラクター創造
メリアン・C・クーパー
アーネスト・B・シュードサック
製作トーマス・タル(英語版)
ジョン・ジャシュー
アレックス・ガルシア
メアリー・ペアレント
製作総指揮エリック・マクレオド
エドワード・チェン
出演者トム・ヒドルストン
サミュエル・L・ジャクソン
ブリー・ラーソン
ジョン・グッドマン
ジン・ティエン
トビー・ケベル
ジョン・オーティス
コーリー・ホーキンズ
ジェイソン・ミッチェル(英語版)
シェー・ウィガム
トーマス・マン
テリー・ノタリー(英語版)
マーク・エヴァン・ジャクソン(英語版)
ジョン・C・ライリー
音楽ヘンリー・ジャックマン
撮影ラリー・フォン
編集リチャード・ピアソン
製作会社ワーナー・ブラザース
レジェンダリー・ピクチャーズ
テンセント・ピクチャーズ
配給ワーナー・ブラザース
公開 2017年3月10日
2017年3月25日
上映時間118分[1]
製作国 アメリカ合衆国
言語英語
製作費$185,000,000[2]
興行収入 $566,652,812[2]
$168,052,812[2]
20億円[3]
前作GODZILLA ゴジラ
次作ゴジラ キング・オブ・モンスターズ
(モンスター・ヴァース次作)
ゴジラvsコング
(キングコング次作)
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『キングコング:髑髏島の巨神』[4](キングコング どくろとうのきょしん、原題: Kong: Skull Island)は、2017年アメリカ合衆国怪獣映画。『モンスター・ヴァース』の2作目。アメリカ合衆国の映画シリーズ『キングコング』のリブート作品であり、シリーズ8作目。

ジョーダン・ヴォート=ロバーツ監督。出演はトム・ヒドルストンサミュエル・L・ジャクソンジョン・グッドマンブリー・ラーソンジン・ティエントビー・ケベルジョン・オーティスコーリー・ホーキンズ、ジェイソン・ミッチェル(英語版)、シェー・ウィガムトーマス・マン、テリー・ノタリー(英語版)、ジョン・C・ライリーらである。主要撮影は2015年10月19日よりベトナムハワイなどで行われた。
ストーリー

1944年太平洋戦争中の南太平洋戦域での空戦中、とある島に墜落したアメリカ陸軍兵マーロウは、同じく墜落した日本海軍兵イカリから逃れるため島の奥地に入り込み、追って来たイカリと戦う。止めを刺されそうになったマーロウだったが、突然そこに巨大な猿のような生物が姿を現す。

1973年、アメリカがベトナム戦争からの撤退を宣言した日、特務研究機関モナークの一員であるランダは、ランドサットが発見した未知の島・髑髏島への地質調査の件でウィリス上院議員を説き伏せる。ランダは護衛の部隊を派遣するようにも要請し、ベトナムから帰還予定だったパッカード大佐の部隊が同行することになる。また、元イギリス特殊空挺部隊隊員のコンラッドを島の案内役として雇い入れる。ランダたちの行動を知った戦場カメラマンのウィーバーも調査隊に加わり、一行は髑髏島に向けて出発する。

髑髏島の周囲は暴風雨に覆われて船での接近は不可能な状態だったが、ランダたちはパッカード部隊のヘリコプター数機に乗り換え島へと向かう。暴風雨を突破して島に乗り込んだ調査隊は、地質調査の名目で眼下の地にサイズミック爆弾を次々と投下していく。しかし、その騒ぎを聞き付けたコングが姿を現し、爆弾により動物や森林が無惨に犠牲になる様を目の当たりにし、怒り狂ったコングによりヘリコプター部隊は全滅して調査隊は散り散りとなる。コンラッドやウィーバーたちは島を脱出するために、船から来るヘリコプターとの合流地点である島北部に向かい、パッカードは部下を殺したコングを抹殺する武器を手に入れるため、救出も兼ねて部下のチャップマンが落ちた島西部に向かう。

コンラッドたちは北に向かって進む中で島民であるイーウィス族と遭遇し、その際に太平洋戦争以来島に取り残されていたマーロウと出会う。マーロウの招きでイーウィス族の集落を訪れたコンラッドたちは、彼らが聖廟として使っている廃船に案内され、そこでコングが島の守護神であることを聞かされる。コンラッドたちは合流地点に向かおうとするが、マーロウに「徒歩で向かっても間に合わない」と忠告され、彼が脱出用に作っていた小型船グレイ・フォックス号を整備して共に合流地点へ向かうことにする。コンラッドやマーロウがグレイ・フォックス号の整備を進める中、ウィーバーは集落の外で撃墜されたヘリコプターの下敷きになっていたスケル・バッファローを助けようとする。そこにコングが現れてスケル・バッファローを助け、彼女に敵意がないことを判断したコングはその場を立ち去る。

翌朝、コンラッドたちは整備が完了したグレイ・フォックス号に乗り込み出発する。その途中でパッカードやランダたちと合流するが、島から脱出しようとしていたコンラッドは部下のチャップマン救出を主張するパッカードに押し切られ、共にチャップマンのいる西部の山に向かうことになる。しかし西部の山は島の怪物たちの棲み処となっており、コンラッドたちは島で最も凶悪な生物であるスカル・クローラーに襲われる。ランダをはじめ多数の犠牲者が出たものの、何とかスカル・クローラーを撃退した一行だったが、直前にスカル・クローラーが吐き出したチャップマンの認識票が巻き付いた頭蓋骨を目の当たりにして、彼が死んでいたことが判明。だが、それでもパッカードはコングへの復讐を理由に西部へ進むと断言し、コンラッドやコング抹殺に反対のマーロウたちと対立する。最終的にコンラッドたち民間人はグレイ・フォックス号に戻り、パッカードたち軍人はコングを攻撃することに決まり、一行は二手に分かれる。

その夜、コンラッドとウィーバーはグレイ・フォックス号を探すため山に向かい、そこでコングと出会う。ウィーバーと触れたコングは敵意の無い二人を残してその場を立ち去ろうとするが、パッカードがコングの注意を引くためにサイズミック爆弾を爆発させたため怒り出し、パッカードたちの元に向かう。コンラッドとウィーバーはマーロウと共にパッカードを止めるためコングの後を追う。パッカードは誘い込んだコングを火攻めにし、弱って倒れ込んだコングを爆薬で吹き飛ばそうとするが、それを阻止しようと現れたコンラッドたちと対峙し状況は一触即発となる。三人の説得にパッカード以外の兵士たちは説き伏せられるが、そこに大型のスカル・クローラーが出現。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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