キングオブコント
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当大会に出場経験のある元お笑いコンビの「キングオブコメディ」とは異なります。

キングオブコント
受賞対象お笑い芸人(2人以上)
開催日毎年9月下旬または10月下旬(決勝戦)
会場TBSテレビ(決勝戦)
日本
主催キングオブコント事務局
TBSテレビ
報酬賞金1,000万円ほか
初回2008年
最新回2023年
初代受賞者バッファロー吾郎
最新受賞者サルゴリラ
公式サイト公式サイト

キングオブコント
King Of Conte
番組ロゴ(2011年 - 2020年)
ジャンルバラエティ番組 / 特別番組
構成高須光聖ほか
演出軸原資雄
出演者ダウンタウン
浜田雅功松本人志)ほか
製作
プロデューサー高柳健人、帯川航、中塚大悟、山下純平
制作プロデューサー坂本義幸
制作吉本興業(協力)
製作TBSテレビ

放送
放送局TBS系列
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本
放送期間2008年10月5日 - 現在
回数16
キングオブコント2023|TBSテレビ
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『キングオブコント』(: King Of Conte)は、TBSテレビが主催・運営するコントのコンテスト大会。総合司会浜田雅功ダウンタウン)が担当している[注 1]
概要

M-1グランプリ」(朝日放送テレビ制作、テレビ朝日系列)や「R-1グランプリ」(関西テレビ制作、フジテレビ系列)および、過去にコンテストとして実施されていた「THE MANZAI」(フジテレビ制作)と同様、決勝戦が全国放送の「コント日本一」を決める大会である。

『オロナミンC?キングオブコント2008』として2008年度に初めて開催され、以降毎年開催されている。決勝戦はTBS系列[注 2]で秋(9月下旬?10月下旬の間)に生放送される[注 3]

「M-1」と「R-1」はそれぞれ在阪準キー局による単独制作だが[注 4]、当大会は「THE MANZAI」や「女芸人No.1決定戦 THE W」(日本テレビ制作)同様、東京キー局の単独制作である。在阪局は映像提供などは行うものの制作には関わらない。

第2回(2009年)は「JNN50周年記念番組」として、第7回(2014年)は「JNN55周年記念番組」として、第12回(2019年)は「JNN60周年記念番組」として放送され、第13回(2020年)以降は、同日に生放送される長時間特番「お笑いの日」内の番組として放送されている[1]

第1回(2008年)から第3回(2010年)は、大塚製薬の商品『オロナミンC[2][注 5]、第6回(2013年)はリクルートジョブズ発行・運営の求人フリーペーパー及び求人サイト『TOWNWORK・TOWNWORKNET[注 6]、第9回(2016年)から第11回(2018年)はCygames、第13回(2020年)は出前館[注 7]、第14回(2021年)からはカーネクスト冠スポンサーに就いている[注 8]

2021年3月12日に応募資格の改定が発表され、第14回(2021年)からプロ同士の即席ユニットの出場が解禁された[3](詳細は#参加規定を参照)。また、第4回(2011年)から10大会使用されていた番組ロゴが変更された。

2021年からはスピンオフ企画として「キングオブコントの会」が年1回放送されている[4][5][6]
優勝者に贈られる賞品

優勝賞金1000万円

副賞

第1回(2008年) - 第3回(2010年)

オロナミンC 1年分 - 第1回から第3回までは大塚製薬の商品「オロナミンC」が冠スポンサーだった。


第5回(2012年)

1時間の特別番組


第6回(2013年)

オータムジャンボ宝くじ 3000枚[注 9] - 第6回において宝くじは22時台の主要スポンサーとなっている。


第9回(2016年)

蒼の絶景を巡る旅 - 冠スポンサーがCygamesであるため、グランブルーファンタジーに因んだものとなっている。


第11回(2018年)

オールスター感謝祭出場権

イタリアユベントス観戦ツアー - 冠スポンサーのCygamesは、ユヴェントスFCのオフィシャルスポンサーとなっている。


第13回(2020年)

出前1年分 - 冠スポンサーの出前館に因んだものとなっている。


第14回(2021年) -

お米1トン - 冠スポンサーのカーネクストに因んで車両重量相当分の新米となっている。


参加規定

プロ・アマチュア不問。所属事務所・芸歴・年齢・グループ結成年数の制限なし。ただし2人以上のグループに限る。1人(ピン)での出場は不可。

2021年に応募資格が改定され、プロ同士の即席ユニットの出場が解禁された(なお併願エントリー不可)[注 10]
決勝までの道のり

1回戦が東京大阪名古屋札幌沖縄の各地で行われ、その後は大阪・東京での予選を経て東京・赤坂BLITZ(第13回(2020年)まで)、日経ホール(第14回(2021年))、新宿文化センター 大ホール(第15回(2022年))めぐろパーシモンホール 大ホール (第16回(2023年))で2日間行われる準決勝へと進む。
シード権についての規定

第9回(2016年)までは前年度準決勝以上に進出したグループにのみシード権が与えられ、1回戦免除となる(第1回はなし。翌年の大会のみ有効でシード権を得た次の大会で準決勝以前に敗退、もしくは欠場した場合はシード権は無効となっていた)。

第10回(2017年)では予選において大幅なルール改正が行われ、準決勝ではグループ1組あたり2本ずつネタを披露することとなった他、2回戦と準決勝の間に準々決勝が追加された。また、シード権は「過去の準決勝進出者は1回戦免除」および「過去の決勝進出者は2回戦免除」となり[7]、シード権保持者は前回成績に関わらず無期限で有効となった。

シード権は同一メンバーであればグループ名変更や事務所を移籍しても有効だが、グループの構成人員に変更があった場合はシード権が無効となる[注 11]。また第14回(2021年)では即席ユニットに関してはシード権保持者同士のユニットであっても新規グループ扱いとなり、ノーシードからのエントリーとなる。
予選構成の変遷および制限時間

第1回(2008年)

1回戦-2分/2回戦・準決勝-3分/決勝-5分


第2回(2009年) - 第4回(2011年)

1回戦-2分/2回戦-3分/3回戦・準決勝・決勝-4分


第5回(2012年)- 第9回(2016年)

1回戦-2分/2回戦
[注 12]・準決勝・決勝-4分


第10回(2017年)

1回戦-2分/2回戦・準々決勝・準決勝(2日)・決勝-4分


第11回(2018年)- 第14回(2021年)

1回戦・2回戦-2分/準々決勝・準決勝(2日)・決勝-5分


第15回(2022年)-

1回戦-2分/2回戦-3分/準々決勝・準決勝(2日)・決勝-5分

第11回(2018年)では更にルール改正が行われ、準々決勝以降のネタ制限時間が5分に変更された他、準決勝と決勝は原則同じ2ネタを行うこととなった[8]。さらに例年は準決勝終了後に決勝進出者が発表されていたが、そこでは当人たち以外には発表されず決勝戦当日の生放送での発表となったが、第13回(2020年)からは廃止され決勝進出者の発表が再び準決勝終了後に戻った[9]

第13回(2020年)以降は新型コロナウイルス感染症に罹患及び発症した場合に限り、予め収録した映像を提出したもので動画審査を準決勝まで数回実施する救済措置を講じた[注 13][10]
審査方法
予選審査

予選は放送作家とTBSのプロデューサーからなる数人の審査員が各100点満点で採点し、合計得点の高い順に合格となる。
決勝審査
第8回(2015年)以降の審査方法

審査員5人(メンバーは決勝戦審査員欄を参照)が1人100点の持ち点で審査する[11]

「ファーストステージ」では各組それぞれネタ終了後、審査員5人が1人100点(500点満点)で採点する。全組のネタ終了後、そのうち得点上位3組(2017年までは得点上位5組)が「ファイナルステージ」に進出する(複数組が同点で並んだ場合、審査員5人が面白かった組に投票し、審査員から過半数票を獲得した者が「ファイナルステージ」に進出する)。「ファイナルステージ」に進出した全組が、「ファイナルステージ」で2本目のネタを披露し、再び審査員5人が1人100点(合計:500点)で採点する。「ファーストステージ」の得点と、「ファイナルステージ」の得点を合計し、2ネタの合計点(1000点満点)が最も高い組が優勝となる。

第8回(2015年)から第13回(2020年)までの6回はバナナマンさまぁ?ず松本人志(ダウンタウン)の5人が審査員を務め、第14回(2021年)からは松本に加えて山内健司かまいたち)・小峠英二バイきんぐ)・秋山竜次ロバート)・飯塚悟志東京03)ら4人の歴代王者による5人へ変更された[1]。なお、新たな審査員については「お笑いの日」の放送の中の各パートで1人ずつ発表された。
過去の審査方法

かつては「優勝者となる芸人を決めるのは、同じ舞台で戦った芸人自身」というコンセプトの下で、以下のようなルールによって行われた。
第1回(2008年)
決勝進出者8組を抽選によりAリーグとBリーグの2組に分けネタを披露する。審査は準決勝進出者100人が、無記名でそれぞれ5点満点、計500点満点で採点し、A・Bそれぞれのリーグの1位を選出する。選出された各リーグ1位は最終決戦へ進出し、2本目のネタを披露する。終了後に自分達を含め、どちらのネタが良かったかを口頭で発表する。同点の場合、他の決勝進出者6組のうち先に4組が選んだコンビが優勝。さらに同点の場合、準決勝進出者100人の決選投票で優勝者を決定する。それでも同点の場合は両者優勝となる。
第2回(2009年)?第6回(2013年)
決勝進出者8組がそれぞれ2ネタを披露、その2ネタの合計得点が高いコンビが優勝となる「フィギュア方式」を採用
[注 14][12]。審査は準決勝進出者100人が、無記名でそれぞれ10点満点、計1000点満点で採点する[13]。「ファーストステージ」では、事前の抽選により決定した出番で1本目のネタを披露する。その後の「セカンドステージ」ではファーストステージでの得点が低い順に2本目のネタを披露する。採点後に2ネタの合計点が暫定1位となったグループは別席に移動し、2位に落ちたグループは退場。これを繰り返して最終的な優勝者を決定する。
第7回(2014年)
決勝進出者10組がそれぞれ1対1で対決する「一騎打ち方式」を採用。また、第1回(2008年)以来となる2段階方式(1stで敗退者が出る)となる。「一騎打ち方式」では、2組のネタを見た後に、準決勝進出者101名が「どちらのネタが面白かった」かを審査し判定する。「ファーストステージ」では5組に分かれてそれぞれ1本目のネタを披露し、勝者は「ファイナルステージ」へ進出する。敗者はその場で敗退となる。その後の「ファイナルステージ」では、ファーストステージの勝者5組が抽選により決定したネタ順で2本目のネタを披露する。まず1組目と2組目が対戦し勝者が暫定王者となり、そして暫定王者と3組目が対戦し勝者が暫定王者となる。これを繰り返し暫定王者と5組目の対決の勝者が優勝となる。
司会・審査員
司会

決勝戦司会進行
第1回(2008年)
ダウンタウン小林麻耶
第2回(2009年)出水麻衣
第3回(2010年)
第4回(2011年)
第5回(2012年)青木裕子
第6回(2013年)小林悠
第7回(2014年)吉田明世
第8回(2015年)浜田雅功(ダウンタウン)吉田明世
国山ハセン
第9回(2016年)
第10回(2017年)
第11回(2018年)浜田雅功(ダウンタウン)・葵わかな(不在)
第12回(2019年)
第13回(2020年)浜田雅功(ダウンタウン)日比麻音子
第14回(2021年)
第15回(2022年)
第16回(2023年)


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