キルラキル
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キルラキル
ジャンル
学園バトルアクション
アニメ
原作TRIGGER中島かずき
監督今石洋之
シリーズ構成中島かずき
脚本中島かずき、若林広海瀬古浩司
キャラクターデザインすしお
音楽澤野弘之
アニメーション制作TRIGGER
製作アニプレックスULTRA SUPER PICTURES
電通KADOKAWAムービック
ルーセント・ピクチャーズエンタテインメント
MBS
放送局#放送局を参照
放送期間2013年10月4日 - 2014年3月28日
話数全25話[注 1]
漫画
原作・原案などTRIGGER、中島かずき
作画あきづきりょう
出版社KADOKAWA 角川書店
掲載誌ヤングエース
レーベル角川コミックス・エース
発表号2013年11月号 - 2015年3月号
発表期間2013年10月4日 - 2015年2月4日
巻数全3巻
話数全17話
テンプレート - ノート
プロジェクトアニメ漫画
ポータルアニメ漫画

『キルラキル』 (KILL la KILL) は、TRIGGER制作による日本テレビアニメ作品。2013年10月から2014年3月までMBSTBSCBCBS-TBSアニメイズム』B2にて放送された[1][2]。全25話(テレビ放送24話+未放送1話[注 2])。TRIGGERにとっては、本作が初のテレビアニメ制作元請作品となる。
概要
内容

かつて、ガイナックスで『天元突破グレンラガン』を制作した主要スタッフがTRIGGERとして独立した後、企画から立ち上げた初のテレビアニメシリーズ作品。キャストには同作品に出演していたメンバーも多く含まれている。

キャッチコピーは「キルカ、キラレルカ」。基本的には荒んだ世界を舞台とした学園バトルものであるが、セル画制作の全盛期風の作画や背景などを多用し、着た人間に人知を超えた力を与える制服や自我を持った制服が登場するという、ファンタジー要素も盛り込まれている。
視覚デザイン

随所で3DCGを用いて背景などをダイナミックに動かすような現代の先端の技術を使用している一方で、紙に絵具で手描きという背景美術を主に用い[3]セル画制作時代の作品のような画風で描くなどのレトロ要素も盛り込まれている。キャラクターデザイン・総作画監督を担当するアニメーターのすしおは「あまり枚数を使わずに、リミテッドアニメを意識した手法でキャラのたたずまいとか芝居をちゃんと描きたい」[4]、「昔のアニメーターさんの芝居の作り方をなんとか表現しようと」[5]したという。

映像中の文字のほとんどは、赤か白の巨大な太字フォント(フォントワークス・ラグランパンチ UB)[6][7]を特徴とする。監督の今石洋之は、技や人名など言葉遊びの要素の強いシナリオのために重要な部分はテロップで読ませる必要があったこと、作品全体を通してアイコンになる表現として画面を埋め尽くすほど押しだしの強い文字を必要としたことからこの書体を選んだという[7]。画面サイズについては、現在のシーンについては16:9サイズなのに対し、回想シーンについては4:3サイズのアナログ放送時代の画面構成になっている。なお、作中に登場するコンピュータなどで使われるモニター画面はドットマトリクス式のモノクロ液晶になっている[注 3]
制作

アニプレックスのプロデューサー・鳥羽洋典が、『劇場版 天元突破グレンラガン 螺巌篇』の仕上げの際から、「今石洋之と中島かずきでもう一度アニメの仕事がしたい」と言い続けたのが企画の発端であった。今石と中島の2人は別の仕事をしていた間も、定期的にミーティングを重ねていたという[8]。しかし、『グレンラガン』を超える作品を考えるための企画が行き詰まり、一度リセットしてスタッフみんなが楽しめてすぐに作れるものを考えようと再検討した際、「『男組』の女子高生版」、「主人公は『女囚さそり』の梶芽衣子のような感じ」、「セーラー服が武器になって戦う」などのアイデアが出され[9]、「学生を主人公とした抗争劇のテイストと1980年代の『週刊少年ジャンプ』黄金期のバトルマンガの手法を取り入れた、女子高生2人の抗争を中心とする異能力バトル物」という大まかなラインが決まった[10]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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