キリング・イヴ/Killing Eve
別名Killing Eve
ジャンルドラマ
スパイスリラー
ブラックコメディ
原作ルーク・ジェニングス
『キリング・イヴ/Killing Eve』(Killing Eve)は2018年からアメリカ合衆国のBBCアメリカで放映されているイギリス製作のテレビドラマ。原作はルーク・ジェニングス(英語版)のスリラー小説『ヴィラネル(英語版)』シリーズ。ヨーロッパ各地で暗躍するサイコパスの暗殺者ヴィラネル(英語版)と彼女を追うイギリスの情報機関MI6の女性捜査官イヴ(英語版)の攻防を描いたスパイスリラー。主演はサンドラ・オーとジョディ・カマー。
2018年4月8日から同年5月27日までシーズン1全8話が、2019年4月7日から同年5月26日までシーズン2全8話が、2020年4月12日から同年5月31日までシーズン3全8話が放映されており、シーズン4の制作が発表済みである[1]。
日本ではWOWOWでシーズン1が2019年2月6日から[2]、シーズン2が同年11月14日から放映され[3]、シーズン3が2020年7月7日から放映されている[4]。目次 MI5の職員であるイヴ・ポラストリ
1 ストーリー
1.1 シーズン1
1.2 シーズン2
1.3 シーズン3
2 キャスト
2.1 メイン
2.2 その他
3 エピソード
3.1 シーズン1 (2018)
3.2 シーズン2 (2019)
3.3 シーズン3 (2020)
4 作品の評価
4.1 シーズン1
4.2 シーズン2
4.3 シーズン3
5 出典
6 外部リンク
ストーリー
シーズン1
一方、暗殺者ヴィラネル(英語版)はヴィラネル本人も正体を知らない謎の組織の指示で動いていた。彼女は自らが殺した人間が死に至る姿を見ることを楽しむサイコパスだが、自分を追うイヴの存在を知ると、イヴに激しく執着するようになる。
長年の相棒であるビルを目の前でヴィラネルに殺されたイヴはヴィラネルに激しい憎しみを抱くが、ヴィラネルを追うにつれ、徐々に彼女に対して抗えない魅力を感じるようになる。
ヴィラネルのパリのアパルトマンを突き止めたイヴはそこでヴィラネルと出くわす。2人はベッドの上で語り合うが、そこで完全に油断したヴィラネルをイヴは隠し持っていたナイフで深く刺す。動揺したイヴを残し、ヴィラネルは姿を消す。 ヴィラネルはイギリスに入国する。新しいハンドラーであるレイモンドの下で仕事を再開するが、ヴィラネルはレイモンドを気に入らない。一方、ヴィラネルの前のハンドラーでヴィラネルに撃たれて死んだとされていたコンスタンティンが家族の安全を条件にキャロリンに匿われていることを知ったイヴは、コンスタンティンに家族の居場所を教える条件でヴィラネルの隠れ家を聞き出す。しかし、イヴたちが隠れ家に乗り込んだ時には、既にコンスタンティンはヴィラネルを連れて逃亡していた。こうしてコンスタンティンとヴィラネルはフリーランスの殺し屋チームとなる。 そんな中、ヴィラネルとは手口の異なる別の女性暗殺者がIT業界の大物アリスター・ピールを密かに殺し、彼の周辺で殺人を繰り返していた。イヴはその暗殺者を捕らえるが、依頼主について頑として口を割らない彼女に業を煮やし、ヴィラネルに協力を仰ぐことにする。イヴは自らの殺害依頼という形でヴィラネルを呼び出す。ヴィラネルはイヴの依頼通り、暗殺者の口を割らせる。暗殺の依頼主はアリスター・ピールの息子で後継者のアーロンだった。イヴはヴィラネルを潜入捜査に使ってアーロンを調べることにする。 ヴィラネル同様にサイコパスであるアーロンはヴィラネルを大いに気に入り、潜入捜査は順調に進むかに見えたが、ヴィラネルの発した言葉を合言葉と認識したイヴが現場に乗り込んでしまったことから、潜入捜査は失敗、アーロンはヴィラネルにイヴを殺すようにそそのかす。しかし、ヴィラネルは躊躇なく、アーロンを殺す。 アーロンの逮捕を目的としていたイヴは動揺するが、ヴィラネルがアーロンを殺すことは実はキャロリンの目論見通りだったと知り、愕然としたイヴは手を引くと宣言する。一方、ヴィラネルはコンスタンティンが全てを了解済みだったことを知ると、コンスタンティンと別れる。
シーズン2