キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン
Killers of the Flower Moon
監督マーティン・スコセッシ
脚本エリック・ロス
マーティン・スコセッシ
原作デヴィッド・グラン
『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』(Killers of the Flower Moon)は、2023年のアメリカ合衆国の犯罪映画、修正主義的西部劇。監督はマーティン・スコセッシ。主演はレオナルド・ディカプリオ。共演はロバート・デ・ニーロ、リリー・グラッドストーン、ジェシー・プレモンス。
本作でスコセッシとディカプリオは、長編映画6度目のタッグとなる[3]。
1920年代のオクラホマ州オセージ[注釈 1]を舞台とし、石油鉱業権を保持し、高い利益を得ていた先住民オセージ族(英語版)が次々と謎の死を遂げる事件を描く。 オクラホマの居留地で、オセージ族の「フラワームーン」の儀式の最中に大地から原油が噴出する。受益権を均等に分配されたオセージ族は富裕となる。財産目当てにオセージ族の女性と結婚する白人の男たちが続出する。 1919年、第一次大戦の復員兵のアーネスト・バークハートは弟のバイロン、おじで有力者のウィリアム・キング・ヘイルと住む。保安官代理でもあるキングはオセージ族の後援者を装う。アーネストとバイロンは密かに金持ちのオセージ族相手の強盗を働く。キングのすすめでアーネストはオセージ族の女性モリー・カイルの運転手となり、やがて結婚して子をもうける。 キングはモリーがより多くの受益権を受け継ぐよう、その家族を密かに殺させる。オセージ族の会議は不審死が続いたことの捜査を求め、首都ワシントンD.C.に代表を送るも殺される。モリーが雇った私立探偵のウィリアム・J・バーンズはアーネストとバイロンに脅されて居留地から逃げ出す。キングはアーネストに命じ、犯罪者のエイシーを使ってモリーの妹リタとその夫のビルの家を爆破して殺させる。
あらすじ