キューバ空軍
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キューバ空軍の国籍識別標

キューバ革命空軍および防空軍(スペイン語: Defensa Antiaerea y Fuerza Aerea Revolucionaria)はキューバの国軍・キューバ革命軍空軍及び防空軍
目次

1 概要

2 組織

3 基地

3.1 活動が低調な基地


4 装備

4.1 航空機

4.1.1 固定翼機

4.1.2 回転翼機


4.2 ミサイル

4.3 防空兵器


5 階級

6 脚注

7 参考文献

8 外部リンク

概要

設立当初のキューバ空軍はフルヘンシオ・バティスタ政権の下でアメリカ合衆国から少数機が購入された。

革命空軍は1959年のキューバ革命後、旧空軍の資器材を元に設立され、1961年のピッグス湾事件に出動し、キューバ危機後の1963年に革命空軍および防空軍(DAFAAR)に改組される。1980年代にはソビエト連邦の援助を得て国外にて軍事作戦を展開する事となる。空軍は特にアフリカで活動し、戦闘機と輸送機はアンゴラ(対南アフリカ)やエチオピア(対ソマリア)に派遣された。

1990年代、キューバ空軍はラテンアメリカで最高水準の装備を整えた空軍であった。空軍は全部で230機の固定翼機を輸入した。現在ではこれらの内で稼動している正確な機体数は不明であるが、西側の分析者によれば少なくとも130機が13の基地に分散して運用されていると見積もられている。

1998年のDIAの報告書によれば、空軍は運用可能なMIG戦闘機は24機であるとした。パイロットの錬度はかろうじて維持できている水準とされる。戦闘機の出撃回数は減少し、航空攻撃に対応するために地対空ミサイルなどの防空砲兵部隊が迎撃戦闘機の代替をしている[1]

2007年のIISSの評価によれば、総員8,000人が所属し31機の戦闘機が運用可能であるとされ、他に179機を保有しているとされる。2007年時点で総員8,000人。パイロットの平均飛行時間は50時間/年[2]
組織

西部空軍管区

第3405執行連隊

第23連隊

第25輸送連隊

第12連隊(低調)

第14戦術連隊(低調)

第15輸送連隊(低調)

第16ヘリコプター連隊(低調)

第21連隊(低調)

第22連隊(低調)

第24連隊(低調)

第1724連隊(低調)



東部空軍管区

第1724迎撃連隊

第3710迎撃・訓練飛行隊

第34戦術連隊

第26輸送連隊(低調)

第31連隊(低調)

第35輸送連隊(低調)

第36ヘリコプター連隊(低調)


基地

サン・フリアン空軍基地(San Julian) -
ピナール・デル・リオ州 カバニャス(Cabanas)西部空軍管区司令部

フランク・パイス空港(Frank Pais) - オルギン州 オルギン 東部空軍管区司令部

プラヤ・バラコア空港(Playa Baracoa) - ハバナ

ホセ・マルティ空港(Jose Marti) - ハバナ

活動が低調な基地

カンポ・リベルター飛行場(Campo Libertad) - カンポ・デ・コロンビア(Campo de Columbia)

二カロ飛行場(Nicaro) - オルギン州 二カロ

シエンフエーゴス空港(Cienfuegos) -
シエンフエーゴス州 シエンフエーゴス

グイネス飛行場(Guines) - ハバナ グイネス(Guines)


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