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出典検索?: "キューティーハニー THE LIVE"
この項目では、テレビドラマについて説明しています。舞台作品『キューティーハニー The Live 秋の文化祭!!!』については「キューティーハニー#舞台作品」をご覧ください。
キューティーハニー THE LIVE
ジャンルテレビドラマ、特撮
原作永井豪
企画ハニー製作委員会
脚本井上敏樹、犬飼和彦、戸塚直樹、長谷川圭一 ほか
監督横山誠 ほか
出演者原幹恵
山本匠馬
水崎綾女
竹田真恋人
小松愛 ほか
製作
プロデューサーブロードマークス
ディープサイド
制作テレビ東京系
放送
放送国・地域 日本
放送期間2007年10月2日 - 2008年3月25日
放送時間火曜日 25:00 - 25:30
放送分30分
回数全25話 - DVDでは全26
公式サイト
特記事項:
『キューティーハニー』の実写特撮ドラマ
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『キューティーハニー THE LIVE』(キューティーハニー ザ ライブ)は、2007年10月2日から2008年3月25日までテレビ東京系列で放送された、特撮テレビドラマ作品。全25話(DVDでは全26話)。永井豪原作の漫画・アニメ作品『キューティーハニー』の実写ドラマ版である。
概要による製作で、スタッフにも『牙狼』のメンバーや特撮番組にゆかりのあるスタッフが複数参加している。
永井豪・作家生活40周年の記念作品である[1][2]。物語中盤の第14話より「第二幕」とも言うべき新章に突入し、ストーリーの重要な部分に展開している[1]。また、DVD第9巻にはテレビ未放送のスペシャルエピソード(第26話)が収録された[3]。
本作品最大の特徴である3人のキューティーハニーによる群像劇を筆頭に、異様に無垢で天真爛漫なハニーの性格、大きく様変わりしたパンサークローの設定など、原作や過去のリメイク作品と比較しても特に独自の設定・要素が多い[2]。一方、売り出し中のグラビアアイドルを多数起用したお色気ドラマ的な見た目とは裏腹に、横山誠総監督による高レベルのアクションと、シリーズ構成の井上敏樹による人間の闇を描く展開によって、ハードバイオレンスドラマになっている。さらに最終回のラストは、テレビアニメのキューティーハニーへ続くような演出がなされた。 白薔薇学園に通う高校2年生・如月ハニーはアンドロイドの身分を隠し、普通の女子高生として人間生活を送っている。私立探偵の早見青児と共に謎の秘密結社・パンサークローと対抗。その間、ハニーは早乙女ミキ・剣持ユキと出会うが、パンサークローと数回激突したのちに知り合い親交を深める。 新章突入では、3人のハニーの身分を明かし、それぞれの心に変化が表れ始め、秘められた過去や如月博士など多くの謎が解明されていく。そしてパンサークローの野望とハニーたちの残酷な運命が展開する。
ストーリー
登場人物
主要人物
如月 ハニー(きさらぎ ハニー) / キューティーハニー
本作品の主人公。白薔薇学園に通う高校2年生[4]だが、その正体は如月光史郎博士によって作られたアンドロイド。誕生日・血液型はミキ・ユキと同じで、それぞれ1990年2月26日、B型(建前上の記録)。過去作とは異なり、普段の容姿は黒髪のセミロングをツインテールにしているが、ハニーフラッシュすることで、赤い髪の女戦士・キューティーハニーに変身し、パンサークローと戦いを繰り広げる。武器は原作と同じシルバーフルーレ。パーソナルエンブレムはハート。「ハニーブーメラン」は登場しないが、代わりにシスターミキがブーメラン型の武器を操る(下記参照)。基本設定は過去作のハニーと同一だが、性格は大きく異なる。「クールで美しい女性」だった原作とは様変わりし極端な天然ボケで、人を疑うことを知らない純真無垢な少女として描かれている。戦闘能力はミキ、ユキと比べて劣るが、その分成長速度は速く、戦いを経験するごとに強くなっていく。戦闘スタイルは自分のバストやヒップを用いたお色気要素の強い攻撃を織り交ぜつつ、3人の中では比較的ヒーロー然とした戦いを見せる。高速での移動を必要とする場合には原作同様「ハリケーンハニー」に変身するが、本作品では青を基調にファイヤーパターンを取り入れた原作と異なるデザインであり、変身後は同様のカラーリングのマシンを駆る。他にも多彩に姿を変えるのは原作と同様だが、前述の設定に基づくというよりは、潜入捜査やバイトなどのために必要に応じて姿を変えている印象が強い。3人の中では唯一完全なハニーシステム(空中元素固定装置)を持つが、それでも体内に蓄積された余剰エネルギーを定期的に放出しなければ「暴走ハニー」化してしまう。暴走の兆候は異常な長さの睡眠であり、暴走時のハニーは金髪となり、きつめのメイクに変化し挑発的な表情を見せる。また全身から高熱を発し、触れた物は金属であれ水であれ蒸発してしまう。ヘッドギアを装着させ余剰エネルギーを放出することで暴走状態は解消するが、放出後は意識を失い、その後意識を取り戻してもしばらくはフラッシュできなくなる。物語終盤、ユキによって空中元素固定装置を取り外されて完全に機能停止したが、ミキの装置を移植されたことで復活した。最終決戦時のハニーフラッシュでは髪に青のメッシュが入り、ミキのボディースーツとブーメランカッターを携えた、ハニーとミキとがひとつになったことを象徴する姿(ランブルハニー)となっている。そして早見からミキの遺志を伝えられ、ユキを救うためにハニーフラッシュで分解して取り込み、ユキともひとつになった。その後は早見と共に、パンサークローと戦い続けている。なお、この時点では元の姿に戻っているが、ミキとユキがハニーの中で生き続けていることを示唆するかのように、戦闘スタイルにミキとユキの得意技が取り込まれている。「愛の戦士、キューティーハニーさ!」と啖呵を切る姿も、最終回のラストで初めて登場。
早見 青児(はやみ せいじ)
河川敷で卒論を書き上げるためにあえてホームレス生活をおくる「早見探偵事務所」の探偵長である青年[5]。本業は大学生だが、現代日本に潜む「デモーニッシュな存在」を研究するために探偵業を行っている[注釈 1]。誠実で正義感は強いが金に意地汚く、ドジで腕っぷしはからきし弱い。また極度に惚れっぽく、美女と見れば誰彼構わずアプローチをかけていく。探偵事務所を開いて初めての依頼でヤクザに追いかけられていたところを、ハニーに救われたのをきっかけに知り合い、やがて2人揃ってパンサークロー絡みの事件に巻き込まれていく。原作以上に頼りなく、ハニーと共に戦うというより、事件に巻き込まれてはヒーローであるハニーに助けられる存在。一度パンサークローの手によって改造人間にされたこともあり、その際は医学知識と技能をダウンロードしたハニーの手術により元に戻ることができた。しかし、最終決戦でユキからハニーのことを託され、共にパンサークローと戦う相棒となる。そのころには以前のような頼りなさは影を潜め、拳銃を手に戦闘員とも渡り合うようになった[注釈 2]。
早乙女 ミキ(さおとめ ミキ) / シスターミキ
ドラマ版のオリジナルキャラクター。ハニーフラッシュすることで、「青いキューティーハニー」、シスターミキとなる。変身すると髪に青いメッシュが入る。鋭い角を有するブーメラン型のカッター武器ブーメランブルを操る。パーソナルエンブレムはスペード。アンドロイドであるハニーとは異なり、如月光史郎博士によって改造されたサイボーグ。影があり、他人との交流を嫌うクールな性格。頭脳明晰で冷静な判断力を持っており、身体能力にも優れる。