この項目では、2004年公開の実写映画について説明しています。
2016年公開の実写映画については「CUTIE HONEY -TEARS-」をご覧ください。
テレビアニメの劇場版については「キューティーハニー#劇場版」をご覧ください。
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出典検索?: "キューティーハニー" 映画 ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2014年10月)
キューティーハニー
CUTIE HONEY
監督庵野秀明
脚本高橋留美
庵野秀明
原作永井豪
製作甘木モリオ
川端基夫
出演者佐藤江梨子
音楽遠藤幹雄
主題歌倖田來未
「キューティーハニー」
撮影松島孝助
編集奥田浩史
制作会社トワーニ
製作会社キューティーハニー製作委員会
配給ワーナー・ブラザース映画
公開 2004年5月29日
上映時間93分
製作国 日本
言語日本語
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『キューティーハニー』(CUTIE HONEY)は、永井豪の漫画作品『キューティーハニー』を原作とした2004年に公開された日本映画。 『新世紀エヴァンゲリオン』の庵野秀明監督による実写映画。『エヴァ』や実写映画『ラブ&ポップ』『式日』とは打って変わって、庵野は大衆観客に向けて開いた作品作りを心掛け、明朗快活なアクション映画となった[1]。 本作品の最大の特徴は、アニメ独特のスピーディで迫力のある画を実写で再現すべく用いられた「ハニメーション」と名づけられた撮影手法である[1]。これは、あらかじめアニメ製作同様に作画されたカットにしたがって、1コマずつ役者に実際にポーズをとらせて撮影するという、実写スチールを使ってアニメーション化したものである[1]。実際の撮影には、かなり無理な姿勢をキープする必要があるため、演じた佐藤の体の柔らかさが大いに活きたという。 撮影にあたって、カメラは「勢い重視」「もう素材が写っていればいい」という理由から、メインはHD24Pのハイビジョンカメラが使用され、サブとしてデジタルビデオカメラも使用された。但し、特撮パートは35ミリフィルムで撮影された[2]。 基本設定は踏襲しているが、「空中元素固定装置」にまつわる設定や、如月ハニーがOLであったり、「おにぎり好き」であることや、衣服をIシステムによって生成するので普段はブラジャーとパンティのみのランジェリー姿で過ごしているなど、原作との違いも見受けられる。 企画自体は2000年に上がり、2001年秋ごろ劇場公開予定だったが、ハニー役の選定に難航し、企画のリニューアルや予算見直しなどを余儀なくされる。ようやくハニー役が佐藤江梨子に決まったのは2003年で、そこからはスムーズに映画製作が進んだという。しかし、スポンサーにテレビ局がついた時点で、表現が放送コードの自主規制を受けることになった。キャストは佐藤、市川、小日向とモデル出身者が並ぶ一方で、脇には岩松、松尾、吉田、手塚、篠井、新谷、嶋田と小劇場系の大物舞台俳優が多数参加し脇を固めている。 完成までは4年を費やしたが、その間に佐藤の知名度が上がったことや、友情出演した倖田來未がカバーして歌った主題歌「キューティーハニー」の大ヒット、公開当時は人気漫画やアニメの実写映画が多数公開されたために話題になったことなどが追い風となった[3]。
概要