キューティ・ブロンド
Legally Blonde
パレス・シアター(ブロードウェイ)
作曲ローレンス・オキーフ
ネル・ベンジャミン[1]
作詞ローレンス・オキーフ
ネル・ベンジャミン[1]
脚本ヘザー・ハック[1]
原作アマンダ・ブラウン著『キューティ・ブロンド』
映画『キューティ・ブロンド』(2001年)
初演2007年1月23日 ? ゴールデン・ゲート・シアター(サンフランシスコ)[2]
上演2007年 サンフランシスコ(トライアウト)
2007年 ブロードウェイ[1]
2008年 1st 全米ツアー
2009年 大韓民国
2009年 ウエスト・エンド
2010年 オランダ[3]
2010年 2nd 全米ツアー
2010年 パリ[4]
2010年 フィリピン[5]
2011年 全英ツアー
2011年 フィンランド
2011年 スウェーデン[6]
2012年 オーストラリア
2013年 ウィーン[7]
2013年 ドミニカ共和国
2014年 ケベック・シティー[8]
2015年 アブダビ[9]
2016年 ニュージーランド[10]
2017年 日本[1][11]
受賞ローレンス・オリヴィエ賞新作ミュージカル作品賞(2011年)他
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『キューティ・ブロンド』(Legally Blonde)は、2007年のローレンス・オキーフとネル・ベンジャミンの作詞作曲、ヘザー・ハックの脚本によるミュージカル。アマンダ・ブラウンの小説『Legally Blonde
』および2001年の映画『キューティ・ブロンド』を基にしている。ソロリティに所属するエル・ウッズが、元彼ワーナーとよりを戻すためにハーバード・ロー・スクールに入学する。自分の法律の知識が他の人たちを助けることができることに気付き、殺人事件の裁判でエクササイズ・クイーンのブルック・ウィンダムを弁護して勝訴する。最初こそエルを信頼する人物は少ないが、自分に正直なエルは皆の予想を裏切り驚かせる。
カリフォルニア州サンフランシスコでブロードウェイ上演前の試験興行が行なわれた。2007年4月、ブロードウェイに移行したが、評価は賛否両論でチケットの売れ行きも良くなかった[12]。ジェリー・ミッチェルが演出および振付を担当した。オリジナル・キャストとしてローラ・ベル・バンディがエル役、クリスチャン・ボールがエメット役、リチャード・H・ブレイクがワーナー役となった。トニー賞において7部門でノミネート、ドラマ・デスク・アワードで10部門ノミネートされたが、いずれも受賞にはいたっていない。2010年1月、サヴォイ・シアターにてウェスト・エンド・プロダクションが開幕した。ウェスト・エンド・プロダクションはローレンス・オリヴィエ賞5部門にノミネートされ、新作ミュージカル作品賞など3部門で受賞した。
2007年9月に収録が行なわれ、2007年10月にMTVで放送された。その後、次のシーズンのブロードウェイ公演のエル役のオーディション番組『Legally Blonde: The Musical ? The Search for Elle Woods』が放送された。2008年7月23日から10月19日の閉幕まで優勝者のベイリー・ハンクスがエル役を演じた。準優勝者のオータム・ハルバートがハンクスの代役となった[13]。 2007年、映画『キューティ・ブロンド』のミュージカル作品が上演された。脚本はヘザー・ハック
概要
2009年11月14日から2010年3月14日まで韓国のコエックス・アルティウムにてアジア初演となる公演が上演された[20]。エル役はジェシカ[21]。2012年11月16日から2013年3月17日までエル役をジェシカ、チョン・ウンジ、チェ・ウリのトリプルキャストで上演された[22]。
イギリスではウエスト・エンドのサヴォイ劇場にて2009年12月5日から上演されたプレビュー公演を経て、2010年1月13日から2012年4月7日まで上演され[23][24]、ブロードウェイでの公演数を上回る974公演が上演された[25]。本公演はローレンス・オリヴィエ賞の新作ミュージカル作品賞、ミュージカル主演女優賞(エル役シェリダン・スミス(英語版))、ミュージカル助演女優賞(ポーレット役ジル・ハーフペニー)を受賞した[26]。