「きゅん現象」の発端となった楽曲「ポケットからきゅんです!」とは異なります。
「キュン」
日向坂46 の シングル
初出アルバム『ひなたざか』
B面JOYFUL LOVE
耳に落ちる涙
Footsteps
ときめき草
沈黙が愛なら
リリース2019年3月27日
規格マキシシングル
ダウンロード・シングル
ジャンルJ-POP
時間5:00
レーベルSony Records
作詞・作曲秋元康(作詞)
野村陽一郎(作曲)
プロデュース秋元康
ゴールドディスク
ダブル・プラチナ(日本レコード協会)
チャート最高順位
週間1位(Billboard Japan Hot 100)[1]
2019年度年間20位(Billboard Japan Hot 100)
週間1位(オリコン)[2]
2019年3月度月間2位(オリコン)[3]
2019年度上半期4位(オリコン)[4]
2019年度年間8位(オリコン)[5]
日向坂46 シングル 年表
ミュージックビデオ
キュン
「キュン」は、日本の女性アイドルグループ日向坂46のデビューシングル[6]。秋元康が作詞、野村陽一郎が作曲した[7]。2019年3月27日に1枚目のシングルとしてSony Recordsより発売された。楽曲のセンターポジションは小坂菜緒が務めた[8]。2019年12月31日に放送された『第70回NHK紅白歌合戦』の歌唱曲となり、グループ初の紅白出場を果たした[9][10]。 Blu-ray付属の初回仕様限定盤 TYPE-A・B・C、CDのみの通常盤の4形態で発売[11][12][13][14]。 2019年2月11日、動画配信サービス『SHOWROOM』で発売日が発表され[15]、発売に先立ち、表題曲「キュン」が同年3月1日に『SHOWROOM』で生配信、日向坂46公式サイトで音源一部初公開。選抜メンバーおよびセンターポジションは同月4日(3日深夜)放送の日向坂46の冠番組『ひらがな推し』で発表[8]、同日にフルサイズ音源を公開した[16]。ミュージック・ビデオは同月5日に日向坂46公式サイト[17]、YouTubeで公開された[18]。 「キュン」は音楽制作に携わったプロデューサーの田中博信によると、「キーはマイナーなのに、彼女たちのトーンがキラキラしていてすごくキャッチ―に聴こえる曲」であると述べている[19]。音楽ライターの南波一海は、「今までのけやき坂46の曲はメッセージ性が強くて覚えやすい曲は少なかったが、本曲は同じ音の繰り返しでインパクトが強く、キャッチ―で覚えやすい」と評している[20]。 「JOYFUL LOVE」はけやき坂46時代の2018年10月にオンエアされた『メチャカリ』のCM「MECHAKARI JOYFUL LOVE」篇のタイアップで、小坂菜緒が全員曲で初めてセンターを務めた曲である[21]。ストレートな歌詞のラブソングで[20]、田中博信はけやき坂46の集大成となったと語っている[19]。ライブでも人気の高いミディアムナンバーで[22]、客席のペンライトがブロックごとに色分けされて虹色に輝く、ファンが独自に始めた演出がなされる[23]。 「ときめき草」は表題曲の候補に挙がっていた、切ない曲調の作品[19]。南波一海は「アップテンポな恋愛ソングだが、坂道シリーズのカッコいい系の曲を踏襲するようなメロディ」と評している[20]。 「耳に落ちる涙」は一期生曲で、思春期の男子の心情を歌った青春ソングである[20]。 「Footsteps」は女性誌でモデルを務める5人のユニット曲で、高本彩花が初めてセンターを務めた[19]。 「沈黙が愛なら」は二期生曲で、田中博信は「小坂菜緒と河田陽菜が出だしを歌っているが、これが二期生のトーン」と語っている[19]。 ジャケット写真のメンバー[11][12][13][14]TYPE-A 表小坂菜緒・齊藤京子・加藤史帆 ジャケットのテーマは「部室棟での学校生活」であり、美術部や音楽部などの教室を作って撮影された[11][12][13][14][24]。
背景とリリース
アートワーク六本木ミュージアムの日向坂46展「WE R!」で展示された『キュン』の衣装(2024年5月13日撮影)
TYPE-B 表河田陽菜・佐々木久美・佐々木美玲・丹生明里
TYPE-C 表柿崎芽実・高本彩花・東村芽依・渡邉美穂
通常盤 表井口眞緒・潮紗理菜・上村ひなの・金村美玖・高瀬愛奈・富田鈴花・濱岸ひより・松田好花・宮田愛萌