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この項目では、日本の少女漫画について説明しています。きゃりーぱみゅぱみゅの音楽シングルについては「CANDY CANDY」をご覧ください。
.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}この項目には、JIS X 0213:2004 で規定されている文字(ハートマーク)が含まれています(詳細)。
キャンディ?キャンディ
漫画
原作・原案など水木杏子
作画いがらしゆみこ
出版社講談社
掲載誌なかよし
レーベルKCなかよし
発表期間1975年4月号 - 1979年3月号
巻数全9巻
アニメ
シリーズディレクター今沢哲男、設楽博
シリーズ構成雪室俊一
脚本雪室俊一、城山昇
キャラクターデザイン進藤満尾
音楽渡辺岳夫
アニメーション制作東映動画
製作NET→テレビ朝日、旭通信社、東映
放送局NET→テレビ朝日
放送期間1976年10月1日 - 1979年2月2日
話数全115話
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画・アニメ
ポータル漫画・アニメ
『キャンディ?キャンディ』は、原作:水木杏子、作画:いがらしゆみこによる日本の少女漫画作品。また、それを原作としたテレビアニメ。 講談社の少女漫画雑誌『なかよし』にて、1975年4月号から1979年3月号にかけて連載[1]。単行本は「KCなかよし」で全9巻が刊行された[1]。 1977年(昭和52年)度、第1回講談社漫画賞少女部門受賞[1]。 単行本の累計発行部数は1200万部を突破している[2]。単行本の7巻は、日本の漫画単行本としては初めて初版100万部が印刷された[3]。その後、愛蔵版・新装版・文庫版コミックスでも発行されたが、現在は後述の理由により絶版となっている。 東映動画の制作でテレビアニメ化され、1976年10月1日から1979年2月2日にかけてテレビ朝日系で全115話が放送された。アニメ化効果で原作も当時出ていた6巻までで計900万部を突破、1978年4月発売の7巻は初版100万部を売り出した[4]。劇場公開もされ、主題歌レコードもヒットした。舞台化や小説化もされている。 水木杏子、いがらしゆみこにとっての代表作であり、『なかよし』の看板作品として同誌の売り上げを牽引し、連載中の1976年新年号で同誌は発行部数100万部を達成した[5]。1978年に実施された毎日新聞社による全国学校読書調査の人気漫画の部で、小学生で1位、中学生で2位、高校生では5位にランクインした。なお、この調査は男女別ではなく少年漫画も交えたものである[6]。 最盛期には、キャラクター人形が1年間で200万個・約80億円を売り上げた[7]。 当時講談社専属だったいがらしゆみこの『なかよし』での新連載を始めるにあたって、当時主流だった学園マンガではなく、外国文学のような長く読み継がれる大型の少女名作マンガというコンセプトで講談社の編集部が企画し、原作者として水木杏子が選ばれて連載が始まった[8][9]。なお、水木は「名木田恵子」として仕事をしているが、当時この名義で別の漫画を連載中だったため「水木杏子」というペンネームを用いた。のちにテレビアニメの主題歌を作詞したり、小説版を刊行した際には「名木田恵子」を使用している。 基本的なコンセプトと設定を水木、いがらし、担当編集者の清水満郎の3人で話し合って決め、具体的なストーリー展開は水木が小説形式で原作を執筆し、それをいがらしが漫画化していった。コンセプトの話し合いでは、いがらしがルイーザ・メイ・オルコットの『ローズの季節(花ざかりのローズ、Rose in Bloom: A Sequel to "Eight Cousins"
概要
水木杏子といがらしゆみこの間に本作の著作権帰属を巡るトラブルが発生し事実上の断絶状態になったため、2001年以降は原作もテレビアニメ版も再版・再放送・配信ができない状態になっている。詳細は「#キャンディ・キャンディ著作権裁判」を参照 中華民国(台湾)と香港では『小甜甜』というタイトルの中國語(台湾華語)と広東語吹き替え版が放映された。 大韓民国ではほとんど日本と時差なく1977年に放送が開始[11]。髪が長くて愁いを帯びた素敵な男性のことを「テリウス」(テリィのこと)と言う[12]。後に日本でも人気になった韓国ドラマ『冬のソナタ』のストーリーに影響を与えた[13]。 その他のアジア各地でも放映された。中でも1989年に放送開始してヒットしたインドネシアでは、初めて放送された日本の連続テレビアニメであり、原作マンガも翻訳出版され、『ドラえもん』とともに現地におけるアニメ・マンガ世代の誕生の契機となった作品である[14]。韓国では原作マンガも出版されたが、当時は日本の大衆文化の輸入が禁止されていたために海賊版の形であり、日本の作品と知らずに接していた韓国人も多い[15]。 1970年代からヨーロッパでも放送され、特にフランスとイタリアで人気を得た。ヨーロッパでも韓国と同様にフランスやドイツで日本の作品と知らずに見ていたと言われることがあり、多くのフランス人がフランス製アニメだと信じていたという逸話がある[15][16]。
世界各国での反響