キャラクターゲーム
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キャラクターゲームとは、漫画アニメ映画テレビ番組などに登場するキャラクター(登場人物など)を採用したゲームのジャンルで、俗称としてはキャラゲーと略される場合もある。目次

1 概要

1.1 広義のキャラゲー

1.2 地域色

1.3 パチンコとキャラクター


2 評価

2.1 キャラクターとファン


3 ゲーム化権の企業

4 備考

4.1 複数原作物


5 もうひとつの「キャラクターゲーム」

6 脚注

6.1 注釈

6.2 出典


7 関連項目

概要

これらのゲームは、人気のある漫画やアニメーション作品などに登場するキャラクターを採用することで、消費者の関心を引くことを目的とし、売上の数パーセントを版権の使用料(ロイヤリティ)として著作者に収めることで、キャラクターの使用権を獲得して製作される。

なお著作者にロイヤリティを支払うなどしても、それら著作物の世界観のみを引用し、主要な登場キャラクターを独自のキャラクターで完結させていて、元作品のキャラクターは精々「友情出演の脇役」扱い未満であるような物は、このキャラゲーの範疇とは見なされない。

この他にもキャラゲーの範疇には、架空のキャラクターではなく、タレントのキャラクター性を前面に出したゲームも含まれ、実在のタレントを起用したゲームはタレントゲームと呼ばれる。これらのゲームでは、タレント本人やそれに似せたゲームキャラクターを主人公として操作したり[注 1]、ゲーム中に登場人物として出演していたり[注 2]している。例えば『X JAPAN Virtual Shock 001』ではバンドのコンサートを記録したりメンバーへの差し入れをするミッションがあるなどのイベントが存在している。

たけしの挑戦状』もその範疇に挙げられるが、あくまで主人公は普通のサラリーマンである。ビートたけし自身はエンディングの顔グラフィックのみのチョイ役であるが、タレントゲームとしては珍しく、ゲーム内容のストーリー監修でビートたけし自身が直接関与していたことから、ビートたけしの奇抜で斬新なストーリー性そのものをゲーム化している。後に製作される北野武監督映画(キタノ映画)もこのストーリー性であることから、本作はその原型でもある。

一般的にタレントゲームは名義貸しの名目で題材としたタレント本人または芸能事務所に許可を貰ってのタイアップとなるため、題材としたタレント本人そのものは、ほんの少しだけ製作に関与することが非常に多い。タレント本人が中心となって製作に関与する事例も少数ながら存在し、前述の『たけしの挑戦状』のほか、野田クリスタルマヂカルラブリー)がプログラミング・グラフィック・音楽も含めて自主開発した『野田ゲー[注 3]シリーズがそれにあたる。

主に、それらキャラクターの関連商品(→キャラクター商品)として発売されるが、一方的に視聴させるメディアではない双方向の遊びを提供するため、元のキャラクターが登場する作品のファンがそれら作品世界を主観的に仮想体験する場を提供するものが多く、またゲーム中に元となった作品の引用も多く見られる。

ゲームの内容に対するジャンルとしては、ボードゲームトレーディングカードゲームコンピューターRPGアドベンチャーゲーム、またはアクションゲームシューティングゲーム対戦格闘ゲームなど多岐に渡るが、大抵は元となった作品の対象年齢層に合わせたゲーム内容となっており、全般的にゲームで楽しませるよりもキャラクターで遊ぶことを前提とするため、難易度が低いか、時間をかければ先に進める内容のものが多いとされる。中にはゲームと題されてはいるが、既存のゲームジャンルに合致しないものも見られる。

キャラゲーの概念はコンピュータゲーム流行初期から存在し、アタリVCSでは『E.T.』など映画作品をモチーフにした作品もあったほか、任天堂が『ポパイ』や『ミッキーマウス』などを題材とした作品をアーケードゲームファミリーコンピュータゲーム&ウオッチでリリースしたことがある。さらに遡ればボードゲームカードゲームなど広義のゲームにおいても、キャラクター性を売りにしていたゲームも数知れない。


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