キャメルケース
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出典検索?: "キャメルケース" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2024年1月)
ラクダ(camel)のこぶに見えることから名付けられたキャメルケースの例(シンガポールのマクドナルド店舗)

キャメルケース(: camel case)は、英語の複合語やフレーズ、文をひと綴りとして、各構成語(要素語)の最初を大文字で書き表すことをいう[1]。キャメルケースとは、大文字が「らくだのこぶ」のように見えることからの命名である。例えば、「camel case」をキャメルケースで書き表すと、「camelCase」または「CamelCase」となる。

ブラッド・エイブラムスによれば、.NET Frameworkの初期設計の際、名前付けスタイルの議論を円滑に進めるために作った用語だと言う。先頭の語も含めて各構成語の最初の文字を大文字にするスタイルは「PascalCasing」と命名され、先頭の語のみ最初の文字を小文字にするスタイルは「camelCasing」と命名された[2]。なおこのとき、プログラミング言語Pascalによって普及したスタイルであるとして、「PascalCasing」という用語を提案したのは、Turbo Pascalの設計者であり、.NET設計チームの主要なメンバーでもあったアンダース・ヘルスバーグであったが、用語の選定にあたって特に異論は出なかった[3][4]。「PascalCasing」はパスカルケース(: Pascal case)と表記されることもある。

別名、バイキャピタライゼーション[5]、インターキャプス[6]、ミックストケース[7]ともいう。一部、日本語訳してキャメル記法、キャメル方式と表現されることもある。
キャメルケースの種類

.NETのガイドラインでは、先頭の語も含めて各構成語の最初の文字を大文字にするスタイルをパスカルケース、先頭の語のみ最初の文字を小文字にするスタイルをキャメルケースとしており、プログラミングの文脈でキャメルケースと言えば後者のスタイルを指すことが多いが、場合によってはどちらもキャメルケースと呼ばれることがある。厳密に区別するために、「アッパーキャメルケース」や「ローワーキャメルケース」といった用語が使われることもある。

名称表記例備考
アッパーキャメルケース(UCC[8])、またはパスカルケースGetInputReader複合語の先頭を、大文字で書き始める。
ローワーキャメルケース(LCC[9])、または単にキャメルケースgetInputReader複合語の先頭を、小文字で書き始める。

なお、英語で大文字はupper case、小文字はlower caseであるが、これらは活版印刷の名残である。「大文字と小文字」も参照
用途CamelCase

コンピュータープログラミングにおいて、キャメルケースが識別子命名規則として用いられることがある。

識別子とは、変数サブルーチン、ユーザー定義のデータ型といった構文要素を区別する名前のことを指すが、プログラミング言語の多くでは、スペースがトークン(字句)の区切りに使われ、ひとつづりをひとつの識別子として扱うため、ひとつの識別子がスペースを含むことはできない。一般的な言語では、英数字のほかにアンダースコア_を使うことができるが、古いCOBOLのようにアンダースコアは使えず、代わりにハイフンマイナス-を使うことができるという言語もある[10]。また、初期のコンピュータでは、容量などの制約から大文字・小文字を区別することができず、大文字のみが使える環境が主流だった[11]C言語の場合、ANSI C (C89) 規格では、保証される外部識別子名の長さは6文字まで、内部識別子名の長さは31文字までという互換性制約があった[12][注釈 1]

識別子に使用可能な文字種や文字数に制限のある環境において、複合語をひとつのプログラム要素としたいときには「getinputreader」や「GETINPUTREADER」のように直接連結するしかない場合もある。しかし、直接連結してしまうと語の区切り(境界)を認識しにくく、可読性を欠いてしまう。アンダースコアやハイフンマイナスが使える環境ではそのような文字を区切り文字に使って「get_input_reader」や「GET-INPUT-READER」などとする方法もあるが、文字数が増えてしまい、場合によっては処理系の制限に引っかかってしまう。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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