キャプテン・アース
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キャプテン・プラネット」とは異なります。

キャプテン・アース
ジャンルロボットSF青春群像劇
アニメ
原作BONES
監督五十嵐卓哉
シリーズ構成榎戸洋司
脚本榎戸洋司
キャラクターデザイン石野聡
メカニックデザインコヤマシゲト柳瀬敬之
荒牧伸志高倉武史
浅井真紀、吉岡毅
音楽MONACA神前暁
アニメーション制作ボンズ
製作キャプテン・アース製作委員会
MBS
放送局放送局参照
放送期間2014年4月 - 9月
話数全25話
漫画:キャプテン・アース
原作・原案などBONES(原作)
三巷文(キャラクター原案)
作画中西寛
出版社小学館
掲載誌週刊少年サンデー
クラブサンデー
レーベル少年サンデーコミックス
発表号2014年19号 -
発表期間2014年4月9日 - 2015年4月17日
巻数全4巻
話数全32話
漫画:遊星歯車装置 世界の夢を現す者
原作・原案などBONES(原作)
榎戸洋司(構成)
作画三巷文
出版社KADOKAWA 角川書店
掲載誌月刊ニュータイプ
発表号2014年4月号 - 11月号
話数全7回
テンプレート - ノート
プロジェクトアニメ漫画
ポータルアニメ漫画

『キャプテン・アース』(Captain Earth)は、ボンズ制作による日本オリジナルテレビアニメ2014年4月から9月までMBSTOKYO MXほかにて放送された。

監督の五十嵐卓哉やシリーズ構成の榎戸洋司、そしてアニメーション制作のボンズなど、2010年に放送された『STAR DRIVER 輝きのタクト』のスタッフが再集結したオリジナルアニメである[1]

種子島を舞台に、不思議な記憶を持った少年を中心とした青春群像劇や、巨大ロボット「アースエンジン」と機械に精神を宿すデジタル生命体「キルトガング」との戦いを描く。
プロモーション

アニメ雑誌『Newtype』2013年10月号に第一報が掲載され、企画やメカニック(シルエットのみ)が発表された後、同年12月22日には公式サイトや公式Twitterが開設され、キービジュアル第1弾とPV第1弾がそれぞれ公開された[1]

2014年1月10日にはメインキャラクター4人のビジュアルとキャストが公開された[2]。同年2月22日には公式サイトのリニューアルに合わせてPV第2弾が公開され[3]、同年3月15日にはPV第3弾と放送情報が公開された。同年3月20日には追加キャストが公開された[4]

2014年3月23日にはAnimeJapan 2014電通ブースに主役ロボット「アースエンジン・インパクター」を描いた6メートル超のパネルが展示され[5]、同年3月29日には舞浜アンフィシアターで第1話と第2話の先行上映を含む放送開始直前プレミアムイベントが開催された[6]

2014年4月1日の12:00にはメディエーターの「ふらっと動画」から配信を提供されているインターネットカフェで第1話の先行配信が同年4月4日17:00までの期間限定で行われ[7]、その終了直後から同年5月3日まで出演声優へのインタビュー付きPVが独占公開された[7]
ストーリー

種子島出身の高校2年生の真夏ダイチは、日常の生活に違和感を覚え、学業にも身が入らない日々を過ごしていた。ある日、テレビのニュース番組で見た丸い虹に幼少時の体験を重ね合わせたダイチは、夏休みを利用して種子島へ旅立つ。そこで亡き父、真夏タイヨウの墓参りをした後、幼少時の友達である嵐テッペイと夢塔ハナの2人と出会った思い出の地である宇宙基地を訪れる。テッペイは昔、ダイチの目の前で手の平から「丸い虹」を出して見せたことがあったのだった。

基地の地下へ足を踏み入れたダイチは、謎の少女のエーリアルと出会い、宇宙からの侵略者「キルトガング」が地球に迫る姿を見せつけられる。地球を守る力を欲したダイチの手には、いつの間にか「ライブラスター」という銃が握られており、超国家的組織「Globe(グローブ)」の開発した有人インパクター「アースエンジン・インパクター」のパイロットとして出撃。何の説明もないままの出撃だったが、何とか戦闘をこなしキルトガングを退けることに成功した。

帰還後、ダイチはテッペイとハナに再会し、父の親友である西久保ツトムがGlobeの司令であること、キルトガングが地球人の持つ生命エネルギー「リビドー(オルゴンエネルギー)」を収集するために地球を襲うこと、彼らがもし地球にたどり着いてしまうと人類は絶滅することを知る。

その後、アマラとモコの2人のみであったキルトガングは、自分達の仲間となるべく作られたアバター(分身体)のデザイナーズチャイルドの面々を次々と覚醒させ、「遊星歯車装置」を集結させる。ある際は「マシングッドフェロー」という小型機動兵器で、またある際はキルトガング本来の姿で執拗にダイチ達や地球を襲撃する。

また、キルトガングに抵抗するよりも、地球を捨てて脱出しようとするGlobe内の「方舟派」が、ツトム達「迎撃派」に対して不穏な動きを見せ始める。このような事態に対してツトムは、独立遊撃部隊「ミッドサマーズナイツ」を結成。ダイチ、テッペイ、ハナ、さらに自身の娘の夜祭アカリを加えた4人を、ミッドサマーズナイツのメンバーに任命するのだった。

ミッドサマーズナイツの「キャプテン」に選ばれたダイチは当初それを受け入れられずにいたが、自分を支えてくれる大切な友人や仲間達、そしてキルトガングとの戦闘を経て成長し、キャプテンとしての自覚を抱いていく。
登場人物
Globe(グローブ)
ミッドサマーズナイツ
真夏 ダイチ(まなつ ダイチ)
- 入野自由 / 幼少期 - 中上育実本作の主人公。17歳[8]。高校2年生。幼少時に母を病気で、8歳の時に父を宇宙事故で亡くして以来、種子島を離れて閉塞感を抱えながらも、東京の蘭月高校に通う生活を続けていたが、テレビで見た「丸い虹」が気になって夏休みに再び種子島を訪れ、アースエンジンの起動に必要なライブラスターを手に入れたことからアースエンジンのパイロット(アースドライバー)になる。種子島に来てからは水を得た魚のように生き生きと生活している。子供の頃からブーメランが得意で、作中で度々その腕を披露している。また、コンピューターゲーム(特にアクション)も得意で、アースエンジンの操縦に役立っている。元陸上部で足が速い。とても素直な性格で責任感が強く、偏見や先入観に囚われることのない豊かな感受性の持ち主。ツトムからGlobe種子島基地独立遊撃部隊「ミッドサマーズナイツ」のキャプテンに任命される。それ以降は皆から「キャプテン」と呼ばれるようになる。当初は違和感があったようだが、徐々に受け入れていく。ハナのことは特定の異性として意識しており、最終的に彼女と恋仲になる。テッペイとは時折、亡き父タイヨウから送られた「ブルースター」と呼ばれる石のペンダントを巡るゲームを行っている。ロビングッドフェローとの最終決戦ではアースエンジン・インパクター単機で地球圏にエンタングル・リンクし、「スティグマグナム」で開けた穴から突入、奪われていたハナをテレパシーキスで取り戻す。そしてハナの「地球を守るため、いつ死んでも後悔しない生き方をしたい」という言葉に父の面影を感じ、ハナと二人でロビン(パック)を破壊。彼女を連れて地球へ帰還する。
嵐 テッペイ(あらし テッペイ)
声 - 神谷浩史 / 幼少期 - 牛田裕子ダイチが幼少時に出会った少年。17歳[8]


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