キャピトル・ミュージック・グループ
[Wikipedia|▼Menu]

キャピトル・ミュージック・グループ
親会社
ユニバーサル ミュージック グループ
設立2007年 (17年前) (2007)
設立者EMI
販売元自社流通( アメリカ合衆国 イギリス カナダ オーストラリア ニュージーランド フランス、 スウェーデン
ユニバーサル ミュージック グループ(上記以外の国々)
アメリカ合衆国
本社所在地カリフォルニア州ロサンゼルスハリウッド
公式サイト ⇒www.capitolmusicgroup.com

キャピトル・ミュージック・グループ(Capitol Music Group)は、インタースコープ・ゲフィン・A&Mレコードアイランド・レコードデフ・ジャム・レコーディングスリパブリック・レコードヴァーヴ・レコードデッカ・レコードと並び、ユニバーサル ミュージック グループ傘下のレーベル・グループの一つである。キャピトル・ミュージック・グループは、ユニバーサル ミュージック グループが買収したEMIのカタログ(2013年にワーナー・ミュージック・グループに売却されたパーロフォンを除く)を引き受けた。
沿革キャピトル・ミュージック・グループの本社は、ハリウッドのキャピトル・レコード・ビル(英語版)に位置する。

キャピトル・ミュージック・グループは、2007年2月、EMIが人員削減と年間平均2億1,700万ドルの経費節減を目的として、キャピトル・レコードヴァージン・レコード・アメリカを合併して設立させた[1]。キャピトル・レコードとヴァージン・レコードはともにキャピトル・ミュージック・グループ内のレーベルとして名前が残された[2]

ヴァージン・レコード最高経営責任者であるジェイソン・フロム(英語版)が部門長に就任し、キャピトル・レコードの最高経営責任者であるアンディ・スレイターは、1,500万米ドル以上といわれる退職金を受け取って辞任した[3]。フロムはレーベルの長として、EMIグループ最高経営責任者エリック・ニコリ(英語版)の直属の部下となった[4]

ミムズ[5]、ラトーヤ・ラケット(英語版)、J・ホリデイ、ロイヤル・ブリス(英語版)、マック・10フェイス・エヴァンスファット・ジョー、そして2007年からはケイティ・ペリーバルバラ・プラヴィポール・マッカートニーダンカン・ローレンス、カルム・スコット(英語版)、フェラス(英語版)、ルッカ・ルッカ・アリら計283人のアーティストがキャピトル・ミュージック・グループと契約している。2014年、モリッシーニール・ダイアモンドはともにキャピトル・レコードと契約したことが確認され、モリッシーは2枚のアルバム契約を結んだ。しかし、後者はパーロフォンがワーナー・ミュージック・グループに売却された結果、パーロフォンに移籍した。

2010年、ヴァージン・レコードはキャピトル・ミュージック・グループから独立し、ヴァージン・ミュージック・グループを設立したが、2013年にヴァージン・ミュージック・グループは解散し、結果的にヴァージン・レコードはキャピトル・ミュージック・グループの傘下に戻っている[6]

2012年11月、スティーブ・バーネット(英語版)がキャピトル・ミュージック・グループの会長兼最高経営責任者に就任することが発表された[7]

EMIのユニバーサル ミュージック グループへの吸収(パーロフォンを除く)が完了し、キャピトル・ミュージック・グループはユニバーサル ミュージック グループのイギリスにおける五つのレーベル・ユニットの一員となった[8]。キャピトルUKには、ビートルズのカタログが含まれる[9]

2013年4月、ロビー・マッキントッシュ(英語版)がキャピトルの海外事業の責任者に就任した[10]

2016年11月、キャピトル・ミュージック・グループの会長兼最高経営責任者であるスティーブ・バーネットは、同社と契約した80年分のアーティストに敬意を表する音楽、映画、文学のプロジェクトを含む三つの試みを計画していると発表した[11]

2020年11月、スティーブ・バーネットに代わり、ジェフ・ヴォーンが新たに会長兼最高経営責任者に就任した[12]
サブレーベル

アストラルワークス
(英語版)

ブルーノートレコード

パシフィック・ジャズ・レコード


キャピトル・クリスチャン・ミュージック・グループ(英語版)

キャピトル・レコード

アップル・レコード


ハーヴェスト・レコード

モータウン

プライオリティ・レコード(英語版)

管理レーベル

キャピトル・ミュージック・グループは、ユニバーサル ミュージック グループの前身であるEMIがその存続期間中に買収または流通した以下のレーベルおよびサブレーベルの旧譜を取り扱い、その原盤の著作権を旗艦レーベルのキャピトル・レコードを通じて継承している。

3Cレコード(3C Records)

アマダ・レコード(Amada Records)

エンジェル・レコード
(英語版)

アスコット・レコード(オランダ語版)

ブルー・サム・レコード(1970?71年にキャピトルが販売したタイトル)

クリサリス・レコード(アメリカ、カナダ、およびイギリス以外の全世界)

DCPインターナショナル(DCP International)

ドルトン・レコード(英語版)

EMIアメリカ・レコード(英語版)

ユニバーサル ミュージック グループ(1997年までのアメリカ;カナダ)

エニグマ・レコード(英語版)

フリーダム(英語版)(1950年代)

ハーヴェスト・レコード(北米、2012年まで)

I.R.S.レコード(英語版)

ローリー・レコード(英語版)

リバティ・レコード(英語版)(北米、1970年まで;1980年代)

マンハッタン・レコード(英語版)(1980年代)


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:21 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef