キャッチ・ア・ファイア
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『キャッチ・ア・ファイア』
ザ・ウェイラーズスタジオ・アルバム
リリース1973年4月13日
録音ダイナミック・サウンド・スタジオ、ハリー・J・スタジオ、ランディーズ・スタジオ、ジャマイカキングストン
アイランド・スタジオ、イングランドロンドン
1972年 - 1973年
ジャンルレゲエ
時間38分46秒
レーベルタフ・ゴング/アイランド
プロデュースボブ・マーリー
クリス・ブラックウェル
専門評論家によるレビュー


Allmusic link

Robert Christgau (A) ⇒link

Rolling Stone (1997年) ⇒link

Rolling Stone (2001年) ⇒link

ザ・ウェイラーズ アルバム 年表

ソウル・レボリューション・パートII
(1971年)キャッチ・ア・ファイア
(1973年)アフリカン・ハーブマン
(1973年)

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『キャッチ・ア・ファイア』(Catch a Fire)は、メジャーなレーベルでは初となるザ・ウェイラーズの1973年のアルバムである。

ローリング・ストーン』誌が選んだ「オールタイム・グレイテスト・アルバム500」(2012年版)において126位にランクインした[1]目次

1 概要

2 リミックスされた英国バージョン

3 象徴的なカバーアート

4 曲リスト

4.1 A面

4.2 B面

4.3 CDボーナストラック

4.4 2001年のデラックスエディション

4.4.1 ディスク1

4.4.2 ディスク2



5 クレジット

6 関連項目

7 脚注

概要

このアルバムにより、バンドは国際的な英雄となり、マーリーは世界中で、特にカリブアフリカからのヨーロッパの移民や、米国のアフリカ系アメリカ人たちの間で特別な存在となった。社会的な内容の歌詞と攻撃的な音は多くのリスナーに衝撃を与えた。また、他にもボブ・マーリーピーター・トッシュという二人の曲の対決的な主題や、抑圧下での自由への楽観的な視点に惹き付けられた。

ビルボードのポップアルバムとブラックアルバムのそれぞれのチャートで171位と51位を記録した。
リミックスされた英国バージョン

レコーディング終了後、マスターテープはリミックスのために英国に送られ、アイランド・レコーズの社長であるクリス・ブラックウェルによって米国のミュージシャン達と共に英国バージョンのアルバムが制作された。リミックスにはリズム/リードギターにウェイン・パーキンスが、オルガンにジョンラビットバンドリックが参加した。ブラックウェルは当時のロック市場に対してウェイラーズを売り出そうとしていたため、全体をよりロック市場受けするものとするためにアルバム全体に改変を加えたのである。分かりやすい例としては、「コンクリート・ジャングル」にギターソロが追加されたり、曲の回転を高めスピードが速められたりした。ただし、マーリー自身はこのような改変を好意的に受け止めており、その後の音楽性にも取り込んでいる。「ハイ・タイド・オア・ロウ・タイド」と「オール・デイ・オール・ナイト」の2曲も同じ理由でアルバム未収録となった。2001年に発売された『キャッチ・ア・ファイア・デラックス・エディション』には、ブラックウェルが改変を加える前のオリジナル音源と、改変後の音源が2枚組で収録されている[2]
象徴的なカバーアート

1973年に2,000枚作られたオリジナルは、アルバムがジッポーライターを模したものになっており[3]、レコードを取り出す際には蓋の部分を開くという凝った仕組みになっていた。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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