キャサリン・スウィッツァー
2011年ベルリンマラソンエキスポ
選手情報
フルネームKathrine Virginia “Kathy” Switzer
ラテン文字Kathrine Switzer
国籍アメリカ
競技マラソン
大学シラキュース大学[1]
生年月日 (1947-01-05) 1947年1月5日(77歳)
出身地ドイツ
マラソン1974年ニューヨークシティマラソン優勝
編集
キャサリン・スウィッツァー(Kathrine Switzer、1947年1月5日 - )は、アメリカの女性マラソン選手、解説者、社会運動家。1967年に性別を隠してボストンマラソンに参加し、レース中に妨害を受けたことで有名になる。記録は四時間二十分。当時としては十分に速い方と言える。その後、女子マラソン普及に尽力する。1997年、解説者としてエミー賞を受賞する。
日本では文献によって姓は「シュワイツァー」とも表記される[2]。 シラキュース大学のクロスカントリーチームで長距離走のトレーニングを積む[3]。 1967年、女性の参加が認められていなかったボストンマラソンに性別を悟られないよう「K. V. スウィッツァー」の登録名で参加する。レース中、女性だと気付いた主催者の一人ジョック・センプル
経歴
1972年、エイボン・インターナショナル・ウィメンズ・ランニング・サーキットを創設する[6]。同年、ボストンマラソンが女性参加者を公認する。
1974年、ニューヨークシティマラソンで優勝する。
1975年、ボストンマラソン2位。
1982年、アタランタスポーツプロモーションを設立し社長に就任する[7]。
1997年、ロサンゼルスマラソンの解説でエミー賞を受賞する。
2015年、女性支援団体261fearlessを設立する。
2017年、1967年大会と同じ261番のゼッケンを付けてボストンマラソンを完走する[9]。
エピソード
レースを妨害された写真が2003年にLIFE誌「世界を変えた100枚の写真」に選ばれた。
書籍
『Running and walking for women over 40』1998年
『26.2: Marathon Stories』 2006年 夫ロジャー・ロビンソンと共著
『Marathon Woman: Running the Race to Revolutionize Women's Sports』2007年
脚注[脚注の使い方]^ Kathrine Switzer became the first woman to run the Boston Marathon 50 years ago. She just did it againSBNation 2017年4月17日
^ 宇佐美彰朗『女子マラソン どうして強くなったのか』筑摩書房、1996年、pp.22 - 23
^ ⇒Kathrine Switzer: Empowerment through Runningimpowerage 2012年4月16日
^ ⇒QUAND LES FEMMES N'AVAIENT PAS LE DROIT DE COURIRradio-canada.ca
^ Mile 10: Kathrine Switzer Meets Her Nemesis Again - YouTube
^ Kathrine Switzer Launches Race Series The pioneer intends to spark a global female running boom.Runner's World 2014年3月18日
^ kathrineswitzer.comバイオグラフィ
^ National Women's Hall of Fame Kathrine Switzer
^ ⇒女性ランナーの先駆者 70歳でボストンマラソン完走フジサンケイ 2017.4.21
外部リンク
kathrineswitzer.com
⇒261fearless
キャサリン・スウィッツァー (KathrineSwitzer) - Facebook
キャサリン・スウィッツァー (@KVSwitzer) - X(旧Twitter)
典拠管理データベース
全般
⇒FAST
ISNI
VIAF
WorldCat
国立図書館
ドイツ
アメリカ
ポーランド
その他
SNAC