キャサリン・ウォーターストン
Katherine Waterston
インディペンデント・スピリット賞
授賞式参加時(2015年)
本名Katherine Boyer Waterston
生年月日 (1980-03-03) 1980年3月3日(44歳)
出生地 イングランド ロンドン・ウェストミンスター
国籍アメリカ合衆国、イギリス[1]
身長182cm[2]
職業女優
活動期間2000 - 現在
著名な家族サム・ウォーターストン(父)
ジェームズ・ウォーターストン(兄)
事務所Silver Lining Entertainment[3]、UTA[4]
主な作品
『インヒアレント・ヴァイス』
『スティーブ・ジョブズ』
『ファンタスティック・ビースト』シリーズ
『エイリアン: コヴェナント』
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キャサリン・ウォーターストン(Katherine Boyer Waterston、1980年3月3日 - )は、イギリス出身のアメリカ合衆国の女優。ファッションアイコン[5]。『インヒアレント・ヴァイス』のシャスタ役、『ファンタスティック・ビースト』シリーズのティナ・ゴールドスタイン役、『エイリアン: コヴェナント』のダニエルズ役などで有名。 出生地はロンドンのウェストミンスターにあるチェルシー・アンド・ウェストミンスター病院だが、これは両親が仕事でロンドンに滞在しているあいだに生まれたためである[6]。出生後はアメリカ合衆国へ戻り[注釈 1]、コネチカット州北西部にある小さな町で育った[7]。 父親はアメリカ合衆国の俳優サム・ウォーターストン(Sam Waterston、1940年11月15日 - )。母親は1970年代に雑誌『Vogue』のファッションモデルとして活躍したリン・ルイーザ・ウッドラフ(Lynn Louisa Woodruff、現姓ウォーターストン、生年不明 - )。両親ともに背が高く、ウォーターストン本人も高校時代にはすでに身長180cmを超えていた[6]。現在も長身の女優として知られるが、身長の記載にはゆらぎがあり[注釈 2]、海外では主として5フィート11.5インチ(約182cm)[2]、日本などでは180cm[5]とされる。 姉のエリザベス・ウォーターストン(Elisabeth Waterston
生い立ち
1998年、アメリカ合衆国コネチカット州にある寄宿制の有名進学校ルーミス・チャフィー・スクール(英語版)を卒業[13]。その後、ニューヨーク大学芸術学部(New York University Tisch School of the Arts)ドラマ学科(Department of Drama)で演技を専攻し[注釈 3]、2002年に学士(BFA)を取得した[14]。大学卒業後は6ヶ月にわたりロンドンの王立演劇学校で学び[6]、さらにニューヨークのステラ・アドラー演劇学校(英語版)の卒業者名簿にも名前がある[15]。
2014年、『インヒアレント・ヴァイス』のキャスティング・ディレクターは、演技に関する専門的な知識を有し、多くの経験を積んでいることから、ウォーターストンを「演劇の専門家(theater maven)」と称している[16]。 2000年代前半には複数のテレビドラマ・テレビ映画へ出演していた。本人のインタビューによると、プロとしての最初の仕事はNBCのテレビドラマ「Deadline」シリーズ、あるいはバーリントン・コート・ファクトリー 2006年、大学時代の友人[20]ブライス・ダラス・ハワードによるショートフィルム『Orchids』に出演し、映画デビューを果たした。同作品は『Glamour』誌による短編映画プロジェクト「リール・モーメント(Reel Moments)」シリーズ[21]として、2007年のパームスプリングス国際短編映画祭で上映された[22]。 2007年8月、第64回ヴェネツィア国際映画祭で公開された『フィクサー』で長編映画デビュー。同2007年9月の第32回トロント国際映画祭で公開された『援助交際ハイスクール(The Babysitters)』では主役を演じている。
キャリア
概要
舞台・映画への出演に加えて、テレビ関係の仕事やリーディング公演、広告モデルなど多彩な活動経験を持つ。
キャリア開始後しばらくはうまく仕事を得られなかったと話しており[17]、ブレイクまでに10年以上の時間を経ている[18]。
テレビ関係
映画