キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦
[Wikipedia|▼Menu]

キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦


ジャンルファンタジー[1]アクション[2]
小説
著者細音啓
イラスト猫鍋蒼
出版社KADOKAWA
レーベルファンタジア文庫
刊行期間2017年5月20日 -
巻数既刊18巻(本編15巻+短編集3巻)
(2023年6月現在)
漫画
原作・原案など細音啓(原作)
猫鍋蒼(キャラクター原案)
作画okama
出版社白泉社
掲載誌ヤングアニマル
レーベルヤングアニマルコミックス
発表号2018年No.10 - 2021年No.6
発表期間2018年5月11日 - 2021年3月12日
巻数全7巻
話数全43話
その他隔号連載
アニメ
原作細音啓
監督大沼心(シーズン1)
湊未來(シーズン1)
稲葉友紀(シーズン2)
シリーズ構成下山健人(シーズン1)
studioぱれっと(シーズン2)
キャラクターデザイン佐藤香織(シーズン1)
吉川佳織(シーズン2)
メカニックデザイン氏家嘉宏(シーズン1)
音楽Elements Garden[注 1]
アニメーション制作SILVER LINK.
studioぱれっと(シーズン2)
製作キミ戦製作委員会(シーズン1)
キミ戦2製作委員会(シーズン2)
放送局AT-Xほか
放送期間シーズン1: 2020年10月7日 - 12月23日
シーズン2: 2024年7月 -
話数シーズン1: 全12話
テンプレート - ノート
プロジェクトライトノベル漫画アニメ
ポータル文学漫画アニメ

『キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦』(キミとぼくのさいごのせんじょう あるいはせかいがはじまるせいせん)は、細音啓による日本ライトノベル。イラストは猫鍋蒼が担当している。ファンタジア文庫KADOKAWA)より、2017年5月から刊行されている。略称は「キミ戦」[1]

2018年4月5日にYouTubeにてオーディオドラマが公開された[3]。2020年10月から12月までテレビアニメが放送され[4]、2024年7月よりシーズン2が放送予定[5]
あらすじ.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。あらすじの書き方を参考にして、物語全体の流れが理解できるように(ネタバレも含めて)、著作権侵害しないようご自身の言葉で加筆を行なってください。(2020年4月)(使い方

高度な科学力を有する帝国に所属する、史上最年少で帝国の最高戦力である使徒聖に選ばれたイスカ。「魔女の国」と畏怖されるネビュリス皇庁の第2王女であり、「氷禍の魔女」と称され皇庁最強と謳われるアリスリーゼ。戦場で出会った二人は激戦の中、互いを互いの宿敵と認めあう。

二人が中立都市で再会すると、イスカはアリスの美しさと高潔さに心を奪われ、アリスはイスカの強さと生き方に惹かれ始める。そうして何度も偶然の出会いを重ねるうちに、お互いが世界平和を望み合っていることを知る。しかし、帝国と皇庁、敵対する国に所属する二人が共に歩むことは許されず、互いを打倒しそれぞれが目指す世界平和への礎とすることを選択する。
登場人物

声はアニメ・オーディオドラマ共通の担当声優を示す。
主要人物
イスカ (Iska)
声 -
小林裕介[6][3]本作の主人公。帝国に所属する少年兵。年齢は16歳。黒と白の一対の双剣である「星剣」という特殊な剣を使い、「黒鋼の後継」と呼ばれる。黒の星剣はあらゆる星霊術を遮断し、白の星剣が黒が遮断しただけの星霊術を一度だけ再現するという権能を持ち、イスカ以外には機能せず量産もできない唯一の真打《オリジナル》。それを見たアリスからは始祖を縛る鎖と酷似しているという印象を受けている。その正体は、剣ではなく星霊術を蓄える性質を持つ「星晶」を極限にまで純化し鍛え上げられた、すべての星霊が星の中枢に帰還するための「器」というのが真実。史上最年少で帝国軍の最高戦力「使徒聖」に上り詰めたが、ある星霊使いの脱走を手引きしたことで称号を剥奪される。アリスとは互いに好敵手と認め合うが、食事から絵画など好みが見事に通じる以外にも有耶無耶に共闘することとなる事態に多く見舞われる。中立都市で何度も鉢合わせ、有耶無耶に共闘を重ねる内に好敵手という意識が薄れ、異性としての恋愛感情を抱くようになるが、両国の和平と師から託された黒鋼の後継としての使命を優先しているために無自覚である。さらには称号剥奪の切っ掛けとなった脱走させた魔女が彼女の妹であるシスベルだったことから彼女からも好意と期待を寄せられ姉と同じく第907部隊ごと部下としてスカウトされるが、己の志のために当然拒否するも成り行きでまたも彼女を救い、その好意を意図せず深めさせてしまう結果となった上にミスミスの星紋の件を取引材料に部隊ごと一時的な護衛を務めることとなってしまう。また妹たちに執着されていることからルゥ家長姉のイリーティア、更にはゾア家のキッシングやヒュドラ家のミゼルヒビィとも交戦して執着や興味を持たれるなど図らずも敵国王家の王女たち全員の関心を買っている。一見すると温厚なようでいて根は非常に頑固で我が強くしつこい。帝国と皇庁の和平を純血種の魔女を捕虜にすることで強引にでも結ぶという強い目的意識を持っており、そのためならどんな星霊使いにも果敢に向かっていくことから「戦闘嫌いの戦闘狂」という皮肉な異名を持つ。その理想と志ゆえにアリスやシスベルの誘いをにべもなく断っている。その一方で、上記のように弱い星霊使いまで投獄するやり方を見過ごせず、破れかぶれで脱走の手引きをするなど若干短絡的かつ詰めの甘さが目立ち、結果として使徒聖の位を失い、自らは終身刑を言い渡されるという本末転倒な結果になっているなど、お世辞にも大局を見ているとは言い難い面もあり、ジンからも指摘されている。とはいえクロスウェル自身もこの気質と上記の結果になるだろうことは承知の上でイスカを後継に選んでおり、実際の脱獄事件を起こしたことを聞いた時も「お前はそれでいい」と肯定的に捉えられている。師であるクロスウェルから徹底して対星霊使い特化の訓練を受けておりジンをして「相手が星霊使いなら負けることはない」と断言し得るほどの星霊使いを圧倒する神業の如き剣技を発揮するが、剣自体の才に恵まれていたわけではなく、ただ百錬自得という凡事徹底の末に至った結果。その一方で星霊使い特化であるがゆえに対人訓練は受けておらず、白兵戦それこそ使徒聖同士の乱闘を行えば恐らく中位に留まるのが精々で決して最上位には及ばないと自己評価しており、同じく剣を使う使徒聖一席のヨハイム相手では競っても精々一太刀、二太刀目で後れをとって、三の太刀で押し負けるだろうと確信している。ヴィソワーズの襲撃を退け、シスベルを中央州まで連れて来ることに成功するもイリーティアの奸計に絡め取られ彼女の誘いでルゥ家の別荘に同道せざるを得なくなる。そこでイリーティアの皇庁に対する憎悪を冗談まじりに明かされ、後にそれが真実であったことに心底戦慄する。帝国の皇庁襲撃において帝国軍を装ったタリスマンらヒュドラ家の襲撃を受け交戦。さらに脱獄していたヴィソワーズの乱入でシスベルをかどわかされ、それを追跡する際に間が悪くアリスと邂逅。帝国への憎悪に燃える彼女と交戦するも泣きながら戦う彼女の姿に、決着を着ける時は今ではないとタリスマンとイリーティアの奸計を打ち明け、さらにユミリーシャの「共鳴」の星霊による伝言で誤解を解いた。その後はユミリーシャたちの協力もありヒュドラの研究所「雪と太陽《スノウ・ザ・サン》」へと潜入。そこでヒュドラの王女ミゼルヒビィと交戦。その際に彼女のイアリング「グレゴリオ秘文」の断片を入手。そこからシスベルの連行先が帝国と判明し自分たちが帝国へと帰還するのを燐が尾行するという形で彼女の救出の協力をする。最初こそ尾行していた燐が偶然にシスベルを発見し救出するのを黙認するという形のみの協力だったが、囚われていた場所が違法研究所という可能性がでてきたためイスカたちも帝国兵として見過ごせないと介入を決断。だが、シスベルを見つけたものの、そこで複数の人造星霊エネルギーを保管した機械炉を発見し帝国の暗部を知る。さらにその研究房「エルザの棺」を主宰している研究者ケルヴィナがヴィソワーズに酷似した悪星変異を行い襲い来るも燐との共闘と偶然も手伝い撃破。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:176 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef