キノの旅_-the_Beautiful_World-
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キノの旅 -the Beautiful World-
ジャンル
SF[1]ファンタジー[2]冒険[3]
小説
著者時雨沢恵一
イラスト黒星紅白
出版社メディアワークス
アスキー・メディアワークス
KADOKAWA

その他の出版社
台湾国際角川書店
広州天聞角川動漫
テウォンC&Aホールディングス
TOKYOPOP
ブリス出版

掲載誌電撃hp
レーベル電撃文庫
刊行期間2000年7月10日 -
巻数既刊23巻(2020年11月現在)
小説:学園キノ
著者時雨沢恵一
イラスト黒星紅白
出版社メディアワークス
→アスキー・メディアワークス
→KADOKAWA
掲載誌電撃hp公式海賊本
レーベル電撃文庫
刊行期間2006年7月10日 -
巻数既刊7巻(2021年5月現在)
漫画:学園キノ
原作・原案など時雨沢恵一
作画電脳桜蛙団
出版社アスキー・メディアワークス
掲載誌電撃G's Festival! COMIC
電撃G's magazine
レーベル電撃コミックス
発表号電撃G's Festival! COMIC
Vol.10 - Vol.13
電撃G's magazine
2010年10月号 - 2012年6月号
巻数全3巻
漫画:キノの旅(講談社版)
原作・原案など時雨沢恵一
作画シオミヤイルカ
出版社講談社
掲載誌少年マガジンエッジ
レーベルマガジンエッジKC
発表号2017年4月号 - 2020年9月号
巻数全8巻
漫画:キノの旅(KADOKAWA版)
原作・原案など時雨沢恵一
作画郷
出版社KADOKAWA
掲載誌月刊コミック電撃大王
レーベル電撃コミックス
発表号2017年7月号 - 2020年2月号
巻数全5巻

アニメ
アニメ
原作時雨沢恵一
監督中村隆太郎
脚本村井さだゆき
キャラクターデザイン須賀重行
音楽酒井良
アニメーション制作A.C.G.T
製作『キノの旅』製作委員会
放送局WOWOW
放送期間2003年4月 - 7月
話数全13話
アニメ:キノの旅 -the Beautiful World-
the Animated Series
原作時雨沢恵一
監督田口智久
シリーズ構成菅原雪絵
脚本菅原雪絵
キャラクターデザインアミサキリョウコ
音楽出羽良彰
アニメーション制作Lerche
製作キノの旅の会
放送局AT-Xほか
放送期間2017年10月6日 - 12月22日
話数全12話
映画:キノの旅 何かをするために -life goes on.-
原作時雨沢恵一
監督渡部高志
脚本村井さだゆき
キャラクターデザイン須賀重行
音楽酒井良
制作A・C・G・T
製作『キノの旅』とっておきの話の会
封切日2005年2月19日
上映時間30分
映画:キノの旅 病気の国 -For You-
原作時雨沢恵一
監督中村隆太郎
脚本小中千昭
キャラクターデザイン伊藤良明
音楽酒井良
制作シャフト
製作劇場版『キノの旅』製作委員会
封切日2007年4月21日
上映時間29分
その他電撃文庫ムービーフェスティバル

ゲーム
ゲーム
ゲームジャンルアドベンチャーゲーム
対応機種PlayStation 2
発売元メディアワークス
発売日2003年7月17日
ゲーム:キノの旅II -the Beautiful World-
ゲームジャンルアドベンチャーゲーム
対応機種PlayStation 2
発売元メディアワークス
発売日2005年12月1日

テンプレート - ノート
プロジェクトライトノベル漫画アニメゲーム
ポータル文学漫画アニメゲーム

『キノの旅 -the Beautiful World-』(キノのたび ザ・ビューティフル・ワールド)は、時雨沢恵一による日本ライトノベルイラスト黒星紅白が担当している。電撃文庫メディアワークスアスキー・メディアワークスKADOKAWA)より2000年7月から刊行されている。連作短編の形式がとられている。
概要

第6回電撃小説大賞に応募され、最終選考に残る。電撃小説大賞は長編と短編を一括募集する賞だが、本作は応募時点で連作短編の形を取っていた。受賞からは漏れたものの編集部内での評価は高く、このまま世に出さないのは勿体ないと判断され、2000年3月に『電撃hp』Vol.6に全編が掲載される。その後、アンケートで上位となったことで文庫化に至った。当時電撃文庫編集長だった鈴木一智は、これまで受賞から漏れた作品を世に出すことは厳しい風潮があったが、本作の登場により受賞作以外からでも人気作家を発掘できることが分かったと述べている[4]

2020年6月時点でシリーズ累計発行部数は820万部を記録している[5]

2001年12月にはラジオドラマ化、2003年4月から7月までテレビアニメ第1作が放送され、後にDVD化。2005年、2007年には映画化もされた。2017年10月から12月にかけてはテレビアニメ第2作が放送された。本編には書かれていない別ストーリーを書いた絵本(ビジュアルノベル)も存在する。また、2003年からゲーム(PlayStation 2)も発売されており、2009年には電撃文庫のキャラクターが多数登場するニンテンドーDS用ゲーム『電撃学園RPG Cross of Venus』にも参加している。また、新作テレビアニメ化が、2017年3月12日に「ゲームの電撃 感謝祭2017&電撃文庫 春の祭典2017&電撃コミック祭2017」で発表された。2022年には舞台化された。

2006年7月、時雨沢恵一自身によるパロディ本『学園キノ』が発売された(詳細は後述)。

角川つばさ文庫から、『キノの旅』に新たに短編の書きおろしを収録した『角川つばさ文庫版 キノの旅』が2011年7月より刊行。児童が読みやすいように配慮されており、1巻巻末にはキノとエルメスが対話している新規のあとがきが収録された。

また、17巻の発売に合わせて、既刊1巻?16巻は新装版になった。イラストは画集などに収録されていない既存の絵である。

20周年となる2020年の12月には、黒星紅白がカバーイラストを描き下ろし、ファン投票の上位エピソードを中心に時雨沢恵一自ら並び順を決定してあとがきを書き下ろしたベストエピソード集が全3巻同時発売された。
内容

旅人のキノが相棒でモトラド(モトラート・ドイツ語で二輪車の意味)のエルメスと旅をしながら、様々な国を巡るという短編、1話完結型のファンタジーである。キノとエルメス以外にも、「師匠と相棒」「シズと陸」「フォトとソウ」が主人公となる話があり、他にもこの4者以外が主人公の話も稀にある(具体的なことは#各話一覧や下記参照)。基本的にはキノら旅人が、毎話、独特の制度や技術、価値観を持つ国家や国民と関わるというストーリーで、そこに寓話の要素を持つ。本作はライトノベルにおける「寓話的異世界物語のさきがけ」という評価もある[6]

作者は、松本零士の『銀河鉄道999』がこの作品の根源にあると語っている[7]。また、時雨沢曰く、「読者層は小学生から高校生辺りが主であるため、難しい表現はなるべく避けている」という。
キノの話
本編。キノとエルメスが旅をする話。一部にキノが師匠の下で修行していた時代の話が含まれる。
師匠と相棒の話


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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