キディ・ガーランド
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キディ・ガーランド
ジャンルSF
アニメ:キディ・ガーランド
原作
gimik
監督後藤圭二
シリーズ構成きむらひでふみ
脚本きむらひでふみ
キャラクターデザイン門之園恵美
メカニックデザイン海老川兼武(メイン)
川原智弘(サブ)
音楽上松範康
アニメーション制作サテライト
製作GTO
放送局放送局参照
放送期間2009年10月 - 2010年3月
話数全24話
漫画:キディ・ガーランドぴゅあ
原作・原案などgimik(原作)
きむらひでふみ(脚本)
作画緋賀ゆかり
出版社角川書店
掲載誌月刊コンプエース
レーベルカドカワコミックスエース
発表号2009年9月号 - 2010年6月号
巻数全2巻
話数全13話
ラジオ:『キディ・ガーランド』
GTO喫茶室『タッチ&ゴー!』
配信期間2009年11月13日 - 2010年3月26日
配信サイトランティス
配信回数全20回
配信形式ストリーミング
パーソナリティ白石稔(ミ・ヌルゥーズ役)
内田彩(アスクール役)
合田彩(ク・フィーユ役)
構成作家伊藤敦
ディレクター斎藤滋
テンプレート - ノート
プロジェクトアニメ漫画
ポータルアニメ漫画ラジオ

『キディ・ガーランド』(KIDDY GiRL-AND)は、日本テレビアニメ。『キディ・グレイド』の続編にあたる。2009年10月から2010年3月まで、独立UHF局などで放送された。ハイビジョン制作

また、漫画版『キディ・ガーランドぴゅあ』(以降、『ぴゅあ』と表記)が、『月刊コンプエース』2009年5月号から2010年6月号まで連載していた。またテレビアニメ本編をノベライズしつつ別視点も描いた小説版も角川スニーカー文庫より全2巻が発売されている。
概要

当初のタイトルは『キディ・グレイド2』。『涼宮ハルヒの憂鬱SOS団ラジオ支部』第35回(2006年9月29日放送)内で、初めて発表された。そのパイロット版DVDが2007年5月25日角川書店より発売(販売元 - 角川エンタテインメント)された後は続報が途絶えていたが、2009年2月26日に公式サイトや同日発売の『月刊コンプエース』4月号で、正式タイトル『キディ・ガーランド』とそのテレビアニメ放送決定の旨が発表された。

前作『キディ・グレイド』の50年後の世界が舞台となっており、アスクールとク・フィーユの2人の少女を主人公として物語は展開する。序盤では本編やアイキャッチに様々なパロディが散見される(例:『天空の城ラピュタ』のムスカ、『アンパンマン』、担当声優ネタなど)などコメディ色の強い作風であったが、話が進むにしたがって前作同様のシリアス展開へ変化していく。ただし、アイキャッチは全編Dr.モローの描く終始独特のシチュエーションで進むミニコントとなっている(本編のネタバレや混ぜっ返し、ツッコミなど)。なお、登場キャラクターのうちアスクールのみ性格や容姿がパイロット版とは全く異なるお気楽娘となっているが、これは当時の段階で彼女のみ設定が固まっていなかったため。テレビアニメ本編にはパイロット版に登場しなかったキャラクターも多数登場し、物語に奥行きを持たせている。

第2話では本編終了後もエンディングアニメーションの右下に表示されたワイプ画面内でストーリーが進むという、特異な構成が見られた。また、第2話以降の番宣CMには先述のパロディが反映されており、この話で一時的にアスクールとク・フィーユを演じていた男性声優(内海賢二・銀河万丈)が番宣CMでも彼女達を演じながらナレーションを務めている。

第17話ではサフィルとリュビスが電撃による拷問を受けるシーンに、激しい光点滅描写が存在する。KBS京都のみは、「演出上、番組中に一部視覚に影響を及ぼすシーンがありますがご了承下さい」との警告テロップを、該当シーンに先駆けて挿入し視聴者に注意を促していた。
あらすじ

星暦(スターズ・センチュリー)329年。GOTT(銀河通商関税機構)のESメンバーの活躍によって、純潔の地球人「ノーヴルズ」の銀河脱出計画が暴かれ、彼らの権威は失墜した。この「地球人事件」によって、人類が銀河に進出して以来続いていたノーヴルズによる支配体制は終りを告げた。

しかし星暦0354年、高エネルギーの塊である惑星アズランティアを使って、銀河そのものを破壊しようとする者が現れた。後に「時間凍結事件」として歴史から抹消されたこの事件で多くの仲間が死傷し、伝説のESメンバー、エクレールとリュミエールも星の輝きに消えた。

星暦0379年。GOTTが再編された政府機関・GTO(銀河系貿易監視機関)では、イヴェール局長の下で様々な局員達が働いていた。喫茶室「Touch&Go」のウェイトレスのアスクールとク・フィーユも、その一員である。ESメンバー見習いでもある2人は、騒動を起こしたり巻き込まれたりと紆余曲折しながらも、少しずつ成長していく。

そんな中、ノーヴルズの復権を謳う政治結社「Gソサエティ」が行動を開始し、GTOの記念式典に現れ自作自演によってGTOの信用を貶め業務停止へと追い込む。そのリーダーは、かつてたった一人でGOTTを疲弊させた、時間凍結事件の首謀者ガクトエルだった。
用語

前作も併せて参照のこと。脚注に無い英語表記は公式サイトでの表記に基いたもの。
組織
GTO
「Galactic Trade Organization(銀河系貿易監視機関)」の略称。前作のGOTTが解散した後、エクリプスによって再編された機関である。ESメンバーを初め、旧GOTT関係者も多数関わっている。旧GOTT本局ビルと同じく、惑星アイネイアースに存在する本局には中枢機能を受け持つ様々な部署や喫茶室「Touch&Go」が入ったビルの他、広大な裏庭が設けられている。また、本局ビルと空中通路で接続された別棟には、局員用の寝室や数十人サイズの大浴場などを備えた居住区が設けられている。


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