キティ・レコード
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .pathnavbox{clear:both;border:1px outset #eef;padding:0.3em 0.6em;margin:0 0 0.5em 0;background-color:#eef;font-size:90%}.mw-parser-output .pathnavbox ul{list-style:none none;margin-top:0;margin-bottom:0}.mw-parser-output .pathnavbox>ul{margin:0}.mw-parser-output .pathnavbox ul li{margin:0} ユニバーサル ミュージック グループ  > ユニバーサルミュージック (日本)

画像提供依頼:社章あるいは会社のロゴマーク(シンボルマーク)の画像提供をお願いします。(2022年9月)

この項目には、JIS X 0213:2004 で規定されている文字(ハートマーク)が含まれています(詳細)。

ユニバーサル ミュージック合同会社
Universal Music LLC
画像をアップロード

種類合同会社
略称UML、UMJ
本社所在地 日本
150-0001
東京都渋谷区神宮前1-5-8
神宮前タワービルディング
設立1990年4月20日
業種情報・通信業
法人番号4010403007281
事業内容コンパクトディスク、ミュージックテープ、ビデオソフトなどの企画、制作、販売
代表者藤倉尚(社長兼最高経営責任者)
資本金295億200万円
従業員数約550名(ユニバーサル ミュージックグループ全体)
決算期12月31日
所有者ユニバーサル ミュージック グループ 100%
主要子会社ユニバーサル・ミュージック・パブリッシング合同会社 100%
UNIVERSAL MUSIC CREATIVE
ユニバーサル ミュージック アーティスツ合同会社 100%
DRC合同会社
オフィスオーガスタ
関係する人物石坂敬一(元社長)
小池一彦(元社長)
外部リンクhttps://www.universal-music.co.jp/
特記事項:※2009年1月、ユニバーサル ミュージック株式会社(1990年4月20日「ポリグラム株式会社」として創立)と合併。
テンプレートを表示

ユニバーサル ミュージック合同会社(Universal Music LLC)は、日本レコード会社ユニバーサル ミュージック グループの日本法人で、ユニバーサル ミュージック ジャパン(Universal Music Japan)としても知られる。
概要

日本に拠点を置く外資系レコード会社の中では最大手でなお且つ、日本コロムビアに次いで非常に長い歴史を有する日本のレコード会社(2022年11月現在の時点で旧日本ポリドール蓄音機商會時代から通算して創業95年)であり、多種多様なアーティストが所属する。基本的に外資系でありながら役員に実績のある生え抜き社員を登用するなど、民族系同業他社と同等の経営体制となっている。

日本法人は前身のポリグラム系(ただしポリスタートーラスは除く)3レーベルとユニバーサル ビクター(MCAレコード)2000年に経営統合させており、ユニバーサル ミュージック グループが保有するロックカントリークラシックジャズといった洋楽に加え、J-POP演歌歌謡曲を含む)の音源・アーティストを多く擁している。2012年には親会社によるEMI買収に伴い、同業大手のEMIミュージック・ジャパンを吸収し、事業規模を拡大している。

邦楽・J-POPに関しては前身のポリグラムでの石坂敬一社長(当時)就任後より、同一資本下で独立した制作部門・レーベルを複数設けてグループ内で切磋琢磨させヒット作を生み出すことを狙いとしており、A&Rに注力している。現法人発足後は社内カンパニー制を採りいれて制作部門が独立した組織となっているものの、ソニー・ミュージックエンタテインメント(SMEJ)やエイベックス・グループとは異なり、事業分野別の分社化は行っていない。

「ユニバーサル」「UNIVERSAL」およびそのロゴマークである地球儀マークを冠するソフト会社としては、NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン(旧:ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントジャパン ← ジェネオン・エンタテインメント ← パイオニアLDC)も存在するが、こちらはコムキャスト / NBCユニバーサル傘下で、2022年11月現在両社に直接の資本関係はない。ただし、BD/DVD起動時に登場する地球儀のBGMについてはかつて提携していた名残のせいか同一のBGMを使用している[注 1]
沿革

1927年5月30日 - 阿南正茂が「株式會社日本ポリドール蓄音器商會」を設立。
ドイツ・グラモフォン傘下のポリドール・レコードの、国内で販売を開始。

1950年4月 - 日本ポリドール蓄音器商會が「ポリドール蓄音器株式会社」に社名変更。

1953年4月1日 - 「日本ポリドール株式会社」が、ポリドール・レコード(イギリス)富士電機製造の出資で設立される。

1956年 - 日本ポリドールが「日本グラモフォン株式会社」に社名変更。

1962年 - ドイツ・グラモフォンフィリップス・レコード(フォノグラム)(オランダ)が、それぞれの出資母体であるシーメンスフィリップスの下で提携し、DGG/PPIグループ(グラモフォン・フィリップスグループ)を結成。

1966年 - 日本ビクターレコード事業部(現:JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント)内にフィリップス事業部が作られ、日本に於いて「フィリップス」レーベルでの邦楽流行歌の制作が開始される。

1969年 - 目黒区大橋に日本グラモフォンの自社ビル( - 2002年)が完成。

1970年6月1日 - オランダ・フィリップス、日本ビクター(現:JVCケンウッド)および松下電器産業(現:パナソニック ホールディングス)の三社合弁で「日本フォノグラム株式会社」が設立され、日本ビクターから独立。業務開始は同年6月21日[1]

1971年 - シーメンスとフィリップスは折半出資でポリグラムを設立し、DGG/PPIグループのレコード会社を傘下に入れ、レコード事業を統合させる。

11月 - 日本グラモフォンが「ポリドール株式会社」に社名変更。


1972年 - フォノグラムがポリドール・レコードを子会社化し、ポリグラム傘下に入る。

1990年4月20日 - ポリグラムの日本事業統括法人として「ポリグラム株式会社」を創立。

1992年12月 - ポリドール株式会社、日本フォノグラム株式会社の管理・輸入・商品管理部門をポリグラム株式会社へ移管。

1993年2月 - ポリドール株式会社内のb.gramレーベルを、ビーイングと共同出資の上B-Gram RECORDSとして法人化。この年、ZARDのヒットで過去最大の売上を記録。

12月 - ポリドール株式会社、日本フォノグラム株式会社の開発本部・営業本部・クラシック本部が、邦楽制作部門を残しポリグラム株式会社へ移管。


1994年11月 - 東芝EMI(後のEMIミュージック・ジャパン)取締役の石坂敬一が、ポリグラムからヘッドハンティングを受け移籍、代表取締役社長に就任。

1995年3月 - 日本フォノグラムがマーキュリー・ミュージックエンタテインメント株式会社(英略称:MME)に社名変更。松田聖子ら専属アーティストの開拓を活発化。

ポリドール出身の多賀英典が興したキティグループの「株式会社キティエンタープライズ」(旧:キティレコード)および音楽制作部門の「株式会社キティミュージックコーポレーション」がポリグラム株式会社の資本下に入る。キティミュージックコーポレーションは「ポリグラム・ミュージック・ジャパン株式会社」に社名変更。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:207 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef