キティラ島
Κ?θηρα
キティラ城から見たカプサリ
地理
座標北緯36度14分 東経22度59分 / 北緯36.233度 東経22.983度 / 36.233; 22.983
キティラ島 (キティラとう、ギリシア語: Κ?θηρα / Kythira)は、ギリシャ・ペロポネソス半島の南に所在する地中海の島。歴史的な経緯からイオニア諸島のひとつに数えられるが、現在は行政上アッティカ地方に含まれる。
エーゲ海の出入口に位置するこの島は、古来より交通の要衝でもあった。ギリシア神話におけるアプロディーテーゆかりの地であり、今日では観光が主産業である。目次 古典ギリシア語では「キュテーラ島」(Kyth?ra)と呼ばれる。英語ではCythera、フランス語では Cythere(シテール島)が用いられる。このほか、ラテン文字では Kythira, Kythera など、さまざまな綴りが用いられてきた。カナ表記では「キティラ」のほか「キシラ」「キテラ」「キチラ」なども用いられる。 中世から近世にかけて、ヴェネツィア共和国の統治下にあった時代には、イタリア語で Cerigo(チェリゴ島)と呼ばれ、「セリゴ」などの転記も行われる。 キティラ島はペロポネソス半島の南に位置し、エーゲ海(クレタ海)の「出口」にあたる島の一つである。古代から戦略上の要衝であり、商人が行き交う交易の拠点でもあった。島の面積は約280km2と、アッティカ地方所属の島では最大(ギリシャ全国では17位)の面積を持つが、人口は約3,400人であり、人口密度は低い。 島の北側はキティラ海峡を挟んで、北東にペロポネソス半島南東端のマレア岬、北にエラフォニソス島 島の周囲は切り立った岩の崖で、深い湾に囲まれる。多くの多様なビーチを抱えている。
1 名称
2 地理
2.1 位置・広がり
2.2 地勢
2.3 主要な集落
3 歴史
3.1 先史・古代
3.2 中世
3.3 近代
4 社会
4.1 経済・産業
4.2 人口
5 行政区画
5.1 自治体(ディモス)
5.2 旧自治体(ディモティキ・エノティタ)
6 交通
6.1 港湾
6.2 空港
6.3 道路
7 文化・観光
7.1 神話・芸術の中のキティラ島
8 脚注
9 外部リンク
名称
地理
位置・広がり
地勢