キスより簡単
漫画
作者石坂啓
出版社小学館
掲載誌ビッグコミックスピリッツ
レーベルビッグコミックス
スーパービジュアルコミックス
発表期間ビッグコミックス:
1986年9月[1] - 1987年10月[2]
巻数ビッグコミックス:全6巻
SVコミックス:全4巻
ドラマ
原作石坂啓
脚本奥村俊雄
演出河毛俊作、山田良明、小林義和
音楽ピチカート・ファイヴ
制作フジテレビ
放送局フジテレビ系列
放送期間1987年5月7日 - 7月30日
話数全10話
映画:キスより簡単(第1作)
キスより簡単2 漂流編(第2作)
監督若松孝二
脚本小水一男(第1作)
小野寺崇(第2作)
音楽ジョー山中(第1作)
三浦一年(第2作)
製作若松プロダクション、バンダイ
鎌倉スーパーステーション(第1作)
封切日第1作:1989年1月28日
第2作:1991年5月11日
上映時間第1作:94分
第2作:93分
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画・テレビドラマ・映画
ポータル漫画・テレビ・ドラマ・映画
『キスより簡単』(キスよりかんたん)は、石坂啓による日本の漫画作品、およびそれを原作とするテレビドラマ、映画作品。
原作は『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)に連載。単行本はビッグコミックス版が全6巻、スーパービジュアルコミックス(SVコミックス)版が全4巻。 母親が同じで父親が違う4人姉妹の三女・泉まあこには、烏山ロクをはじめとする3人の「父親かもしれない男性」がいる。しかし、母親が事故で他界しているため、まあこは誰が自分の父親なのかを知らない(連載当時はDNA型鑑定は一般的ではなかった)。母同様奔放な男性関係を続けるまあこは、ある日大学で自分と兄弟かも知れない進藤鈴也(スズナリ)と知り合う。 1987年5月7日から同年7月30日までフジテレビ系列局で放送。全10話。放送時間は毎週木曜 20:00 - 20:54 (日本標準時)。 まあこが次女でりいこが三女、とおこは商社勤務、ロクの職業がカメラマンになっているなど原作とは設定が異なっている所がある[3]。 (「※」印は各登場人物のドラマ版での設定[3])
あらすじ
登場人物
泉 まあこ(いずみ まあこ)
主人公。泉家の三女で女子大生。奔放だった亡き母親の生き方を理想としており、貞操観念の無さも母親譲り。ロクが自分の父親かもしれないと知りつつも、彼に父親以上の感情を抱いている。
泉 とおこ(いずみ とおこ)
スチュワーデス(客室乗務員)をしている長女。彼女も男にだらしがなく、パイロットや野球選手と結婚しては別れるを繰り返している。
泉 りいこ(いずみ りいこ)
アイドルタレントをしている次女。まあこの姉なのだが、年齢を3歳サバ読みして芸能界デビューしているため、世間的にはまあこの妹ということになっている。彼女も貞操観念が希薄で、まあこと男性を共有したりしている。
泉 ふうこ(いずみ ふうこ)
小学生の末っ子。彼女の父親と泉姉妹の母親は共に事故死した。とおこが家に連れ込んできたアラブ人男性のために朝食を作ったりと、子供ながらも家事と気配りのできるしっかり者。姉たちと違い、まともな結婚に憧れている。
烏山 ロク(からすやま ロク)
姉妹の中で唯一父親が結婚相手ではないまあこの父親かもしれない男性の一人。シナリオライターをしており、収入のいくらかを泉家に振り込んで援助している。
テレビドラマ
キャスト
泉まあこ:国生さゆり※大学生。鈴也とは恋仲?かも知れない関係だが、ロクに憧れている。
進藤鈴也:本木雅弘(シブがき隊)※進藤家の長男の大学生。まあこにいつも引っ張られ、少し気弱な所がある。
泉とおこ:賀来千香子※おっとり型の長女、商社勤務。妹たちの母親代わりになっている。
泉りいこ:伊藤智恵理※高校生の三女。アイドルをしている。
泉ふうこ:間下このみ※小学生の四女。真面目な性格で、自由奔放な姉たちに批判的になっている。
烏山ロク:三浦洋一※売れっ子カメラマン。まあこたち姉妹の父親候補の一人で、まあこの憧れの人。
木村良次:内藤典彦※鈴也の親友。童貞の大学生。まあことは大学の同級生。毎週話「僕、童貞なんです」が決めセリフ。
田山知子:遠藤由美子
進藤桜子:室井滋※進藤家の長女で、とおこと同じ会社の同僚。
片桐竜三:ガッツ石松※りいこが所属する芸能事務所の社長。
角川吾郎:柳沢慎吾※りいこのマネージャー。ノリは軽いが憎めないタイプ。
進藤千也:小林克也※鈴也の父で銀行員。彼もまたまあこたち姉妹の父親候補の一人。
進藤和江:野際陽子※鈴也の母。まあこたち四姉妹を快く思っていない。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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