キスだけじゃイヤッ!
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キスだけじゃイヤッ!
ジャンル
恋愛バラエティ番組
構成詩村博史
ほか
出演者島田紳助
熊谷真実
ナレーター南かおり
製作
プロデューサー梅田尚哉CP
制作読売テレビ

放送
放送国・地域 日本

Kissだけじゃイヤッ!
放送期間1997年10月2日 - 2002年9月26日
放送時間木曜日 23:45 - 翌0:15
→木曜日 23:37 - 翌0:12
→木曜日 23:55 - 翌0:25
放送枠ZZZ
放送分30分→35分→30分

木曜深夜時代
放送期間2002年10月3日 - 2004年3月25日
放送時間木曜日 22:54 - 23:24
放送枠プラチナイト
放送分30分

月曜ゴールデン時代
放送期間2004年4月12日 - 2006年3月27日
放送時間月曜日 21:00 - 21:54
放送分54分
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『キスだけじゃイヤッ!』は、1997年10月2日から2006年3月27日まで、読売テレビの制作により、日本テレビ系列局で放送されていた恋愛バラエティ番組である。通称『キスイヤ』。
概要

毎回、番組に2組ないしは3組のカップルが出場し、司会者の島田紳助を始めとする番組出演者たちが彼らの恋愛の悩みや不満を解決していくという内容で放送されていた。スタジオ内での収録パートでは番組出演者たちが出場カップルとトークを展開するその模様が放送され、その後に楽屋に戻ったカップルがそこで会話を交わすその模様を収めたVTRが放送されるというのが通常の流れだった。その他、過去に出場したカップルのその後の行方や結末を追跡したVTRが放送されることもあった。出場カップルの氏名は、プライバシー保護の観点から仮名としていたが、カップルの後日談を載せた本「Kissだけじゃイヤッ! あの名物カップル31組のその後」には一部本名も載っている。

番組の収録は読売テレビ大阪本社併設のスタジオ内で行われていたが、これは当時ゴールデンプライムタイムに放送される番組としては唯一のものだった。また、日本テレビ系列に属する全国の放送局では出場カップルを選出するオーディションが開かれていた。出場カップルには海外旅行などの豪華特典が進呈されていたが、その内容は番組中に彼らが獲得した支持率の数値によって変わるというものだった。支持率の数値は上は100%まで、下は0%から存在。『ZZZ』時代前期では番組最後にスタジオ内に『欽ちゃんの仮装大賞』(日本テレビ制作)で使われているような得点パネルが置かれ、支持率70%以上を取れば海外旅行が、90%以上を取れば世界一周旅行が贈られた。2組出場するカップルのうち大抵の回でどちらかの組に旅行権が与えられたが、稀に2組ともに旅行権が与えられた回や、2組ともに旅行権獲得に失敗した回もあった。後に69%以下だった組には残念賞として国内旅行クーポン券が与えられた。『ZZZ』時代後期はこのシーンがカットされ、CGテロップで結果のみ発表されていた。

2000年12月25日2001年12月17日2002年3月4日2003年1月3日・同年12月22日には、各局で番組2時間スペシャルが放送された。
出演者
司会

島田紳助 - 2004年10月に自身の傷害事件により芸能活動を自粛することになった際には、同年11月29日放送分から12月13日放送分まで雨上がり決死隊極楽とんぼ中川家東野幸治藤井隆らが週替わりで代役司会を務めた。紳助は2005年1月17日放送分の15分拡大スペシャルから司会に復帰した。

高木美保 - 1997年10月から1998年9月まで出演。

熊谷真実 - 1998年10月から最終回まで出演。

間寛平 - 熊谷未出演時の代役。

ナレーター

南かおり

ゴールデンタイム放送時のゲスト出演者

阿藤快

ケント・デリカット

萩原流行

松本伊代

安めぐみ

山口もえ

薬丸裕英

中澤裕子

田中義剛

眞鍋かをり

にしきのあきら

辺見えみり

舞の海

赤井英和

磯野貴理子

ほか

視聴者からの批判

この番組は若者を中心に人気を獲得していた一方で、中高年層を中心とする層ではその内容に不快感を抱く者が多く、そのような層からは低俗番組であるとして批判されていた。日本PTA全国協議会が子供がいる家庭の保護者に対し行っているアンケートにおいて、同番組が「子供に見せたくない番組」部門で2005年に第6位に、2006年には第2位にランクインしていたことからも窺える[1]。番組がこのような層からよく批判されていたその背景には、番組内で浮気や不倫をテーマの1つに取り扱っていたことが大きいとされる。そのため、番組を提供していた一部の企業は社名を提供クレジットに表示させていなかった。
ネット局・放送時間

1997年10月2日、日本テレビ系列全国ネットの深夜番組放送枠『ZZZ』木曜の内包番組として放送開始。この当時の放送時間は、『ZZZ』枠自体が直前枠の番組『NNNきょうの出来事』の放送状況に左右されていたため、必ずしも一定していなかった。

2002年10月3日から2004年4月1日までは、『夜は別バラ22:54』木曜の内包番組として放送されていたが、この時間帯はプライムタイムと深夜帯の中間に位置していた(第2期)。

2004年4月12日から2006年3月27日までは、月曜22時台の連続ドラマ枠から移動し、ゴールデンタイムに当たる月曜21時台に放送された(第3期)。ゴールデン進出時に、それまでこの番組をネットし続けてきたトリプルネット局のテレビ宮崎が編成上の都合から打ち切られた。これによって山梨放送福井放送四国放送高知放送の4局でも、前身の22時台の連続ドラマ枠まで長らく同時ネットしていなかった読売テレビ制作月曜夜の1時間のレギュラー番組をようやく同時ネットするようになった[2]

日本テレビ系列局が存在しない沖縄県では、TBS系列に属する琉球放送にて遅れネットで放送されていた。

系列は放送終了時のもの。特に記述がない場合は第1期 - 第3期をネットした局。

『キスだけじゃイヤッ!』ネット局放送対象地域放送局系列備考
近畿広域圏読売テレビ(ytv)日本テレビ系列制作局
関東広域圏日本テレビ(NTV)
北海道札幌テレビ(STV)
青森県青森放送(RAB)
岩手県テレビ岩手(TVI)
宮城県ミヤギテレビ(MMT)
秋田県秋田放送(ABS)
山形県山形放送(YBC)
福島県福島中央テレビ(FCT)
山梨県山梨放送(YBS)
新潟県テレビ新潟(TeNY)
長野県テレビ信州(TSB)


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