キク亜綱
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この項目では、主にクロンキスト体系におけるキク亜綱(Asteridae)について説明しています。APG植物分類体系におけるキク類 (asterids; Asteridae)については「キク類」をご覧ください。

キク亜綱
ヒマワリキク目キク科
分類クロンキスト体系

:植物界 Plantae
:被子植物門 Magnoliophyta
:双子葉植物綱 Magnoliopsida
亜綱:キク亜綱 Asteridae

学名
Asteridae
Takht. (1967) [1]
タイプ属
Aster L. (1753)

本文参照

キク亜綱(キクあこう、Asteridae)は、亜綱の階級に置かれる被子植物タクソンの一つで、キク科を含む。双子葉植物の下位区分。代表的な分類体系では、クロンキスト体系 (1981)[2]タハタジャンの被子植物分類体系 (1987)[3]、デイヴィッド・マバリー(英語版)の維管束植物分類体系 (1997)[4]などで用いられる。また、2023年現在用いられているAPG植物分類体系におけるキク類 (asterids) を指して「キク亜綱 Asteridae」が用いられることもあり[5]、また PhyloCode に基づくクレード学名としても Asteridae が用いられる[6]
クロンキスト体系

アーサー・クロンキストの An Integrated System of Classification of Flowering Plants (1981) による被子植物分類体系では11が含められている[2]。双子葉類の最後に配置されていた[2]

モクレン綱(双子葉綱)class Magnoliopsida

キク亜綱 Asteridae

リンドウ目 Gentianales

ナス目 Solanales

シソ目 Lamiales

アワゴケ目 Callitrichales

オオバコ目 Plantaginales

ゴマノハグサ目 Scrophulariales

キキョウ目 Campanulales

アカネ目 Rubiales

マツムシソウ目 Dipsacales

カリケラ目 Calycerales

キク目 Asterales




リンドウリンドウ目リンドウ科

オオバコオオバコ目オオバコ科

ナスナス目ナス科

サルビア(シソ目シソ科

タハタジャンの被子植物分類体系

アルメン・タハタジャンによる Systema Magnoliophytorum (1987) では以下のように分類されていた[3]。タハタジャンは亜綱の下に「-anae」を語尾とする1階級を置いた[7][注 1]。キク亜綱はクロンキスト体系と同様にモクレン綱の最後に配置されていた[3]

モクレン綱 Magnoliopsida

キク亜綱 Asteridae

キキョウ下綱[注 2] Campanulanae

キキョウ目 Campanulales

スティリディウム目 Stylidales


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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