キア・ピカント
[Wikipedia|▼Menu]

ピカント (PICANTO)は、韓国KIAが製造・販売している小型乗用車である。本国韓国ではモーニング(Morning )の車名で販売されている。

欧州市場ではAセグメント、韓国市場では2008年から軽車(日本の軽自動車に相当)のカテゴリに属する。
初代 (2001-2011年)

ピカント
SA型
前期型
中期型
後期型
概要
別名キア・モーニング
キア・ニュー・モーニング
キア・ピカント・モーニング
キア・ユーロスター (台湾)
ナザ・スリア (マレーシア)
ナザ・ピカント (マレーシア)
製造国 韓国
マレーシア
 ベトナム
販売期間2001-2011年
ボディ
乗車定員5人
ボディタイプ5ドアハッチバック
駆動方式FF
パワートレイン
エンジンガソリン:
1.0/1.1/1.2L I4
ディーゼル:
1.1L I3
変速機5MT/4AT
車両寸法
ホイールベース2,370mm
全長3,535mm
全幅1,595mm
全高1,480mm
車両重量836?945 kg
テンプレートを表示

同社の小型乗用車「ヴィスト」(Visto )の後継モデルとして登場。台湾では「ユーロスター」(Euro Star )の車名で販売されている。

2008年1月にはビッグマイナーチェンジが行われた。これは韓国内での軽車(日本の軽自動車に相当)基準が800ccから1,000ccに緩和されるのに合わせたものであり、以後軽自動車として扱われるようになった[1]。これによってそれまで韓国内の軽自動車市場を独占していたGM大宇・マティスが、韓国車として史上初の純粋な意味での値下げを断行したという[2]

マレーシア仕様車は2006年11月ナザによる現地生産および同社ブランドでの販売に切り替えられた。その際に車名がピカントから「スリア」(Suria )に変更されたが、2009年10月に投入されたフェイスリフト版では再びピカントに車名が戻された。
2代目 (2011年-)

ピカント
TA型

概要
製造国 韓国
マレーシア
 ベトナム
台湾
アルジェリア
パキスタン
販売期間2011年-
ボディ
乗車定員5人
ボディタイプ5ドアハッチバック
駆動方式FF
パワートレイン
エンジン1.0L I3
1.25L I4
変速機5MT/4AT/CVT
車両寸法
ホイールベース2,385mm
全長3,595mm
全幅1,595mm
全高1,490mm
車両重量840?900kg
テンプレートを表示

2011年発表。約7年ぶりに全面改良されたピカントには3年4か月の開発期間と1800億ウォンの開発費が投じられた。ボディタイプは5ドアハッチバックに加えて、欧州向けには新たに3ドアハッチバックも設定された。外寸は先代から全長とホイールベースがそれぞれ60mm、15mm大きくなった。プラットフォームはレイヒュンダイ・i10と共通である。エンジンは市場によって異なるが、2種類の「ヒュンダイ・カッパエンジン」(直列3気筒 1.0Lと直列4気筒 1.25L)がラインナップされ、ガソリン仕様のみならずLPG仕様やバイフューエル仕様も用意される。

2011年1月24日:韓国にて新型「モーニング」発表。エンジンは1.0Lのみ。6エアバッグ全車標準装備はクラス初となる。また、韓国車最多の10種の外装色が用意される。

2011年3月2日ジュネーヴモーターショーで欧州デビュー[3]

2011年3月23日:バンコク国際モーターショーでタイ仕様の「ピカントK1」が発表される[4]

3代目 (2017年-)

ピカント
JA型

概要
製造国 韓国


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:23 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef