ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: リミックス
Guardians of the Galaxy Vol. 2
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監督ジェームズ・ガン
脚本ジェームズ・ガン
原作ダン・アブネット
アンディ・ランニング
『ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー』
製作ケヴィン・ファイギ
製作総指揮ルイス・デスポジート
ヴィクトリア・アロンソ
ジョナサン・シュワルツ
ニコラス・コルダ
スタン・リー
出演者クリス・プラット
ゾーイ・サルダナ
デイヴ・バウティスタ
ヴィン・ディーゼル
ブラッドリー・クーパー
マイケル・ルーカー
カレン・ギラン
ポム・クレメンティエフ
エリザベス・デビッキ
クリス・サリヴァン
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(原題: Guardians of the Galaxy Vol. 2)は、2017年のアメリカ合衆国のスーパーヒーロー映画。マーベル・コミックのスーパーヒーローチーム「ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー」をベースにジェームズ・ガンが監督・脚本を務め、クリス・プラット、ゾーイ・サルダナ、デイヴ・バウティスタらが出演する。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014年)の続編で「マーベル・シネマティック・ユニバース」(MCU)の15作目の作品である。マーベル・スタジオ製作、ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ配給。 惑星ザンダー
ストーリー
あるとき彼らはソヴリン人の女王アイーシャ(英語版)からの依頼で、宇宙怪獣アビリスクからアニュラクス・バッテリーの施設を守る任務に就く。仕事に成功したガーディアンズは報酬として、行方をくらませていたガモーラの義妹ネビュラの身柄を引き取り[注釈 1]、ザンダーに送り届けて報奨金を受け取ろうとする。ところが道中でロケットがアニュラクス・バッテリーをくすねていたことが分かり、ガーディアンズらが乗る宇宙船ミラノ号はソヴリンの艦隊に襲撃されてしまう。絶体絶命の危機に陥った一同だったが、突然現れた謎の宇宙船がソヴリンの艦隊を撃破したことで、ミラノ号は何とか惑星ベアハートに不時着する。謎の宇宙船から現れた宇宙人エゴ(英語版)は、クイルの父を名乗り、世話係のマンティスと共にガーディアンズ一行を自らの星に招待する。半信半疑ながらもクイルとガモーラ、ドラックスはエゴの招待を受けることになり、ロケットとグルートにミラノ号の修理とネビュラの監視を任せ、エゴの星へと向かう。
一方、艦隊を撃破されたアイーシャは、ガーディアンズ逮捕のためヨンドゥ・ウドンタ率いるラヴェジャーズを雇う。ラヴェジャーズはロケットとグルートを捕獲するが、ヨンドゥは自分が育てたクイルの追跡に関しては弱気になり、これに対し不満を抱いたテイザーフェイス(英語版)一派は反旗を翻す。ヨンドゥは、グルートを唆して自由になっていたネビュラに倒され、彼女はその礼だった宇宙船で単身ガモーラを追跡する。投獄されたヨンドゥは、密かに反乱へ反対していたクラグリンとベイビー・グルートに、ヤカの矢の操縦装置であるフィンを取りに行かせ、ロケットたちと共闘してテイザーフェイス派を抹殺し、4人でエゴの星へと向かう。
セレスティアル(英語版)(天人)のエゴは、自らの意識で美しい惑星を作り、他の生命体を探して旅に訪れた地球で、人間の姿をとってクイルの母メレディスと恋に落ちたと語る。ヨンドゥはクイルをエゴの元に届けるために雇われたが、何故か身柄は引き渡されず、エゴは長年クイルのことを探していた[注釈 2]のだった。半信半疑だったクイルも、自身がエゴのような造型能力を使いこなせることで彼の息子であると自覚するが、やがて母の死はエゴのせいだったと知り、怒りを露わにする[注釈 3]。クイルが思い通りにならなかったことに憤ったエゴは、クイルを惑星「拡張」のエネルギー源にしようとし、クイルが大切にしていたウォークマンを破壊する。一方、ガモーラとネビュラはエゴの星の片隅で大量の骸骨を見つけ、マンティスから「エゴの思い通りにならなかったために殺された彼の子どもたち」であることを聞き出す。
ガモーラたちは駆けつけたロケットたちと合流し、エゴを倒すための共闘を始める。ロケットは盗み出したアニュラクス・バッテリーで時限爆弾を作り、グルートを使って惑星中心にあるエゴの「脳」へ仕掛けさせる。