ガンダムビルドファイターズ
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ガンダムビルドファイターズ
ジャンル
SFホビーロボット萌えアニメ子供向けアニメ
アニメ:ガンダムビルドファイターズ
原作矢立肇富野由悠季
監督長崎健司
シリーズ構成黒田洋介
脚本黒田洋介
キャラクターデザイン大貫健一
ヤスダスズヒト(協力)
メカニックデザイン大河原邦男、阿久津潤一
石垣純哉海老川兼武
寺岡賢司
音楽林ゆうき
アニメーション制作サンライズ
製作テレビ東京創通、サンライズ
放送局テレビ東京系列ほか
放送期間2013年10月7日 - 2014年3月31日
話数全25話
アニメ:ガンダムビルドファイターズ GMの逆襲
原作矢立肇、富野由悠季
監督長崎健司
シリーズ構成黒田洋介
脚本黒田洋介
キャラクターデザイン大貫健一
ヤスダスズヒト(協力)
メカニックデザイン大河原邦男、阿久津潤一
石垣純哉、海老川兼武
寺岡賢司
音楽林ゆうき
アニメーション制作サンライズ
製作創通、サンライズ
配信サイトAmazonプライム・ビデオほか
配信期間2017年8月25日 - 同日
テンプレート - ノート
プロジェクトアニメ
ポータルアニメ

『ガンダムビルドファイターズ』(: GUNDAM BUILD FIGHTERS)は、2013年10月7日から2014年3月31日までテレビ東京系列ほかにて放送された日本テレビアニメ。戦争や軍事をあつかってきた従来のガンダムシリーズとは異なり、現実にバンダイから市販されているガンプラとそれを用いた架空のシミュレーション競技「ガンプラバトル」をテーマとしている。

当記事では、2017年8月25日に配信されたオリジナルストーリー『ガンダムビルドファイターズ GMの逆襲』の解説も行う。続編『ガンダムビルドファイターズトライ』 (GBF-T)や、世界観を一新した『ガンダムビルドダイバーズ』は、該当項目を参照。
製作

2013年7月2日に開催された「ガンダム新作映像企画」の発表会で、主要スタッフや主要登場人物、テレビ放送についての詳細が発表された[1]

2004年に放送された『SDガンダムフォース』や、2010年に放送された『SDガンダム三国伝 BraveBattleWarriors』など2000年以降のガンダムシリーズではCGの導入率が上がり、スペースコロニーや戦艦だけでなくMSもCGで描くことが増えているが、本作ではアニメーターによる手描きメカを重視するサンライズ第3スタジオのもと、『機動戦士ガンダム00』や『機動戦士ガンダムAGE』への参加経験をもち、メカ描写を得意とするスタッフが数多く参加している。第1作1クール目や第2作1クール目のオープニングアニメーションの絵コンテ・演出も『AGE』のキオ編オープニングを担当した大張正己が担当しており[注 1]、のちに大張は『バトローグ』で監督も務めている。
企画の経緯

プロデューサーを務めた小川は、本作の企画はバンダイホビー事業部から「ガンプラのアニメを作りたい」という依頼を受けたことから始まったと述べている。スタッフの人選を任された小川は、『機動戦士ガンダム00』での評価が高かった長崎健司と、同作および『模型戦士ガンプラビルダーズ ビギニングG』を手がけた脚本家の黒田洋介に、本作のメインスタッフ就任を依頼した。長崎と黒田は『ガンダム00』制作後、また一緒に仕事をしようと話し合っていた仲であったことも、今回の抜擢の理由の1つであった。小川は本作を作る際に題材がガンプラである以上、従来のガンダムシリーズのように死人が出たり、世界について議論するような内容にはしたくなかったと述べている。これについては長崎も同じ気持ちであったという[2]

本作が小中学生をターゲット層としたことについて、小川は『機動戦士ガンダムAGE』での経験を踏まえ、バトルをカッコ良くすることと、今までのガンダムシリーズを知らなくても視聴できるように、シンプルな設定とわかりやすいストーリーになるよう心がけたと述べている。特に設定については、従来のガンダムシリーズでは二足歩行兵器という特性上、その設定は複雑なものになりがちであったが、本作は兵器ではなくガンプラをあつかうためにプラフスキー粒子という設定を立案し、これに集約させることにした。これは『ダンボール戦機』を子供たちが違和感を持つことなく、その設定を受け入れているところから着想したという[2]。黒田は本作の依頼を受けたとき、「ガンプラ大会」と「プラフスキー粒子」という根幹設定がすでにできあがっていたと述べている。
GUNDAM BUILD _EXTRA BATTLE PROJECT

2017年5月7日に、シリーズ公式サイト更新とともに発表[3]。同年8月25日より第1作の完全新規オリジナルストーリーである『ガンダムビルドファイターズ GMの逆襲』が配信された[4]
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この節の加筆が望まれています。

本作のビジネス的な評価を小川が聞いたのは、2014年初頭のことであった。結果は、ビルドストライクガンダムが2013年でもっとも売れたガンプラとなった。旧来の支持層に加え、新規層の購入もあったという。また、ベアッガイIIIが予想外に好評で、欠品状態にもなったと述べている[5]。翌年以降もガンプラの売れ行きは順調に伸び、amazonランキングでも関連商品が上位に着くほどの売れ行きを記録した。本作の売れ行きが好調である点については、メカニックデザイナーの石垣純哉が自身のツイート[6]で触れている他に、バンダイナムコホールディングス代表取締役社長の石川祝男が、本作が小学生男児の心をつかみ、新たなガンプラブームを巻き起こしているのでファン層をさらに拡大していきたいと、述べている[7]。『グレートメカニックG 2015SPRING』ではバンダイホビー事業部の馬場俊明は、本作について当初想定していた以上の結果が出ていると述べている[8]
あらすじ
『ガンダムビルドファイターズ』
とある世界の近未来。そこは現実世界とおおむね同じだが、大きく異なる点があった。プラスチックに反応して外部から動かせる特質を有した「プラフスキー粒子」と、この粒子を使ってガンダムシリーズのプラモデル「ガンプラ」を遠隔操作して戦わせるシミュレーションゲーム「ガンプラバトル」の存在である。ガンプラバトルは世界中に愛好者がおり、世界大会も毎年開催されている。その優勝者は、愛用したガンプラとともに名前を全世界へ轟かせる。これは、そんな世界で繰り広げられるガンプラバトルに熱き魂を燃え上がらせる人々の物語である。ガンプラ好き少年のイオリ・セイは、ガンプラ作りは得意だが操縦は下手で、バトルも敗退続きだった。ある日、天才的な操縦技術を有するうえに異世界「アリアン」の王子を自称する少年のアリーア・フォン・レイジ・アスナと出会い、紆余曲折の末に自分がガンプラを作る「ビルダー」の担当、レイジがガンプラを操縦する「ファイター」の担当としてコンビを組んだセイは、試行錯誤の末に作り上げたガンプラ「ビルドストライクガンダム」でガンプラバトル選手権に出場することになる。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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